10月19日20日、毎年恒例の高学年サイクリングの日がやってきました。
このサイクリングは学童の5・6年生が参加出来る行事で、今年は昨年に続き自転車で内海(片道50キロ!)を目指します。
子どもも大人もこの日を楽しみにしていたのですが、本番数日前にまさかの雨予報。しかも1日目が雨で2日目は晴れ。
うーんどうする?
前日父母が集まり緊急ミーティング。
2日目の自転車走行にかけて、初日に車で自転車を宿まで運んでしまおうというアイデアが。5台の車で自転車を運びます。
結局初日はなかなか落ちてこない雨を恨めしく思いながら、全員車で内海までドライブ。
陽が落ちるまで釣りを楽しむことになりました。魚釣りをするのが初めての子どももいっぱい釣って大満足。
宿ではタイやヒラメの舞い踊りさながら沢山のご馳走がならんで大人も子どもも話が弾みます。
そして翌朝、子ども達はまだ暗いうちから大人を起こして釣りに向かいます。
今日は名古屋まで自転車で走るというのに元気なこと。
普段もこれくらいパパっと起きてほしいものです。
しっかり朝御飯を食べていよいよ走行です。天気は快晴、風もそよそよで好条件。
宿を出てしばらくは左手に海を眺めながらの快適な走行で、途中車道を走る所はみんなフラフラしないように緊張しながらハンドルを握ります。
海岸線の道ではおそらく先週の台風で吹かれてきた砂がたんまりで走行不能、押して歩く場面もありました。
このサイクリングは色々な場所で適宜休憩があり、アイスやお菓子、ドリンクでスタミナ補給。
お昼もショッピングセンターのフードコートで気に入ったモノを食べます。
平坦な道は平気な子も急な坂道ではスピードダウン。でも足を止めることなくこぎ続けます。ガンバレ~!
自転車という乗り物は当然ながらこいだ分だけ着実に進むわけで、最初は無理かなと思う距離でもみんなで声をかけあい、
いろんな景色を見ながらこぎ続けると、ぐんぐんと距離を伸ばしていけるのです。
普段は走ったこともない街並みを走り抜け、時にはおしゃべりを楽しみながらひたすらペダルを踏む。
途中で待っててくれるサポートチームの声援のおかげもあってゴールもだんだん近づいてきます。
太陽もいくぶん落ちかけた頃、名古屋までたどり着きました。秋の祭礼を横目に見ながら天白川を北上します。
もう勝手知ったる道です。
無事に一人も脱落することなく帰ってきました。子ども達もきっと満足感に包まれていることでしょう。
自分を褒めてあげたい大人もきっといるにちがいありません。
本当にみんなお疲れさまでした。
・・・・・何人かは筋肉痛に襲われたことはナイショです。