旅・ふ・る Tabi Full

客家土楼 3日め

~2009年11月23日(月)~

●帰国日の朝

今日は買い物をして帰るだけなので、ゆっくり起きて朝食を取る。
昨日の朝は、土楼観光のため控えめにしたので、今日はたっぷり食べた。
もちろんバナナも安心して食べた。

●最上階のオーシャンビューレストラン





残念ながら朝食会場ではなかったので、写真だけ撮らせてもらった。
今日は曇っているけど、晴れていればコロンス島の眺めは最高だろうな。
レストランのお姉さんは快く写真に応じてくれた。

●見てしまった!

朝、ロビーのトイレで、衝撃の出来事があった。
個室(洋式)に入って座っていると、外で2人のおばさんが中国語で世間話を始めた。
なんとなく、中で座っているおばさんと外で掃除をしているおばさんということが分かる。
中のおばさんは話しながらも時々ふんばるような声を出すのでびっくりするやらおかしいやら(笑)
私は用が終わり、個室を出て仰天した。
向かいの個室のドアが開いていて、おばさんと目が合ってしまったのだ。
そうなんです。おばさんはドアを開けっ放しで用を足していたんです。
田舎ならともかく、シティホテルのロビーのトイレでこんなことってあり?と目を疑った。
でもおばさんたちは私にかまわず、しゃべり続けていた。
私は目のやり場に困り、さっさと手を洗って出た。

15年くらい前、中国へ何回か行った時は、ホテルでもレストランでも開けっ放しで用を足している人はたくさんいた。
ドアがあるにもかかわらず!
でも今はもうこんな人たちいないだろうと思っていたので衝撃だった。
恐るべし、中国のおばさん!
最後に中国の洗礼を受けてしまった。

●再び「譚木匠」へ



営業時間になったので、昨晩、チェックしていた「譚木匠」へ。
値段はそれなりに高く、2人で大量に買ったのに、ダメ元の値段交渉は却下された。
でも納得の買い物ができて大満足だった。

●チェックアウト



道路が混んだらいけないので、早めにホテルを出発することにした。
フロントでお世話になった男の人(初日に部屋を探してくれたのもこの人)に写真を頼むと、恥ずかしいと言いながらポーズを取ってくれた。

15年ほど前の中国に、笑顔のフロントマンはいなかったので、ニコッとしてくれるだけで感動する。
中国がこんな風にいい方向へ変わってくれるのはうれしい。

●最後に



客家土楼は福建省に2万棟くらいあり、そのうち46棟が2008年、世界遺産に登録されたそうです。
私たちが見たのはそのうち、たったの2つだけ。
もっとたくさん見たかったけど、時間がなかったので有名なものを2つに絞りました。

バックパッカーの人たちは、客家土楼やその近くの旅館に泊まって、バイクタクシーを利用し、数日で15棟くらい見て回るそうです。
うらやましいけど、残念ながら小心者の私にそんな冒険はできません。

これから客家土楼を訪れる方は、棚田のきれいな初夏か秋をお勧めします。
写真集で見た、田植え時期の緑の棚田や、稲が実った黄金の棚田に囲まれた土楼がとても美しくて感動しました。
できることなら、今度はいい季節に他の土楼を訪れたいと思います。


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