中国 龍脊棚田・風雨橋・桂林 ４日めー１

～２０１３年０５月０５日（日）～

●隣室の男性

＜朝、テラスから風雨橋＞　遠くに程陽永済橋も見える。



＜田園風景＞　右へ目を通すとこんなのどかな風景。



翌朝、朝食のため部屋を出たら、ちょうど隣のドアも開いて、初老の白人男性が出てきた。
あ、この人か～と思いながら、にこやかに挨拶して一緒にレストランへ行く。

ホテルのオーナーがその男性に、「よく眠れましたか？」と聞くと「え～ぐっすり。快適でした。」と明るく答えていた。
そうでしょうね（笑）
その男性は１人旅のようで、私たちにいろいろ話しかけてきた。
まとめると、その男性はオランダ人で印刷会社経営、アムステルダムから200キロ離れた田舎で奥さんと2人で済んでいて、奥さんは看護師で・・・あとは忘れてしまった（笑）

●朝食

＜１階のテラス＞



＜シンプルすぎる朝食＞



風雨橋の見える、川沿いのテラスで朝食。
って書くと優雅に聞こえるけど、ハエは飛んでるし、奥にはたくさんのシーツが干されているし、全然優雅じゃない(^^;)
しかも朝食はトーストかクレープとコーヒーのみ。
質素な朝食はある程度覚悟してたけど、これはシンプルすぎるでしょ（笑）
これではすぐにお腹が空いてしまう。

＜チキンラーメンとバナナ＞





部屋に食料を取りに行き、熱湯をもらってチキンラーメンを作る。
日本ではあまりチキンラーメン食べないけど、とても美味しく感じた。
それと香港のYMCAホテルからもらってきた、リンゴとバナナも食べてやっと満足。
リンゴとバナナ、荷物になったけど持ってきててヨカッタ～！

部屋に戻り、広いテラスで、Ｍさんに教えてもらいながら、簡単なヨガをする。
風雨橋を見ながら、おいしい空気の中、ヨガをするって気持ちいい。
お陰でお通じもばっちりでした(^^)

●再び程陽永済橋へ。

＜ホテル横の風雨橋＞



＜水車は現役＞　機械を使わないから大変だね。



今日は午前中、自由行動なので、2人で他の風雨橋と鼓楼を見に行く。
昨日通った「程陽永済橋」を再び通って、馬鞍寨を通り抜けると、向こうに古めかしい風雨橋が見えてくる。
「合龍橋」と岩寨の鼓楼だ。



＜再び程陽永済橋＞　今日も美しい～。





＜橋の上で絵を描いている学生さん＞



この時間、お土産屋は少なく、絵を描いている学生さんが多かった。

●合龍橋と鼓楼

＜カフェから合龍橋と鼓楼を望む＞



＜合龍橋の奥に鼓楼＞



「合龍橋」は「程陽永済橋」ほど大きくないけど、古く風格を感じる。
橋の上に土産屋はなく、おじさんが保存のための寄付金を募っていた。
いつもは不審に思うけど、旅行記で10元（約160円）を寄付した人が多かったので、私たちも10元寄付した。

＜合龍橋の入り口＞



＜寄付金箱とおじさん＞



＜やはり釘を使っていない＞



＜歴史を感じる床＞



＜合龍橋の上＞



＜見上げるとこんな感じ＞　いい仕事してますね！



合龍橋は土産屋がなく、観光客も少ないので静かでいい。
橋を渡って向こう側の村、平寨からも見てみる。

＜橋を渡って平寨から見た合龍橋＞　この橋も美しいですね～。





合龍橋を戻って、更に進み、岩寨の鼓楼を見に行く。

＜村内の標識＞



＜鶏が怖くて前に進めないＭさん＞



それにしても村の中は放し飼いの鶏が多い。
私たちは鳥インフルエンザを心配して、外ではずっとマスクをして、「鳥に近づかないようにしよう！」って決めていたのに、これでは避ける方が無理である(^^;)

●鼓楼

＜鼓楼への道＞　雨に濡れた石畳がきれい。



＜鼓楼＞



＜鼓楼前でお土産を売るトン族のおばあちゃん＞



鼓楼は集会や祭事を行うところで、その前には広場があり、踊りなどを見せる舞台がある。
この日、鼓楼の中には10人ほどの男性が集まっていて、テレビを見ていた。
入口には寄付金箱があったので、また10元入れる。

＜鼓楼の中でテレビを見る男性たち＞



＜鼓楼前の広場と舞台＞　雨で濡れてます。



●馬鞍寨で昼食

ホテルに戻り、チェックアウトする。
このホテルはまだ未完成で、あちこち工事中だった。
ちょっと不自由はあるけど、風雨橋と水車の眺めが最高で、全体的にプラスの面が多い。

さて今日の昼食はどこにしようか。と相談した結果、昨晩のレストランが美味しかったので、また行くことにした。
が、残念ながらレストランは断水のため休みだった。
仕方なく向かいのレストランに入る。
私たちが「美味しかったのに残念だね～。」と言っているのを聞いていた黄さんが「こっちもおいしいよ。」と言う。
黄さん、ここ初めてでしょ！とつっこみたくなったけどやめた（笑）

＜昼食のレストラン＞



＜野菜たっぷりの焼きそば＞



昼食は軽く焼きそばにした。
ちょっと油っぽかったけど、おいしかった。
これからまた移動が長いのでビールはやめておいた。

●桂林へ出発

昼食後、桂林に向かって出発！
3時間半くらいかかるので緊張するけど、おなかの調子はいいので大丈夫でしょう。
途中ガソリンスタンドでトイレ休憩。
木のドアがあってホッとする。
でもドアを触りたくないので、開けたままする（笑）
ドアなし、紙なし、汚いトイレにも慣れてきた。