マメ・ホオミドリアカオウロコインコ・オス・13歳は、オウム目インコ科ウロコメキシコインコ属に分類される鳥です。
寿命は10年程度と言われていますが、正しく飼えば30年ともいいます。野生では、南アメリカ(東部ボリビアの高地、西中央ブラジル、マトグロッソ)に生息しています。名前の通り、頬が緑で尾が赤くお腹にはウロコ模様があります。
俗に性格は、陽気な性格でスキンシップを好み、飼い主によく懐くが、噛む力が強いため注意が必要です。
我が家のマメはそういう部分もありながら、なかなか神経質な部分もあります。例えば自分が気に入らないものを人間が手にすると(噴霧スプレー)、スプレー目がけて飛びつき噛みついてきます。また原因は定かではありませんが、羽をかみ切る行為も長年しています。
なので可愛いウロコ模様をとんと見ていません。
そんな、ちょっと神経質なマメちゃんが、仔猫をどう受け入れていくのか…。仲間として見てくれるのか、攻撃の対象になってしまうのか?上手く共存できるようになることを願っています。
今は小さな猫も直ぐにマメの何倍にもの大きさになりますから、最初が肝心と獣医からはアドバイスを頂きました。
猫はもともと動くものを追う習性があるので、鳥がその対象にならない配慮がいるそうです。獣医曰く、鳥を一目置く存在にしておくとよいとのことでした。(襲ったら怒られるよ、と教える)
さて、マメは13年前、子どものスイミングの昇格記念にコンパマルという鳥専門のペット屋さんから迎えました。
頬が緑で尾が赤でウロコ模様のあるとても特徴のある種類ですが、世界に現存する鳥類は1万種いるとされていますから、もっと奇麗な羽をもつ種類や色鮮やかな種類、大きさも形も特徴も種々様々な鳥たちがいることでしょう。
そんな鳥たちの特徴や性格、色や形、大きさのことに思いを巡らすとき、私はいつもこんなに多くの種類をそれぞれの特徴を持たせて存在させている力の素晴らしさを感じます。
「いったい誰が創ったのか!?」と思うのですが、それは人間の知性や想像力を遥かに超えた存在であると思います。
私が15年ほど前から学んでいる、「シルバーバーチの霊訓」(*1)というスピリチュアリズムの知識の中には、人間の想像力を超えた存在について次のように述べられています。
「私たち(霊界の者)はあなたを完璧なる摂理の働きであると説いております。
たとえば宇宙に目を向けさせ、その構想の完璧さ、その組織の完璧さ、その経綸の完璧さを指摘いたします。
そしてその完璧な宇宙の姿こそあなたの御業の鑑であり、あなたこそ宇宙の全生命を創造し給いし無限の心であると説いております。
私たちには自然界の一つ一つの相、一つ一つの生命、一つ一つの草花、一つ一つのせせらぎ、小川、海、大洋、一つ一つの丘そして山、一つ一つの恒星と惑星、一つ一つの動物、一人一人の人間の目に向けさせ、そのすべてがあなたの無限なる根源的摂理によって規制され支配されていると説きます。」
シルバーバーチの霊訓3 P184
「霊の力は、あなた方が“神”と呼んでいるもの、そのものなのです。
もっとも、その神を正しく理解していただけないかもしれませんし、誤解してその意味を限定してしまっておられるかもしれません。
ともかくその霊力が、かつては火の固まりであったものを今日ご覧になっておられるような生命あふれる緑の地球にしたのです。
その霊力が土塊から身体をこしらえて、それに生命を吹き込んだのです。
魂がまとう衣服です。地上のあらゆる生命を創造し、自然界のあらゆる動き、あらゆる変化を支配し、四季を調節し、一粒の種子、一本の植物、一輪の花、一本の樹木の生長にまで関与している力、要するに千変万化の進化の機構に全責任を負っているのが、霊力なのです。」
シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ P200 (ハート出版)
この一節を読むたびに、「神」(*2)という存在の「霊力」に驚嘆し、畏敬の念が湧いてきます。なぜなら、その全てを創造した力の中で、私たちは今地球という惑星で生きていることを思うからです。
そう思うと、いかに人間が傲慢なのか(自分を含めて)と思います。人間はまるで自分たちが地球の全てを支配しているかのように、自分たちに都合の良い形にするために動物をペットや衣服の材料にするために捕獲したり、自分たちの利益を上げるために森林を伐採したりしています。
こうした人間の行為は、絶滅危惧種を増やしたり、温暖化を進めてもいます。結局は、人間が人間を苦しめていることにもなっているのです。
少しでも人間が自分たちの周りにある自然界の惑星、鉱物、動物、植物などに目を向けて、「誰が創ったのか?」、「なぜそこに存在しているのか?」、「何のために存在するのか?」と、疑問をもって考えたなら、目に見えずとも途轍もない大きな力が働いたことに行きつくのではないでしょうか。
そして「神」という存在に気づいたなら、きっと自分たちの生き方の間違いも分かるのではと私は思います。
なぜなら、「神」の根元的摂理という原因と結果の法則によって、この宇宙のすべての存在物は創造され(原因)たがゆえに、今存在を得ている(結果)ことを知るからです。
ただの偶然でも気まぐれでもなく、深い構想と組織と経綸の上にあり、人間もその中の一つとして組み込まれていて、全ての存在物があってこそ人間も存在でき、存在価値を得ることができるのだと分かるからです。
私たちが存在するのには、一つ一つに大きくて深い意図があるのです。
我が家には鳥と犬と猫が暮らしていますが、その全てを創造した「神」に感謝しながら共に暮らし、日常で目にする自然界の素晴らしさに「霊力」を感じとりながら、その意図を少しでも理解できるように、それぞれの存在価値を得られる日常を過ごしていきたいと思います。
(*1)「シルバーバーチの霊訓」シリーズは、”潮文社”から発行され、その後、絶版となりましたが、現在、スピリチュアリズム普及会で復刻・出版されています。
(*2) 「関東シルバーバーチの会」という、「シルバーバーチの霊訓」を学ぶ読書会のメンバーが「あいのしんこと舎」を設立し、自費出版にてスピリチュアリズムの知識を分かりやすく絵本にしました。
その中には「コトとシンのうちゅうういちたいせつなおはなし かみさまっているの?かなぁ~」という、スピリチュアリズムの示す「神」について描かれた絵本もあります。
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