『おれは男だ!』(おれはおとこだ)は、津雲むつみの漫画。また、それを原作として森田健作主演により日本テレビ系列で1971年から1972年にかけて放映されたテレビドラマ。
1987年にはテレビドラマの後日談として実写映画『おれは男だ! 「完結編」』(おれはおとこだ かんけつへん)も公開された。2009年には、ドラマ版を元にしたパチンコが登場した。
1971年2月21日から1972年2月13日まで、毎週日曜日20:00から20:56の時間帯で放映された。全43話、カラー作品。
キャッチコピーは「女と男のユーモア学園」。原作とは登場人物、ストーリー展開、ラストに違いが見られる。主役に抜擢された森田健作の代表作となり、青春スターとして人気を確立した。このドラマ上での森田の剣道着姿や台詞(オ〜イ、吉川くん!等)、口調を物真似される事もある。共演した同じ大田区出身の志垣太郎、そしてかねてより松竹映画で共演し顔馴染みだった早瀬久美とは友人関係であり、現在でも親交がある。
第1話には、原作者の津雲むつみ(放送当時19歳)本人が女子生徒役でカメオ出演しており、男子生徒のイラストを描いている場面を披露している。劇中に当時の流行歌が多く使用され、人気歌手を始め若手、ベテラン俳優も数多くゲスト出演する。またレギュラー、準レギュラー出演者も多彩な顔ぶれであった。現在でも知名度が高い人気作品である。