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『くに楽』  『日本民家集落博物館ボランティア日記』

日々是好日ならいいのに!

日本民家集落博物館ボランティアからのメッセージ

ヒマラヤ鉄道=インド・ダージリン

2012-07-19 00:18:35 | ボランティア発表会






ヒマラヤ鉄道

★1879年当時、インドはイギリスの植民地であった。この路線は紅茶の輸送と避暑客の便宜を図る
 ために建設が 開始された。開通を急ぐイギリスは、現場に既に存在していた山道や地形を流用
 し易いよう、本路線に用いるレール幅を軌間 61cm とし、機関車には小回りが利く小型のタン
 ク機関車を採用した。
 本線は1881年7月3日に開通。
 1999年11月には、オーストリアのゼメリング鉄道についで世界で2番目の鉄道における世界遺産に
 登録された。

★本線はニュー・ジャルパーイーグリからダージリン間の約 88 km、高低差 約2,000 m をタンク車
 で登っていく。イギリスはトンネルを掘るなどコストのかかる工法を採らず、山間を縫うように
 路線を設定したため、全行程の 約 70 % がカーブ区間となってしまった。
 このために、ハード面ではループ線が3箇所、スイッチバックが6箇所など当時の最新技術が駆使
 され、一方ソフト面では運用員による砂撒きなど登山鉄道としての工夫がされている。

 現在では、土砂崩れのため全線運行が出来なくなり、ダージリンの街中を50分かけて観光用に
 運行されている。

★開業時から使用されるイギリス製の蒸気機関車は、最古のもので110年にわたり使用されている。
 蒸気機関車の小型さから、トイトレイン(おもちゃの汽車)とも呼ばれている。
 このため、世界遺産登録後、1999年から全線ディーゼル機関車による牽引に置き換わったものの、
 観光資源となっている蒸気機関車の廃止を惜しむ声が周囲から押し寄せたため、カルシャン駅
 (標高 1,483 m)からダージリンまでの一部の区間に限り蒸気機関車を運用している。
 機関車を運用し続けるために当鉄道には開業時から継承されたティンダリア修理工場がある。
 ここでは職人が専用パーツの1つ1つを作製するに当たり、開業当時から変わらない製法を使用し、
 砂型に溶けた鉄を流すところから手作りし、世界遺産であるこの鉄道の維持に貢献している。


ブータン王国

2012-07-17 12:00:17 | 館内の自然






15日の土曜日 PM2時から カルチュアはっとりにおいて
ボランティア勉強会がありました

今回は「ブータンへ行ってきました」と言うことで
不肖私の時間です

ほとんどが旅の折のビデオとスライドショで、久しぶりにインド・ダージリンのガイドのキショールさん
そしてブータンのガイドのソナムさんの説明や当時の写真を見ることができました

参加していただいた皆様には、なにかとご不満も多々おありのこと、そして旅の写真ほど見せられるのは「うんざり」・・・・・
私自身の旅の思い出を多少はお伝えできたでしょうか。

今回は、参加者の皆様にお願いして『おやつ』持参・・・・・たくさんの『おやつ』ありがとうございました。
私からは、ダージリンティとアッサムティ・・・・・を飲んでいただいたのですが。

夏日の昼下がり、私も楽しめました。
ご参加感謝いたします。



質問でブータン人の平均年収は、15万円ほど
 もちろん、教育費や医療費など無料のものも多々ありますが。
 (留学する学生に関しては自費)

★食料は100%自国のもので賄えるそうです

今 咲いている花

2012-07-16 16:25:51 | 館内の自然
梅雨なのか夏日なのか
時候の花は元気に咲いています


梅雨の晴れ間は、なにかと忙しいけれど
このついていけない暑さには、うんざりですが・・・・・

桔梗





松明草=タイマツソウ(花が水色、本来は赤)




おみなえし(もう咲いた)




モジズリソウ




栗の実




ヒオウギアヤメ




風蘭





蚕の脱皮 と ハムチドロバチ

2012-07-13 10:28:35 | 岐阜白川の民家
久しぶりにボランティアに出かけたら、蚕がずいぶんと大きくなっていた
もう4~5センチくらいに育っている
みんな 元気に桑の葉を食べていた
脱皮が4回目を迎えているらしい
次回くらいで繭を作り始める裸子です





九州や西日本で大雨の予報が相次いでいる
どんよりと重い空
そんな朝から
オーストラリアから3人で来館されたお客様

囲炉裏や合掌造りのことは
よくわかっているらしく
水屋や飼育中の蚕
昔の器に興味を示され
英語と?日本語でコミュニケーション

ふと
奥様が茅葺屋根の先(茅ではなく葦で葺いてある)に盛んに飛んでいる虫を見つけた
どうやら、ご主人様が昆虫の先生らしい






「What」

「・・・・・」

「Heny」

「みつ?  そうか ミツバチ?」

「No No」

私とご主人様が同時に首を横に振る

「このストローの中で寝ているのか? (巣?)」

「オーストラリアにはいないのですか?」

「No」


実は、この虫の名前をボランティアのKさんから教えてもらっていたのに
いま、そのノートを持ってない
言葉は通じないし・・・・・

この方たちには、説明できない

この写真で、この昆虫を見つけるのは難しいかもしれないけれど
お尻に白い卵を持っているのと
なにもないのと

見つけることは出来ますか?

名前は  『ハムシドロバチ』 スズメバチ科

    
余談→このハチの幼虫のときナミハセイボ(ハチの種類)がドロバチを食べる
   卵→幼虫→1年間の命だそうです

蚕の飼育が始まりました!

2012-07-09 00:32:37 | 岐阜白川の民家
蚕の飼育が白川の民家で始まりました
いまは、こんなに可愛いのですが、脱皮を繰り返して大きくなるそうです





梅雨とはいえ、集中豪雨だったり晴天になったりで・・・・・
館内の自然も様変わり
こんなキノコが生えています





そして「ハンの木」の切り株からは
食べられるのでしょうか? 






曇りの天気予報だった土曜日の午後、昨年「小豆島農村歌舞伎の舞台見学ツアー」でお世話になった観光バスのガイドさんが60名のお客様と来館して下さいました
お時間があまりないとのことでしたが、三々五々館内を見学していただきました

「袖すりあうも多生の縁」

なんて言葉を思い出しながら、覚えていて下さったんだと少しうれしくなりました。

うししいことです