香美市の野中神社(お婉堂)に出かけていました。
ここは、前から気になっていたスポットなのです。
時代は遡り、江戸時代の家老野中兼三の娘「婉さん」が
家族の供養に建築したとという神社です。
大原富枝さんの「婉という女」に登場するこの方、
4歳から40年間も宿毛に幽閉されていたそうです。
しかし、幽閉がとけた後は、家族のために「野中神社」を立てて
この地にて、医師として頑張っていたそうな。
なにか働く女性として心を動かされます。
<神社にあった歌碑>
「うき雲はいつしか晴れて野に山にみのりの秋を照らす月かげ 野中 婉」