ミライの新車を買うと、どのくらいの支払いが必要になるのかがわかりました。
新車を買う場合は補助金の利用が不可欠になりますが、問題は納期です。一時期、3年とかいわれていたようですが、現在ではおよそ3カ月程度で納車が可能。それでも、11月に注文したとしても納車は2月頃。本年度の補助金の枠が残っているかどうかは微妙です。
そもそも、来年度も補助事業が継続されるかどうかも不明。もし、同内容で継続されたとしても、申請できるのは来年の6月で、それまでの間、202万円は自分で立て替えておかなくてはなりません。東京都の補助金については細かく調べていないのですが、同様の問題が生じることでしょう。
また、補助金を受け取ると、4年間は原則として売却することができません。もちろん、補助金の一部を返納すれば売却は可能ですが、今度は売却額が問題になります。
かりに、303万円の補助金を除いた金額で、4年後残価50%の残価保証ローンを組んだ場合、支払いのかなりの部分が利息に消える計算となり、ローン残債はあまり減りません。ざっくりとした計算ですが、2年間毎月4.4万円を払い続けても、借金は470万円程度が残ります。
2年後のミライの下取り価格が、残債である470万円を上回っていれば、負担は補助金の返納分だけですむわけですが、そんな高値で売却するのはおそらく無理。中古価格を見る限り、せいぜい200万円ちょいというところではないでしょうか。残りの270万円程度は全額自己負担となります。
4年後の残価「保証」50%というのは、あくまでも4年間の保有に対するものであって、2年くらいで売却するとすべての計算が狂うことになります。残価「保証」ローンのお得さは、そのリスクを受け入れる代償でもあるわけです。
というわけで、このあたりまで検討を進めてみると、最初から中古車にすればいいんじゃないかという気になってくるわけです。中古車情報サイトをみると、「4年縛り」を終えたと思われる2015年式だけでなく、16年以降の比較的新しいものもマーケットに出ています。無理に新車にすることもなさそうです。
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