mintの腎臓癌記録

腎臓癌日記です。
2012年5月、腎臓癌が発見され7月に全摘手術をしました。3か月後に肺への多発転移が発覚しました。

手術、入院の記録

2013年10月29日 13時31分52秒 | 腎臓癌
今回の入院をまとめました。

9月16日   日中:昼間友達との集まりがあったが台風で中止に、なんとなくお腹がいつもより痛い
       夜10時:お風呂に入っているとお腹に激痛、近くのSK病院に主人に連れて行ってもらう。

9月17日    深夜1時半~早朝6時 腹膜炎と診断され緊急手術。(分子標的薬インライタの副作用)
       腹部CTでは胃や腸に穴が開き膿などが出ていた。
        主人は「生存率は40%、かなり厳しい手術になります」と告げられる。
        ところが開腹し胃、腸を洗浄し確認したが不思議なことに穴はふさがっていた とS先生。

       私は痛み止めを打たれると寝てしまった。麻酔をかけられるまえ?「これは人工肛門だ」という先生の声が聞こえ
       「人工肛門・・・人工肛門」と頭の中でクルクルそして意識がなくなる。

9月18日    集中治療室にて人工透析。敗血症を起こしかけていたので一時的に透析したとのこと、本人の意識は全くなし。

9月19日~数日  体に4か所のドレーン、2か所の点滴管、尿道の管につながれまるで人造人間のようになっていた。
         19日ボヤーとした意識の中で看護師が次から次へとやって来て点滴か何かを変えていたのを覚えています。
         人工肛門が付いてないことにホッとする。

       手術後の身体の痛みは激しく右半身の痺れと相まって体を少しでも動かすたびに激痛が走る
       初めて「なんであの時逝かなかったんだろ生きているんだろう」と思う

9月21日   理学療法士が来てリハビリが始まる。 なるべく体をベッドから起こすように指導される。
       足の軽い運動とマッサージ。

9月23日   水を飲めるようになる。
9月26日   おもゆの食事から始まる
9月28日   高熱、腹痛、下痢がはじまる・・・辛かった
       食事の中止・・・大腸のドレーンの廃液に便が混じる=大腸に穴が開きドレーンに流れた
       再び人工肛門を付ける話が浮かぶ
9月29日   人工肛門について主人と一緒に主治医から話を聞く。
       とりあえず一週間様子をみることに。

  徐々にドレーンの廃液が綺麗になり、人工肛門の手術は不要になりました

10月13日   スポーツドリンクから再開

10月16日   40℃の高熱・・・首の下から入れていた点滴から感染症を引き起こす。点滴針を抜いたら熱下がる
10月17日   下痢・・・熱のための抗生物質が原因、やめたら止まる。

  再び食事が始まり問題なく常食までこぎつける

10月26日   退院

     前回のT病院に緊急入院した時も大変でしたが、今回はそれ以上に大変でした。一命を取り留めた感があります。
     生きていて良かった