10月1日(土)・10月2日(日)の2日間(1泊2日)、日間賀島へ向けてサイクリングに行ってきました。このサイクリングは5年生・6年生の子ども達、そして指導員・親が参加(サポート)します。
子ども達は夏休みの期間、練習走行で事前に往復20km程度の予備サイクリングを行っていますが、今回の行程は往復約80kmと次元が違います。
果たして、本番のサイクリングは・・・・・?
【10月1日(土曜日)】
前日夜の雨模様から、サイクリング当日も雨合羽を着てのサイクリングを覚悟していましたが、朝になり天候は曇り空で、雨はやんでいます。
集合の8:00になり続々と子ども達が集まってきますが、その表情は若干緊張・不安気味・・?
しかし、走り始めてからは快調に進みます。
天白川沿いの広い道を走り、千鳥橋を渡ると国道沿いをひたすら南に国道沿いを進みます。途中のチェックポイントの休憩所で各々水分補給やアイスクリームを食べたりとリラックスムードです。
しかし再び走り始めると顔つきは真剣そのもの。下り坂では「こがなくても進むから楽~勝!!」とグイグイスピード上げて進みますが、当然、下り坂があればその後は上り坂が待っています。それでも激しい上り坂も立ちこぎをしながらでも越えていきます。
実はこの上り坂は子ども達よりも大人の顔の表情が厳しいです。(;´^д^`)ゞ
フェリー乗り場である「河和港」まで近づくと道は海沿いへと変わり、景色が一変。海風が心地よいです。この頃になると出発時には曇っていた天候も晴れ間が見えてきました。
途中、若干の転倒トラブルもありましたが、大きなけがもなくフェリー乗り場に到着です。
河和港の事務所に自転車を置き、ここからはフェリーで日間賀島へ渡ります。
フェリーは「みはらし台学童様 御一行」で貸し切りです。フェリーでの移動中、真っ先に全員で展望席へいきます。また、そこからの眺めは最高です。
帽子やタオルが飛ばされそうなくらい風が強いですが、ここまでの疲れを吹き飛ばしてくれる位の展望360度の開放感、そして爽快感です。
日間賀島到着し、旅館に荷物を下ろした後、釣りをしたり、島を散策したりと自由な時間を過ごします。
魚釣りは当初は誰も釣れず状態・・・でしたが、日も沈みかけた頃になりぽつぽつを釣れ始めました。中には、魚ではなくカニが釣れた(引っかかった?!)ことも。
(釣った魚は旅館で煮付けにしてもらい、みんなで美味しく頂きました)
そして、夜の宴会のメインは「テッサ盛り(ふぐ)」です。大人の皆さんはこれのために、頑張ってここまで来ました。(嬉〃∀〃)ゞ
また、日間賀島名物の「たこ」も美味しく堪能し初日の行程は終了です。
【10月2日(日)】
まだ、太陽も登りきらない早朝5:30。
朝から子ども達は釣りへ出発します。また、島を散策していると”ハイジのブランコ”なるものがあり、それに挑戦したりと、前日の疲れも感じられず、早朝からみな元気に活動してます。
帰りも行きと同様に貸し切りのフェリーに乗り河和港に戻ります。
この日、名古屋の最高気温が29.3℃と晴天の中、太陽光線がジリジリと暑いですが、それでも自転車はこぎ続けます。
行きと同じ道を戻り、再び走るためコースが想定でき若干気持ちの余裕がありますが、ココにきて前日の疲れが下半身を襲います。
やはり、坂道を上がる表情は・・・ヾ(´゚Д゚`;)ゝ
そして、休憩のコンビニでは“ガリガリ君”を食べ、再度気持ちを奮い立たせます。
また、帰り道の途中の矢勝川堤では「ごんの秋まつり」が行われており、川沿い一面に彼岸花が咲いています。
疲れても、大変でも、自転車をこぎ続け、見慣れた風景が見えてくると気持ちもホッとします。ゴール間近の天白川沿いを走行しますが、夕日に映えた子供たちの姿は大きく成長した様子です。
このサイクリングは往復約80kmと、普通に生活をしている小学生では経験できない距離を走ります。決して楽な行程ではありませんが、指導員や親が万全なサポートをし、全員が無事完走できました。
自分の力で達成できた結果、仲間と達成できた結果は、今後の子供たちにとって生活の中で“糧”となってくれるものだと思います。
みなさん、お疲れ様でした!