柴又の帝釈天参道を散策した後は、いよいよ帝釈天のお参りです。
果たして帝釈天も映画のままなのか、とても楽しみでした。
帝釈天の正式名は「帝釈天題経寺(たいしゃくてんだいきょうじ)」だそうです。
ホームページを見て初めて知りました。
帝釈天の邃渓園(すいけいえん)
●帝釈天題経寺(たいしゃくてんだいきょうじ)
お馴染みの二天門はすごい人でした。
テレビで何度も見た立派な門に感動!
今にも御前様(笠智衆さん)が出てきそうです(^^)
境内から二天門を撮りました。
源ちゃん(佐藤蛾次郎さん)が掃除をしている光景が浮かびます(^^)
立派な松ですね~。
お参りの列ができていたので、境内をぶらぶらしてまた戻ってくることにしましょう。
大鐘楼
映画では、よく夕方に源ちゃんが鐘を突いてましたね。
私も突いてみたいな~(*^^*)
境内は想像以上に広かったです。
二天門を入って正面の立派な松の建物が本堂だと思っていましたが、そちらは帝釈堂で、本堂は右の建物でした。
ホームページの写真や案内図は転載禁止だったので、帝釈天の公式サイトをご参照下さい。
奥が本堂で、帝釈堂と渡り廊下でつながっています。
●庭園(邃渓園)と彫刻ギャラリー
庭園と彫刻ギャラリー共通の入場券売り場を見つけました。
へ~、庭園があるんだ~くらいの軽い気持ちで入場券(400円)を買って入ったらびっくり!
美しい庭園と見事な彫刻に感動です。
こんなに素晴らしいものとは全く知らず、大変失礼いたしました!
●彫刻ギャラリー
帝釈天は「彫刻の寺」と言われるくらい、彫刻が有名だそうです。
たまたま撮ったこの彫刻は、調べたら「法師修行の図」でした。
こちらは「竜女成仏の図」
仏様のおだやかなお顔とふくよかな手に癒されます。
回りの花もとってもかわいいですね。
上手に彫られていて本物のようです。
薪をしょって岩山を登っているような人、なんとなく心を打たれて撮った写真ですが、調べたら「千載給仕の図」の一部でした。
仙人に教えを乞うために、薪を拾い集めたり、水を汲んだり、食事を用意したり、献身的に仕えた図のようです。
奥の方まで掘られていて、立体感がありますね。
この龍の彫刻は迫力ありますね。
顔を近づけて見入ってしまいました。
彫刻ギャラリーにはまだまだたくさんのすばらしい彫刻がありますが、特に予備知識なく行ってしまったことを後悔しました(> <)
ちゃんと予習して行って、もっと隅々まで見て、たくさん写真を撮っておけばよかったな~。
●邃渓園(すいけいえん)
そして、帝釈天にこんな美しい庭園もあるなんて、ノーマークでした!
11月だったので、ところどころ紅葉もきれいで、心が洗われるような美しい日本庭園でした。
大客殿から庭を囲むように回廊が作られているので、いろいろな表情の庭を眺められます。
大客殿の広縁からの眺め。
庭の奥に回廊が見えます。
左側の建物が大客殿です。
庭には池が作られていて風流ですね。
紅葉もいい具合です。
手入れされた松の美しいこと!
回廊も雰囲気ありますね。
時代劇に出てきそうな感じ(^^)
回廊から大客殿を眺めます。
帝釈天の境内は混んでいたけど、ここは静かでよかったです。
小川もあり、隅々まで手入れが行き届いていました。
いや~、帝釈天をなめてましたね(笑)
お上りさんなので、テレビで見た門と鐘楼と境内だけ見れば十分と思っていたけど、こんなに素晴らしい庭園や彫刻ギャラリーがあったなんて(> <)
東京出張のついでに、柴又を半日で観光しようなんて、ムリがありました(^^;
寅さん記念館も見て、帝釈天の彫刻と庭園をゆっくり見ようと思ったら、丸1日は必要ですね。
勉強不足で、柴又の皆さんに申し訳ないです(> <)
柴又は、風流で日本の良さを再発見できるところだと思います。
念願の柴又に来れて、「男はつらいよ」の世界を堪能でき、とても楽しい時間でした。
今度は新緑の邃渓園も見てみたいし、「とらや」以外の草だんごも食べてみたいし、もう一度「松屋の飴総本店」に行ってたくさん飴も買いたいので、また絶対再訪したいと思います。
●御礼とご挨拶
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昔の旅行記は、写真の画質が悪く、文章も今以上に下手ですが、興味を持って頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです(*^^*)
我が家の椿
毎年きれいに咲いて目を楽しませてくれます。
さて、今年もあと2週間ほどになりましたね。
これから何かと忙しくなる時期ですが、最近、母の調子があまりよくなく、介護の時間が増えているので、しばらくブログを休ませて頂こうと思います。
来年いつ更新できるか分かりませんが、またその時はよろしくお願いいたします。
それまで皆さまのブログに癒されながら、過ごして参りたいと思います。
では皆さまも、コロナにも風邪にも負けず、お元気で素敵なクリスマスと新しい年をお迎え下さいませ💛
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