ピンポーン。
ドアチャイム。夜、強襲を受ける。
案の定、魚眼レンズの向こうには、あの男の姿があった。
ロックを解除して、のろのろとドアを開ける。と、ようと手をかざした。
「久しぶり」
「……いきなり、ながやな。いっつも」
ことさら無愛想に掛水は迎える。
アパートの玄関口に立っているのは吉門。晩春だが、もう初夏の装いだ。
一陣の風が開いたドアから一人住まいに紛れ込む。
「ご挨拶やにゃ」
心外そうに吉門は肩をすくめた。入ってもいい?とも訊かず、靴脱ぎでシューズを脱ぐ。
「携帯に今から行ってもえいかや、らぁて。質問やのうて。決定事項やにゃいつも」
ぷりぷりしながらそれでも掛水は部屋の中をざっと片し始める。
多紀と付き合うようになってから、掃除は割とするようになったので、出し抜けの吉門の訪問にも一応対応できている。雑然とした印象は拭いえないが、むさくるしい感じはしない。
「まあそうへそ曲げなや。たまにアンタの顔見に来んとな」
掛水は床に広がった雑誌を取り上げていた手を止めた。部屋に上がりこんだ吉門を見やる。
「なんで」
タメ口が次第に身についてきたと自覚はある。吉門はに、と頬を歪めるような独特の笑みを見せた。
「そりゃあアンタはちょっと目を離した隙に、すぐかっこよくなるき」
「吉門さん!」
「はは。目くじら立てんとほら、差し入れ」
すっと吉門が小脇から差し出したのは、純米酒。一級品の。
あまり酒が強くない掛水でさえ、それが名品だということは分かる。
「こ、これって」
はずみで受け取って、しげしげとラベルを眺める。これは、高価な代物だ。
「ああ。うちには親父のつてでこんなが沢山集まるき。蔵から一本失敬してきた。もらってくれ」
「でも俺、下戸に近いっていうか。勿体ないき。こんなええ酒もろうても」
「お前にだけやる訳ないだろ。置いておけば俺が大概飲むし、」
「ボトルキープかや!っていうか入り浸る前提の話やろうがそれ」
思わず噛み付くと短く吉門が声を上げて笑った。
ひどく珍しい、と思うまもなく次の爆弾。
「そうかりかりすなや。多紀ちゃんだって来るがやろ。そんときに二人で飲ればいい」
な? と目で一升瓶を示す。
瓶を抱えながら、親戚の赤ん坊をおばちゃんに不意に抱かせられたような困り顔を掛水はした。
口ではこの男にはかなわない。何言うたち無駄やき。
でも口以外でも……、そう思うと余計にへこんだ。
吉門が結婚して数ヶ月が経った。
自分が、多紀とつきあうようになってからも、割と。
おもてなし課に今でも吉門はコンサルタント的役割で不定期に顔を出してくれる。しかし例の新聞連載がとうとう始まって、評判も上々。執筆が立て込んでいるのか、以前ほど県庁に顔を出す機会は減った。
本業が成功しているということなのだろうが、今のプロジェクトの初めの初めから関わってくれている吉門の存在感が希薄になるのはやはり掛水としては寂しいところだった。
こんな弱音みたいなこと、清遠・佐和親子に知られたら、どやされるに決まっているが。
「どうです、佐和さんは」
お猪口なんていう気の利いたものがあるはずがないので100均でそろえたコップに酒を注いだ。
「あー元気。お陰さんで。最近とみに幸せそうで」
くいと呷ってしれっと惚気る。自分にはできない芸当だと掛水は吉門が持ち込んだ酒ではなく、発泡酒の缶を傾けながら思った。
なんで飲まんがや、そう訊かれて「あんたとはなから差しで日本酒飲みよったら話し相手がおらんなるろう。それでえいき」と一喝。みみっちいが、発泡酒で最初はペースセーブのつもりだ。
「よかったがですか。ほんとに、その、お式とか」
酒の力を借りて、訊いてみたかったことを口にした。
座卓の向こうに胡坐をかいて座る吉門はああ、と気の無い返事をした。
「俺はやろうやって言うたが。あいつがどうしても要らんって言うき」
意固地やにゃ。大概。そう言ってコップ酒を呷る。
「なんか勿体ないですね。佐和さん、きっとドレスとかすごく似合ったと思います」
吉門と佐和は披露宴や式は挙げずに婚姻届で結婚を済ませた。
はじめ掛水はそれを知らされておらず、おもてなし課に吉門が取材の名目でふらりと現れたとき、「そう言えば佐和さんお元気ですか」と訊くと、「あ、結婚した」と答えられ仰天した。
目を剥いて食ってかかった。
「いつ!いつの間にそんなんなっちゅうがや」
吉門はつばのしぶきがかかるのを避けながら、指を折ってのんきに答えた。
「ん。一週間、前になるのか。もう」
「なんで言ってくれんがですか水臭い!」
「隠してたわけじゃない。言いそびれちょったがよ」
そんな大事なこと言いそびれるってありますか。信じられん。
そんな怒ることないろ。
怒っちょりません。ただ情けないがです。
情けない? なんでそうなるが。
おもてなし課の入り口で喧々諤々が始まり、なんやどうしたがと下元までもが覗きに来る羽目になったことは記憶に新しい。
その後は掛水が強引に吉門を連れ出し、遅ればせながら結婚祝賀会を行った。県庁近くの居酒屋にスタッフ総出で繰り出して、呑めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。もちろん多紀も参加した。
残念ながら、再三呼んでも佐和は現れなかった。まあ、彼女にしてみれば遺恨ある県庁職員と膝を交えて呑むというわけにもいかないのだろう。
それでも、「掛水に飲みの量で負けたら承知せんき」と吉門に携帯で発破をかけるところを見ると、亭主が県庁の職員と近しくするのは容認の方向である、ということらしい。
雪融けは、そう遠くないのかもしれない。そんなことを多紀と話していた。
そんな矢先の、吉門の電撃自宅訪問。
行動が予測しづらいことこの上ない男は仏頂面でじろと掛水を睨んだ。
「アンタに言われんでもあいつがウェディングドレス似合うがはわかっちゅう。佐和は子供の頃から何を着ても似合うやつやし」
「……せめて記念写真とかだけでも」
「写真かあ。あいつ、それも苦手ながよ」
そういう吉門だって著作に近影は載せたことがない。それを知っているだけに、うっかり笑みを漏らしそうになった。でも、
「いずれな。そういうのはあいつがもう少し落ち着いてからでもえいがよ。今は一緒に暮らせるだけで俺らは満足やき」
ストレートすぎてからかうタイミングを逸する。
……こういうところは、やっぱりかなわんにゃ。掛水は素直に白旗をあげる。
発泡酒をごくりと喉に押し込み、
「よかったです。幸せそうで」
本心からそう伝えた。
血のつながらない連れ子の兄弟。その婚姻となると、世間の目が厳しいところもあるだろう。地元で民宿を経営していることもあり、華々しい式や宴を固辞した佐和の気持ちはなんとなく分かる気がした。
でも、彼女の心情を一番理解しているのは間違いなく目の前のこの男で。
もどかしさといくばくかの申し訳なさ、それをしのぐ愛情深さをもって新妻と接しているのだろうことが今までの短いやり取りの中でも十分窺えた。
「幸せよ。お前はどうながな」
こともなげに吉門は言って返す刀で訊く。
「え」
「多紀ちゃんと。もうしたがか?」
「――」
あまりにもあけすけない問いに掛水は絶句する。
いきなりこう振るんか! 動揺しながら口を何度かぱくぱく開閉させて、
「そ、それはプライヴェートですき。いくらなんでも吉門さんでもっ」
「別にいつしたとかどうやってしたとか聞きゆうわけじゃないやんか。したかどうかってだけや」
「そそそそそ、そんなん当たり前です。ど、どうやってとか訊くか普通!」
「……怒鳴りなや。せっかくの酒が不味くなる」
「す、すみません。でもっあんまアンタがあけすけなく聞くきやろ!親しき仲にも礼儀ありちゅう言葉を知らんがですか」
「知っちゅうけど。まだだと多紀ちゃんかわいそかなって。あんなに健気にアンタのこと思い続けちょったに」
「もう彼女を可哀相なことにはさせてませんから。ご心配なく」
うっかり、売り言葉に買い言葉で。言ってしまった。
はたと気づいて口を手で押さえるも、時既に遅し。
吉門はにっこりと笑った。眼鏡の奥で。割とハイペースで飲んでいるのに顔色一つ変えていない。かなりの酒豪と見た。
「そうか。したがか」
「~~~~」
自爆った。もうこれ以上は自分からは何も言うまい。からかいのネタを提供することは決して。
と思いつつ話題を変えるつもりでさらに深追いしてしまう。掛水ならではの合わせ技だ。
「よ、吉門さんはどうながです。佐和さんとは」
「俺? 毎日しゆうよ。新婚やし」
さらりと、今口にしている酒よりも軽やかに吉門は返す。
「ま。毎日……?」
掛水の手が止まる。目を見開いて、正面に座する吉門をまじまじと見つめた。
つまみのイカ燻製に手を伸ばしながら、吉門は、
「毎日抱きゆう。歯止めがきかんき」
と抑揚の無い声でぽつりと呟いた。
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案の定、魚眼レンズの向こうには、あの男の姿があった。
ロックを解除して、のろのろとドアを開ける。と、ようと手をかざした。
「久しぶり」
「……いきなり、ながやな。いっつも」
ことさら無愛想に掛水は迎える。
アパートの玄関口に立っているのは吉門。晩春だが、もう初夏の装いだ。
一陣の風が開いたドアから一人住まいに紛れ込む。
「ご挨拶やにゃ」
心外そうに吉門は肩をすくめた。入ってもいい?とも訊かず、靴脱ぎでシューズを脱ぐ。
「携帯に今から行ってもえいかや、らぁて。質問やのうて。決定事項やにゃいつも」
ぷりぷりしながらそれでも掛水は部屋の中をざっと片し始める。
多紀と付き合うようになってから、掃除は割とするようになったので、出し抜けの吉門の訪問にも一応対応できている。雑然とした印象は拭いえないが、むさくるしい感じはしない。
「まあそうへそ曲げなや。たまにアンタの顔見に来んとな」
掛水は床に広がった雑誌を取り上げていた手を止めた。部屋に上がりこんだ吉門を見やる。
「なんで」
タメ口が次第に身についてきたと自覚はある。吉門はに、と頬を歪めるような独特の笑みを見せた。
「そりゃあアンタはちょっと目を離した隙に、すぐかっこよくなるき」
「吉門さん!」
「はは。目くじら立てんとほら、差し入れ」
すっと吉門が小脇から差し出したのは、純米酒。一級品の。
あまり酒が強くない掛水でさえ、それが名品だということは分かる。
「こ、これって」
はずみで受け取って、しげしげとラベルを眺める。これは、高価な代物だ。
「ああ。うちには親父のつてでこんなが沢山集まるき。蔵から一本失敬してきた。もらってくれ」
「でも俺、下戸に近いっていうか。勿体ないき。こんなええ酒もろうても」
「お前にだけやる訳ないだろ。置いておけば俺が大概飲むし、」
「ボトルキープかや!っていうか入り浸る前提の話やろうがそれ」
思わず噛み付くと短く吉門が声を上げて笑った。
ひどく珍しい、と思うまもなく次の爆弾。
「そうかりかりすなや。多紀ちゃんだって来るがやろ。そんときに二人で飲ればいい」
な? と目で一升瓶を示す。
瓶を抱えながら、親戚の赤ん坊をおばちゃんに不意に抱かせられたような困り顔を掛水はした。
口ではこの男にはかなわない。何言うたち無駄やき。
でも口以外でも……、そう思うと余計にへこんだ。
吉門が結婚して数ヶ月が経った。
自分が、多紀とつきあうようになってからも、割と。
おもてなし課に今でも吉門はコンサルタント的役割で不定期に顔を出してくれる。しかし例の新聞連載がとうとう始まって、評判も上々。執筆が立て込んでいるのか、以前ほど県庁に顔を出す機会は減った。
本業が成功しているということなのだろうが、今のプロジェクトの初めの初めから関わってくれている吉門の存在感が希薄になるのはやはり掛水としては寂しいところだった。
こんな弱音みたいなこと、清遠・佐和親子に知られたら、どやされるに決まっているが。
「どうです、佐和さんは」
お猪口なんていう気の利いたものがあるはずがないので100均でそろえたコップに酒を注いだ。
「あー元気。お陰さんで。最近とみに幸せそうで」
くいと呷ってしれっと惚気る。自分にはできない芸当だと掛水は吉門が持ち込んだ酒ではなく、発泡酒の缶を傾けながら思った。
なんで飲まんがや、そう訊かれて「あんたとはなから差しで日本酒飲みよったら話し相手がおらんなるろう。それでえいき」と一喝。みみっちいが、発泡酒で最初はペースセーブのつもりだ。
「よかったがですか。ほんとに、その、お式とか」
酒の力を借りて、訊いてみたかったことを口にした。
座卓の向こうに胡坐をかいて座る吉門はああ、と気の無い返事をした。
「俺はやろうやって言うたが。あいつがどうしても要らんって言うき」
意固地やにゃ。大概。そう言ってコップ酒を呷る。
「なんか勿体ないですね。佐和さん、きっとドレスとかすごく似合ったと思います」
吉門と佐和は披露宴や式は挙げずに婚姻届で結婚を済ませた。
はじめ掛水はそれを知らされておらず、おもてなし課に吉門が取材の名目でふらりと現れたとき、「そう言えば佐和さんお元気ですか」と訊くと、「あ、結婚した」と答えられ仰天した。
目を剥いて食ってかかった。
「いつ!いつの間にそんなんなっちゅうがや」
吉門はつばのしぶきがかかるのを避けながら、指を折ってのんきに答えた。
「ん。一週間、前になるのか。もう」
「なんで言ってくれんがですか水臭い!」
「隠してたわけじゃない。言いそびれちょったがよ」
そんな大事なこと言いそびれるってありますか。信じられん。
そんな怒ることないろ。
怒っちょりません。ただ情けないがです。
情けない? なんでそうなるが。
おもてなし課の入り口で喧々諤々が始まり、なんやどうしたがと下元までもが覗きに来る羽目になったことは記憶に新しい。
その後は掛水が強引に吉門を連れ出し、遅ればせながら結婚祝賀会を行った。県庁近くの居酒屋にスタッフ総出で繰り出して、呑めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。もちろん多紀も参加した。
残念ながら、再三呼んでも佐和は現れなかった。まあ、彼女にしてみれば遺恨ある県庁職員と膝を交えて呑むというわけにもいかないのだろう。
それでも、「掛水に飲みの量で負けたら承知せんき」と吉門に携帯で発破をかけるところを見ると、亭主が県庁の職員と近しくするのは容認の方向である、ということらしい。
雪融けは、そう遠くないのかもしれない。そんなことを多紀と話していた。
そんな矢先の、吉門の電撃自宅訪問。
行動が予測しづらいことこの上ない男は仏頂面でじろと掛水を睨んだ。
「アンタに言われんでもあいつがウェディングドレス似合うがはわかっちゅう。佐和は子供の頃から何を着ても似合うやつやし」
「……せめて記念写真とかだけでも」
「写真かあ。あいつ、それも苦手ながよ」
そういう吉門だって著作に近影は載せたことがない。それを知っているだけに、うっかり笑みを漏らしそうになった。でも、
「いずれな。そういうのはあいつがもう少し落ち着いてからでもえいがよ。今は一緒に暮らせるだけで俺らは満足やき」
ストレートすぎてからかうタイミングを逸する。
……こういうところは、やっぱりかなわんにゃ。掛水は素直に白旗をあげる。
発泡酒をごくりと喉に押し込み、
「よかったです。幸せそうで」
本心からそう伝えた。
血のつながらない連れ子の兄弟。その婚姻となると、世間の目が厳しいところもあるだろう。地元で民宿を経営していることもあり、華々しい式や宴を固辞した佐和の気持ちはなんとなく分かる気がした。
でも、彼女の心情を一番理解しているのは間違いなく目の前のこの男で。
もどかしさといくばくかの申し訳なさ、それをしのぐ愛情深さをもって新妻と接しているのだろうことが今までの短いやり取りの中でも十分窺えた。
「幸せよ。お前はどうながな」
こともなげに吉門は言って返す刀で訊く。
「え」
「多紀ちゃんと。もうしたがか?」
「――」
あまりにもあけすけない問いに掛水は絶句する。
いきなりこう振るんか! 動揺しながら口を何度かぱくぱく開閉させて、
「そ、それはプライヴェートですき。いくらなんでも吉門さんでもっ」
「別にいつしたとかどうやってしたとか聞きゆうわけじゃないやんか。したかどうかってだけや」
「そそそそそ、そんなん当たり前です。ど、どうやってとか訊くか普通!」
「……怒鳴りなや。せっかくの酒が不味くなる」
「す、すみません。でもっあんまアンタがあけすけなく聞くきやろ!親しき仲にも礼儀ありちゅう言葉を知らんがですか」
「知っちゅうけど。まだだと多紀ちゃんかわいそかなって。あんなに健気にアンタのこと思い続けちょったに」
「もう彼女を可哀相なことにはさせてませんから。ご心配なく」
うっかり、売り言葉に買い言葉で。言ってしまった。
はたと気づいて口を手で押さえるも、時既に遅し。
吉門はにっこりと笑った。眼鏡の奥で。割とハイペースで飲んでいるのに顔色一つ変えていない。かなりの酒豪と見た。
「そうか。したがか」
「~~~~」
自爆った。もうこれ以上は自分からは何も言うまい。からかいのネタを提供することは決して。
と思いつつ話題を変えるつもりでさらに深追いしてしまう。掛水ならではの合わせ技だ。
「よ、吉門さんはどうながです。佐和さんとは」
「俺? 毎日しゆうよ。新婚やし」
さらりと、今口にしている酒よりも軽やかに吉門は返す。
「ま。毎日……?」
掛水の手が止まる。目を見開いて、正面に座する吉門をまじまじと見つめた。
つまみのイカ燻製に手を伸ばしながら、吉門は、
「毎日抱きゆう。歯止めがきかんき」
と抑揚の無い声でぽつりと呟いた。
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