フランス革命について2
さて、産業革命によってフランス革命が起きたって私は言いましたが、(ほんまかいな?)って思った人も多いと思います
で、調べてみました
バスティーユ陥落が1789年7月14日
産業革命は18世紀半ばから19世紀にかけて起こったとあります
つまり1750年から1850年くらいに産業革命は起こったと
ということは私のいう事は、間違っていないという事か
まあ、マリーアントワネットが赤字夫人と言われたけど、王家が赤字を抱えていたことは事実ですが、よく考えてみてください
借金していたということはそれを貸していた貸主がいるということですよ
王家に金を貸す貸主、恐ろしいと思いませんか?
おそらく江戸時代に幕府がつぶした淀屋(幕府よりたくさんの金を蓄えた)くらいやばい存在ですよ
そして実は革命の推進力はこいつらなんです
歴史上姿を隠して出てこなくても、まずこいつらが最初に革命を後押ししたんです
彼らの目的はいったい何だったのか?
彼らの目的は金ではないんです
地位なんです
というのは人間はお金がないと(金が欲しい)と思いますが、金が十分あると(名誉が欲しい)と思うんです
本当は貴族になりたいけど、それは無理
でももう少し自分たちも優遇されてもいいんじゃないか?
そういう思いで、民衆の不満を利用したんです
実は絶対王政を支えていたのは貴族と資本家です
資本家はあまり歴史に登場しませんが、この二つの柱があって王は絶対的な権力を保持したのです
ベルサイユを建てたルイ14世からずっと彼らが権力を保持できたのはこの二つの支えがあるからです
でも王は貴族ばかり可愛がって、資本家を顧みてくれない
その不満はずっとあったんですよ
で、そいつらスーパーブルジョアジーはどうなったのかというと落ちぶれたんですよ
落ちぶれたって言っても明日の食べ物にも事欠くということはないけど、国王が死んでしまったのですよ
つまり貸した金は帰ってこない
それは自分で補填しなければいけなくなる
彼らはこの段階でフランスから逃れているはずです
自分たちがはやし立てた革命ですが、もはや自分たちでもどうにもならないところまで来てしまった
もう革命は彼らの手を離れて、生き物のようにうごめいていくのです
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