視覚障害者だって囲碁を打てるということをご存じでしょうか。
打てるんです。
視覚障害者用に開発された特別の碁盤と碁石を使って打ちます。手で碁石に触れ、それを頭の中で構成し着手を決めます。ものすごい能力です。中には元院生だったという高段者もいます。
今、視覚障害者の囲碁の国際組織を立ち上げる動きが韓国で始まっています。先日の打ち合わせはそのための準備でした。その席で、どういうわけか私が日本側の連絡の窓口となることになってしまいました。
さっそく今日連絡メールが入っていました。連絡はすべて英文です。今回、2月に行われる第1回国際大会には、韓国、日本、台湾、中国、モンゴル、ロシアなどからの参加が予定されています。
軽い気持ちで引き受けたものの、なんだか大変なことになってきました。でも、誰かのお役に立てるならそれもまあいいか。