トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「BS1112は安全ブレーカーHB型」の巻

2021年12月06日 | 店主
休日の朝はのんびりと…


とはいかず


お得意様から朝一で修理依頼


「冷蔵庫が壊れたみたい、電気が点かないからすぐに見に来て欲しい」



ちょっと慌てた様子でして



「まず、ブレーカーを確認していただけませんか?、小さい方のブレーカーで下にさがったところがあれば上げてみてください」









「あっ、ありました。」







レバーを上げる






「上にあげても止まりません」



そんな場合は2つの原因が考えられますね


1、コンセントに挿している電気製品がショートしている


2、ブレーカーが壊れている



応急処置をしていただくために


「とりあえず延長コードがあれば、他のコンセントに繋いでみてください、これから支度をしてお伺いさせていただきます」



で、訪問








切れているブレーカーを入れてみますが手応えがありません


明らかにブレーカーの故障でした。






常備しているパナソニックの小型安全ブレーカー(BS1112 AC100V 2P1E 20A)


交換して一件落着~


店に帰りコーヒーをすすっていると



“ピンポ~ン”


お得意様が来店


「これを注文してくれるかなぁ~」






差し出された物は量販店で見かける「お買い上げカード」


量販店では、これをレジに差し出すと商品を準備してくれますね


お客様はレジに出さず当店に…



ありがたいですね(T^T)



もう感謝しかありませんよ



で、差し出されたカードのバーコードをスマホでスキャンすると









パナソニックのミニコンポ(SC-RS60-K )が…


さっそく発注させていただきます。


ありがとうございますm(_ _)m





きょうはここまで



つづく





おまけ




壊れたブレーカーですが


レバーを「切」の方向性に“ガシッ”と手応えがありまで下げると、その後は正常な動作になりました。


分解









単純な構造ですね


回路が短絡したり、過電流が流れると熱で金属(バイメタル)が湾曲してハンドルを切る側に倒すと同時に接点も解放されるので電気がストップ


バイメタルが冷めて再びハンドルを入れると保持しますから電気がながれる


今回のブレーカーが作動した原因をしらべないといけませんね


後日訪問させていただきます。