フィリピン・ボホール島 ６日め

～２０１０年０５月０４日（火）～

●マンゴ－アレルギー？？？

＜コテージへ続く道＞



今日は帰国日。朝、鏡を見るとますます腫れて、最悪な顔になっていた(>_<)
まだ日焼け止めのせいだと思って、資生堂に腹を立てていた（笑）
フロントに相談に行くと、すぐ「マンゴーを食べたか？」と聞かれた。
思いがけない質問にびっくりしながら「はい、毎日。」と答えると「マンゴーアレルギーだろう。」と。

えっマンゴーでアレルギーになるの？？？
マンゴーアレルギーなんて初めて聞いたよ～！
フロントの人は、時間外なのにホテルドクターを呼んでくれた。

●ビーチコレクション





●庭の花々





診察してもらったら、やはりマンゴーアレルギーと言われ、症状を抑える飲み薬をもらった。
日焼け止めのせいではなかったので、とりあえず資生堂さん、ごめんなさい(^^;)
それにしても顔が腫れて燃えるように熱く、特に唇の腫れがひどい。
笑うこともできなくなった。
でもこれから飛行機に乗らないといけないので、厚くファンデーションを塗って、8時30分にホテルを出発した。

●シクロの走る街



＜タグビララン空港のフィリピン航空カウンター＞



30分くらいでタグビララン空港に到着し、フィリピン航空カウンターでチェックインする。
カウンターは両替所のように、書類を渡す小さな四角い窓が開いているだけだった。
しかも高さは私の首くらい。
そんなに物騒なのか・・・
５日間のんびり平和に過ごしていたので、最後に厳しい現実を見た感じだった。

＜ボホール島上空＞



＜途中の島＞



ボホール島を飛び立つと、行きと同じように、美しい海や島々が見おろせる。
隣の席の、結構イケメンのフィリピン青年が「ボホールは何日ですか？」と日本語で話しかけてきた。
彼は日本の建設会社で数年働いたことがあり、今はその会社のマニラ支店で働いていて、休暇でボホールに帰郷していたそうだ。
でも私のでこぼこ顔に驚いたのか、それ以上話は続かず、終わってしまった(^^;)

マニラで乗り換えて関空へ。
マニラでは３回もゲートが変わり、フィリピン航空に振り回された。
皆さん慣れているのか、おとなしく何度も移動しては列に並んでいた。

無事関空に到着したのはいいけど、まだ問題が残っていた。
顔の赤みはファンデーションでごまかせるけど、身体中熱っぽかったので、関空のサーモグラフィーでひっかかったらどうしよう。
でもサーモグラフィーチェックはやめてしまったのか分からないけど、ひっかからずに通過できてホッとした。

●最後に



今回のフィリピン旅行は、相当気をつけていたので、おなかの具合はよかったけど、最後にこんなオチが待っていたなんて・・・(^^;)
マンゴー大好きなのに、マンゴーアレルギーなんてすごいショック～！
でも日本では毎日食べることがないので、これまで発症しなかったんだろうな。
帰国後、ネットでいろいろ調べたら、マンゴーは「うるし科」なので食べ過ぎるとかぶれることがあると分かった。
皮膚科で注射してもらって、飲み薬と貼り薬をもらい、５日くらいで元の顔に戻ったのでホッとした。
たくさん買ったドライマンゴーは全部友達にあげた(T_T)

マンゴーアレルギーはちょっとしたハプニングだったけど、フィリピンは楽しくて、美味しくて、海がめちゃくちゃきれいで、人が優しくて物価が安くて最高だった。
大好きになり、また訪れたい国の１つになった。
そしてマニラが意外と楽しくて１泊にしたことが悔やまれたので、今度は３泊くらいして、ボラカイ島など他の島に行くのもいいな～と思った。