mintの腎臓癌記録

腎臓癌日記です。
2012年5月、腎臓癌が発見され7月に全摘手術をしました。3か月後に肺への多発転移が発覚しました。

信じられない事

2013年05月23日 17時20分32秒 | 腎臓癌
行ってきましたT大学付属病院。
でも行っただけでした

紹介状をみたF先生に「ここには癌細胞の情報が何一つ書いてないので、手のうちようがありません」
と言われました

私は口頭で「淡明細胞癌、T1b、M0T0 G2でした」と病理検査の結果を告げました。
しかし、証明となるものがないと患者からの話だけで治療はできないというのです。

そしてF先生は私に紹介状を見せてくれました。
あ・・・たったこれだけ? スーテント2錠を1日1回とか現在肺の腫瘍がわずかに増大、T病院に転院希望
など私の日記のような文章が3行くらい。
癌の種類も、大きさもグレードも何も書いてない

先生は私にS病院の先生は新人ではないか? トラブルがあったのでは? 転院に反対していなかったか?
など色々質問してきました。
M先生は50代過ぎのベテラン部長だし、トラブルもなかったし、転院に関して特に何も言いませんでした。

F先生はM先生宛に癌の情報と検体の提出についての手紙を書いてくれました。
とりあえず30日と6月7日に予約を取ってくれました。
私は手紙を持って、さきほどS病院に駆け込みました。

今度はちゃんと書いてくれるだろうか、検体を用意してくれるだろうか?
それをいつ受け取ることができるのだろう?
T病院の治療は受けられるのだろうか?

怒りを通り越して、悲しいです。
癌を告知され、手術、転移 これまでどん底を味わいました。
今日も落とされた気分です。

今日の出来事を前向きにとらえるのであれば
    このままS病院にいても良い事はない
    転院をする決断は間違ってない
    と割り切ることができます

  自分のことだもの、がんばるしかないよね