青空に雲がどんどん流れる、お天気はいいが風の強い今日の奈良です。
今日は、147年続いた母校の小学校が来春閉校になるので、「閉校カミングデー」が催されるので、行ってきました。風が強いので、せっかくの飾り付けがもつれてしまってます。(^-^:)
母校は、校舎の耐用年数の関係で建て替えが必要なんですが、奈良の古い土地柄ゆえ(日本書紀に出てくる神社の隣にある)、建て替えには長い発掘調査期間が必要です。そこで、この機に小中一貫の義務教育学校に衣替えし、現在の中学校の土地に移転することになりました。小学校の土地は、発掘調査のあと更地にされて、公園化する計画があるようです。
校内には何本か桜の木があるんですが、満開になっていました。我が家の前の桜は葉のない状態なのに、まるでなくなっていくことを惜しんでいるかのようでした。
我が町には小学生の金管バンドがあって、けっこう高い実力です。今日はそのOG・OBも来て、グラウンドで演奏を披露してくれていました。
この中学生たちも違う制服になるんだなぁ。
校訓「ゆたかな心 たくましい力」の掲示、50数年前と変わらんなぁ。
それから校舎内を見学して歩いたんですが、私が入学したころは、写真の校舎以外は全部木造で、教室はこの校舎以外の校舎ばかりだったので、鉄筋ばかりの校舎には思いではなく、一通り見て帰ってきました。体育館には、戦前からの写真なども掲示されてあって、たくさんの人が見ていました。
これが正玄関。入ってすぐに職員室です。小学生の頃は、ここを入るのがなんとなく怖かった(笑)。
玄関の反対側には、湯川秀樹氏の「一日生きることは一歩進むことでありたい」の碑。石碑自体は新しいものになっていましたが、同じ筆跡で同じ場所にありました。
私が入学する少し前に作られたというプール側からの校舎の眺め。半年後にはこれもなくなっているんですね。ちょっとだけ感慨深いです。
ところで、この小学校の校歌は今も3番まで全部歌えるんですが、今日改めて体育館に掲示されている校歌を読んで、一つ覚え間違いをしていたことに気が付きました。「(川の)清き流れを身にしめて」の「しめて」を「受けて」と覚えていたのです。「身にしめて」という言葉のイメージができなくて(今でもあまりできませんが)、自分にわかりやすい「身に受けて」だと思っていたんでしょうね。
古い校歌なので小学生には意味の分からない言葉があちこちにありました。特に「あつきわがしのその愛に伸び行くわれらのいきたかし」校歌3番の〆の部分ですが、「あつきわが師(の愛)」「意気高し」の「師」や「意気」などは語彙にないものだから、何のことかわからず、「熱き和菓子」「生きた菓子」と覚えていましたね(笑)。
ついでに、中学校の校歌は6拍子のとても素敵な曲なんですが、あの校歌もなくなるのは惜しいなぁ。
帰り道、満開に咲き誇る皇帝ダリアが風に吹かれて咲き続けていました。
お昼ご飯は、私特製の焼きそばです。豚バラ薄切り、タマネギ、ニンジン、小松菜入り。醤油で下味をつけておいて、ウスターソースで炒めています。美味しいです♪ んでもって、ビールが美味しかったな~♪
今日は、強風が関係あるのか、花粉アレルギーのようなくしゃみがよく出ます。マスクして畑に行かんといかんな。