2019年の参議院選挙の投票率が48.8パーセントと戦後2番目に低い結果に驚いていたら、18歳、19歳の投票率が31パーセントともっと低いと知り絶句した。
https://mainichi.jp/articles/20190728/ddm/005/070/037000c?fbclid=IwAR0fg029Y0rhDTbh5a5sgNMtw7mccYWfwUtzj1wKgRJwDcxAcguZRhCIR-s
理由の一つは、大学生になって都会に出て行っても住民票を移さないため、わざわざ投票のために帰郷しないということが考えられる。
しかし、それにしても低すぎやしないか。
それと、高校で「主権者教育」をやれとお上から指示が来ているが、まともにやっていない学校も多いのではないか。また、やっているとしても架空の政党名で模擬投票をやってお茶を濁しているのが関の山だろう。実際の政策について多面的に考え議論させる教育など、お上の目が怖くて尻込みする教員がほとんどだろう。しょせん、「やりました」という証拠づくりのためにやっているにすぎない。君子危うきに近寄らずだ。「くわばら、くわばら」。
投票率が低ければ、公明党、共産党、自民党など組織票を持つところが相対的に有利になる。そんな基本的なことすら知らない人も多いのではないか。
まあ、戦前の日本のように、教育が洗脳の手段になっていないだけまだましかもしれない。
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