にざかな酒店

嫌な夢にもほどがあると、ドッペルゲンガーリメイク

ということで、容赦無くカラスがうちの猫を狙って飛び回っているのに性懲りも無く脱走測るうちの猫たち三頭。
何回も確保してお隣さんたちに助けられたりなんだったりしてるけど、近くには子猫の死体がゴロゴロ転がってる…!厭ああああーーー!!みたいな夢を…。
本当に厭だったわ、あの夢…二度と見たくないです、がくり。
で、その次微妙に寝なおして(寝直すの怖かったけど)なぜかそのあと一瞬見た夢が某石破ラブラブてんきょーけーんがなぜか豆腐だったんですわ。なぜか豆腐なんですわ。(二回言う)
微妙に癒されました。ほっこり。美味しい豆腐食べて元気だそう。
でもこの夢が「妙に良心的」なのは何回も危ないけど決してうちの猫がカラスにつつかれたりする現場はなかったのよー。子猫の死体も別につつかれてボロボロではないのよー。ふうー。
そんなん夢でも決してみたないからな?って「夢の自己規制」がかかっていたに違いありません…。
夢の内容ではどんなに怖いことがあっても発狂やショック死はしないことになっています。多分。
でもあれ、夢でないことを確認するために頬をつねっていたい、って言うの、あれ嘘よね。夢でも正直に痛いものは痛いもの…!
って言うか自分が死ぬ夢より猫狙われる夢のが起きてからダメージ大きいのはどう言うことだ…。
最近の事故で小さい子供を亡くした両親なんて、もうそんなのどんな気持ちになるか想像しただけで、う…ってなりますね…。全然意味合いが違ってしまいますけど。
って言うか昨日自殺という無理ゲーするんなら事故を待ってのんびり生活してる方がまだ無理がないとか微妙にそういうこと言ったから呪われたんじゃないのか、みたいなこともホロリと思うのでした。うかつな発言は自分でもたたるのです。あ、こわ。みんな気を付けましょう。

しかし、昨日本オフに行きがてら父が「日本橋で見たダンクーガのカセットがいい値段してた、昔ハマってた時うちにあったよなv」とかいいだして、ほん?って聞いてたら値段を最後まで言わなかったので、いったいいくらしてたんだ…って言うかさりげなく娘の持ち物売りたいフラグですか、それは(爆)
ダンクーガものはすでに「家の何処かにある」と思うだけでお守りみたいな効力持ってるものですよ?
まあいいんだけど…。
ブツブツ。

あ、予告してた刻停間の浦賀風三部作だった頃の短歌でリメイク、どうも一人回転ドアは順番に方式で行くことに決めました。
ええ、字数オーバーの魅せゼリフのせいだね…。でも正直この三部作って魅せセリフと琉留が李々を殺すシーンがあれば他は特にいらないような(爆)
ってことで、チラ見せでよく出てくるフレーズ行きます。
「時計は壊れているのかして針は全て上空を向いていた」
殺人現場のシーンにも出てくるフレーズだよ。大学の中庭の時計が壊れてたの。ほんとは中庭の、も入れたかったんだけど字数がねえ…。ってことで、正直これらの作品はここだけあればいいかなくらいの勢いなんだけど、まあ、…程々に頑張ってみますね。色々だしたいフレーズは眠ったままだったんだ。
あ、あのあのあの…!ところでね、一から描くものならちゃんと順番通りかけるんですけどね…!なにせ一旦完成したものを書き直すので書きたいところから書いて順番めちゃくちゃにしてアップすることもあるかもしれないということを一応言っておこうかと思いまして…!なにせ作者は編集能力皆無ですから!このページ数でかけ、とか無茶苦茶なことできませんから!色々書きたいところがすでにハレーション起こしまくってますのでご了承ください。あとでちゃんとまとめ…ないかも、いつものことだから書きっぱなしかも(おいい!!)ところで、我にかえって、これをリメイクするってことはあの二作目のいつか死ねるはずの我ながら何かを極めてしまった(?)「世にもダサすぎる誕生日暗号」をまた世の中に出さなあかんってことよね…。がく!
世にもダサすぎる暗号の中にこの青い服も入っていたり、っていうかすでに回答が今まで書いたものの中で提示されてたりするんですが(「夢の話ほどクレイジーなものはない」という小説にしっかりとそのかけらが出てきております。ま、暇な人は確認してみて)

ってことで、いきなり三部作最後の話のエンディングの軽い文から始まっちゃうよv(爆)
貴志美さんと空斗の文です。
空斗的に「昔好きだった人が過去に行って死にに行くのを見送るシーン」ってやつです。
なにせきっちりとした書き直しじゃないから(一回ちゃんと書いてるし)ネタバレバリバリですよ。ははは。

この服あげますよ。と彼は言った。
サイズが全然合わないよ、と私は笑う。
そもそものあなたの計画のものじゃないですか、この青い服は。
そう、じゃあもらっちゃおうかな。過去に行く餞別に。彼女たちは残しておくから安心してね。
俺はもうそれを知っています、現代ですから。
じゃあもうすでに私は過去の人なんだ。さみしいな…。青空の鳥って寂しいと思う。周りが何にもない、でも飛ばなきゃいけないのは、鳥だから。じゃあ私は行くね。彼と。
ーーーいってらっしゃい。

サイズの全然合わない青い服。呪いと祈りの青。あおあお。

青い空。帰る。私は、どこかへ。さようなら。

続きで第1作目のドッペルゲンガーの始めの部分。っていうかもう小説としてじゃなくてそういう場面の詩として読んでほしい面持ちで。多分順番メタメタになってくるし、みたいな(詩だから順番メタメタでいいってわけじゃないんだけど。)いきなり死んだの殺したのアレな具合になってます。とある演劇とか書いてる私で慣れてる人にはええー…かも。ある意味キラーワーズのラストよりえぐいからね。この三部作は。
って言ってたけど。ドッペルゲンガーは割と短いので(この三部作は他の二部作はドッペルゲンガーの十倍くらいあったような…?汗)ちょっと根性だしたらあっさりと終わってしまいました。てへ。っていうか短歌と短文で進めてるためだいぶダイジェストですが。もともとホワットザニット(何が起こってるのか・竹本健治が言い出したました)みたいなわけのわからない無茶苦茶やったものをさらにわけわからない表現で落とし込んでるので色々意味不明だと思います…(爆)いいんだ、とりあえずは描きたいものを書くんだ、私。頑張れ。最後まで。
ああ、で、この三部作の注意すべきところも書いとかなきゃダメだよね。刻停間シリーズは色々と移り変わっているのでこの三部作ではそもそも誰かさんの恋愛対象のキャラが違うことになってるとか、現在設定では三ヒロインのうちの一人のはずなのに誰かさんがものっそい出番少ないとか、そもそも設定が現在と違いすぎるとか初期の浦賀さんの影響受けすぎやとか色々あるのですよ。このお話。
っていうか短歌と短文設定にした時点で色々思い切りすぎですが。
えっと、空斗と月影ってこんなでしたっけ、とか色々。特に空斗は色々と別人なことになってるよ、やさぐれ具合が!今のうっかり「リエト的な面もあるような」空斗さんではないです。はい。
ちなみに魅厘さんの能力も初期設定に戻して血の交換で能力交換ということになってますよ、ここでは。しかもその時のデータが見事になくて思い出だけで書いているので色々とおかしいかも!(爆)という最大のトラップが。
でもまあ、当時の雰囲気をそっと雰囲気だけ召喚し直したい思いで書いているので色々なんだこれは、なこともあるかと思いますがそこもご了承いただきたい。
あと、本当にグロい所あるのでグロ苦手な人、本当に注意ねー!自己責任でお願いしますよ。
そんなわけで、しばらくまた猫モードから遠ざかります…。猫に泣かれないように頑張ります…。あと、あんまり力入れて描きすぎてまた倒れたらごめんな…。
刻停間短歌短文リメイク ドッペルゲンガーその一
もうちょっと小説風に読めるように少し手を入れました(5・28)まだちょっと手を入れるかも。

「三人同じ顔が揃うという 彼女 私 事件の関係」
大学で起こった一つの事件が終わった翌日、私は彼から話を受けた。世の中には三つ同じ顔が揃うという、その現象が精神面でも起こっているということを。彼女に会って何か変わったと思わない?と彼は私に聞いた。同じ研究室の彼。彼女は私のドッペルゲンガーであり、同一化存在であるという。人格か、感覚か何かを共有または交換したということ。彼はその同一化存在である彼と出会って、死ななくなった。それと同じようなことが私にも起こっているという。
「彼女は影であり月だそしてどうやら人を殺したあなたを」
正しくは殺そうとしている、だけれど私は悩む彼女の幻覚を見る。全くの白い部屋に、黒い服の彼女が佇んでいる。彼女の名は文月小夜香。彼女は悩んでいる。昔の過ちに、そしてーーー今の救いのない世の中に。
「彼がこの彼を殺した翌日私はこの彼と掃除した」
白い研究室の濡れた血を掃除した。血は落ちなかった。彼は死ななかったのに、流れた血はそのままだったのだ。
「実験の失敗 濡れた刃物 そして死ななかった彼の死体」
彼が彼を殺したのは、再現の失敗だった。軽く、記憶を思い起こさせるだけの実験がどうやら殺意を思い起こさせ、そして彼は彼を殺した。不死身の彼を。そしてそれと関連した事件で、彼女が死んだ。いなくなった萩教授の娘。リリ、だったかルル、だったか。
「白いワンピース 彼ができたから彼女は笑っているのだと」
貴志美さんはあの殺人した彼の前で笑っている。
文月小夜香の意識が入って高熱を出している私にどうやら皆月くんを呼んでくれたらしい。私はあの研究室で、布団を引いて寝かされた。熱い。記憶。赤い。助けて。この赤さ、耐えられない。
耐えられないと思っていたが気づけば少し熱は引いていた。
私は平熱に戻り、私は私だった。でも、全てを理解した、結局私はーーー。
「貴志美さんは髪を切ったあの被害者の娘にそっくりだ」
つまり、私はどうやらあのビデオの人になるみたいね、と彼女は笑った。その運命は変えられないみたい。現在にはかなわないね。そうなるなら。従わないと、彼は彼女に会えなくなる。
どうやらこの事件はそのためだから。
「彼(闇)の影をつけていく私手にアンティークのナイフを持って」
あの時、私はずっと欲しかったアンティークのナイフを買った。今にない光るナイフ。それが欲しかったのは凶器としてではなく雑貨的な、可愛い物が欲しい感覚。ただそれだけだったのに。でもそれにはしっかりと殺傷力があったことが後で確認された。
彼女にあったのはそのあとだった。そして私たちの人格は一時的に文月小夜香の方に統合された。
私(彼女)はとうとう彼のことを殺そうとしていたのだ。
闇にひたひたと、ひたひたと。
ナイフを向けられ、振り返った彼はつぶやいた。「ああ、君だったんだね」そして彼は刺された。見た目よりわかりやすくナイフが彼を侵食していく。ああ。私は気がつくと何度もさしていた。激情。そしてここは同時に劇場でもあった。殺人者の役どころが輝くパターン、私は女優。
骨と血と肉のわけのわからない赤いものが辺りを侵食していく。赤と黒はこういうことか。どこに隠していたのか。その感情。その赤いもの。
「そして私はとうに私ではなかったおきまりの殺人パターン」
その劇場は恋心のようなものから浮かんできていた。すでに兄をその能力によって失っていた彼女はさらに学校でその能力からいじめにあっていた。その彼女にたまたま同情した彼。そして劇は始まった。私は人を殺す能力を持っている、だから人を殺すようにできているーーー今更、あなた一人くらい。いくら死ねないって言っても私の能力は。
君は人を殺すの。
私は人を殺すの。
そうして事件は起こった。
「月影草二は文月小夜香のことだけ大好きなんだ」とあなたは。」
ただ確認のためだけに、私に声をかけたのだ。あなたのことを殺そうとした(実際殺した)文月小夜香の人格がまだ生きていることを確認するためだけに。
寂しかった人格の、お互いの救済を。そもそも彼女は救済のために、彼を殺そうとしたのだ。
皆月空斗の命は月影草二の命で切れる。藤村佳奈恵と文月小夜香は人格を共有した。だけど君のスイッチはちゃんと君で切れる。君は、多分一人で死ねるーーー。
それを寂しいと思う?
そうだね、やっぱり、寂しいかな。
一人では死ねないさだめなんて。でもゲームは終わってしまったから。これで、全部。
ああ、終わったのか、みんな。みんな終わってしまった。これからの、宙吊りの未来。
私はーーー最後まで、私なのか?
(ドッペルゲンガー終)
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