世界遺産、カイロ歴史地区のモスク巡り、3ヶ所めは、Ibn Tulun Mosuque(イブン・トゥールーン・モスク)です。
英語アシスタントは、ガイドではないので、一緒に入って説明はしてくれません。
入口まで案内してくれて、だいたいの出発時間を決めたら、ドライバーさんと駐車場かどこかで待機しててくれます。
1人で自由に見学して、もし見学が早めに終わった時や、もっとかかりそうな時は、WhatsAppで連絡できるので安心です。
●Ibn Tulun Mosque イブン・トゥールーン・モスク
トゥールーン朝の創始者、アフマド・イブン・トゥールーンによって、879年に完成したモスクです。
全体的にシンプルですが、回廊が美しく、ミナレットの螺旋階段を登ると、カイロ市街の絶景を楽しむことができます。
イブン・トゥールーン・モスクの入り口
丸い石段が美しいですね。
入場無料ですが、靴に履くビニール袋代を取られます。
値段は忘れましたが、20EGP(約60円)くらいだったような気がします。
人も少なく、広々として気持ちいい。
広場の真ん中に噴水があります。
回廊、好きなんですよね(^^)
回廊の写真を撮る時は、人がいなくなるのを、忍耐強く待たないといけないのですが、ここは空いているのでいつでも撮影OKで嬉しい。
回廊から、広場中央の噴水とドーム、右奥にミナレットが見えます。
回廊越しに見るドームとミナレットが美しいですね~(^^)
広場中央の噴水に来てみました。
水は出ていません。
柱は大理石だそうです。
美しい回廊をぐるっと一周した後、モスクを出てミナレットへ。
ミナレットはモスクを出て、突きあたりを左へ曲がったところにあります。
奥に見える、ミナレットは、隣のマドラサ(イスラム教の教育機関)Madrassa of Amir Sarghitmishのミナレットで、残念ながらそこには行きません。
こちらが、イブン・トゥールーンのミナレットで、上まで螺旋階段で登ることができます。
こんな感じで、最初は楽勝かなと思ったけど、結構きつくて、途中で休憩しないと無理でした。
寝不足と時差ボケで、足が上がりません(> <)
でも頂上に着いたら、この絶景に疲れも吹っ飛びました!
右の方に見えるミナレットは、昨年9月に行った、エジプト一美しいと言われる、ムハンマド・アリー・モスク、左の方に見えるミナレットは、さっき行った、スルタン・ハッサンとアル・リファーイです。
こちらは、隣のマドラサ(イスラム教の教育機関)で、丸いドームの向こうに先ほど下から見えた、美しいミナレットが見えます。
マドラサの横に目を移すと、人々の暮らしがよく分かる景観。
くずれかけのビルやゴミだらけの道、無秩序に走る車、まだ1人で歩く勇気はないです(^^;
イブン・トゥールーンのミナレットは、高すぎず、低すぎず、カイロの街を見渡すにはちょうどいい高さだと思います。
ここも観光客があまり来ないところですが、ぜひ時間があれば、寄って頂きたいモスクです(^^)
ミナレットを降りる途中、回廊の上に移ることができます。
ここから全体が見渡せていいですね。
ホント、人が少ないので、静かで心が落ち着きます。
回廊って外から見るのと中から見るのでは全然、印象が違いますよね。
中は本当に美しくてうっとりします。
昨年9月は、ムハンマド・アリー・モスクと、アズハル・モスクの2ヶ所を訪問し、今回と合わせて5ヶ所のモスクを訪問しましたが、まだまだ知らない素晴らしいモスクが多くて、改めてエジプトはすごい!と思いました。
これでモスク見学は終わり。
Zamalek(ザマーレク)地区へ移動し、エジプトで初めて、1人の街散策にチャレンジしますよ♪
続きもお楽しみに(^^)