最近は蒸暑くて何もやる気になりませんが、アコギ作成だけは別です♪
今日も元気に行ってきましたよ。
このギター作成、私にとっては非常に良い癒しの効果があるようです。
作業してると心が穏やかになります。
さて今日は、先日貼ったトップとバックのブレーシングの成型をやりました。
まずは、バックのブレーシングから成型しました。
ネック側から1番と2番ブレースは、サイド側から60mmのところからスロープ状に削ります。
3番と4番ブレースは、70mmからスロープを付けます。
師匠が見本を見せてくれてます。
ブレーシングの端はサイドのライニングに潜りますので、2mmくらいの薄さにします。
私もやらせていただきましたが、サイド板を傷つけるといけないので、最初だけで仕上げは師匠にお願いしまた。
4番目のブレーシングは幅も広く平らに削るのが難しいです。
2回に分けて片側づつ削る方法を見せてもらいました。
手前が師匠が削った方で、向こう側は私が恐々削った方です(汗
ノミの使い方は、経験と勘、ようするに年期が必要ですね!
見事に成型できました。サンディングは宿題です。
次に、トップ板(サウンドボード)のブレーシングの成型です。
ブレーシングを貼り終えたサウンドボードです。
まず、ネック側のブレーシングからスタートします。
成型できました。ここで、Xブレーシングを目標の高さまでカンナで削りました。
Xブレーシングの高さは、14mmでいくことにしました。
Xブレースの高さが整ったところで、フィンガーブレースを成型します。
これ(手前側)が見本です。フィンガーブレースはサイドに潜らないので、最後は平らにします。
反対側のフィンガーブレースも同様に削ります。
そして、いよいよスキャロップ成型です。
まずは、エンドブロック側の2本のトーンバーを削ります。
師匠が、削り方の見本を見せてくれています。
一方から少し削り(これが難しい!)
反対側から削り取ります。
こんな感じになります。と言われても、そう上手くは怖くてとてもできません!
スキャロップは、すべて師匠にお願いいたしました♪
微調整をおこなってます。
見事に2本のトーンバーがスキャロップになりました。
山の高さは、Xブレース側が13mm、サイド側が12mmにし、谷の部分は7mmにしました。
最後は、Xブレーシングの成型です。特にこのXの部分は難しいので、師匠にお任せしました。
交わってる部分もそれぞれのブレーシングを山形に成型します。
そしてスキャロップも、この部分は、山が13mm、谷を8mmにしました。
そして、Xブレーシングの端は、サイドのライニングに潜り込みますので、2mmの高さにします。
見事にブレーシングの成型が終わったサウンドボードです。
横からも。
Xブレースの交わったところもバッチリ!
仕上げのサンディングは宿題になりました。
今回の作業は、99%師匠にやっていただきました(感謝
ノミの使い方を、端材を使って、家で練習しようと思います。
というところで、本日の作業は終わりました。
トップとバックの板を持って帰って、週末はサンディングです♪
来週は、どこまでいけるのかが楽しみです♪