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毎日が遺言

小麦粉でおなかパンパン!

 雨です。梅雨ですなぁ、まったく。気分も少々雨。
 気圧のせいなのか、朝から体が重く、目がクシャクシャして細かいところがぼやけてしまってます。とにかく起きないと、と思って8時半ごろにやっと起き上がり、朝ごはんを食べていると、隣の居間で母と妻の声。聞くともなしに聞いていると、また母が例の“探し物”で混乱している様子。
 覗きに行くと、健康保険証やら診察券やらを引っ張り出して、妻に「何が何だか分からなくなった」と言っていました。どこから出してきたのか、古いバスカードと健康保険証とを同じ場所に保管していいかどうか、と言ってるようでした。数日前に、大事な書類は勝手に触らないように怒り、「もうしない、わかった」と母が言ってた時と同じ行動を、また繰り返していたのでした。「触りとうなるんや」と言ってすまなそうに私を見る母の目は、言い逃れをする子供と同じでした。私が「いっそ、自分で管理するようにしようか?」と言うと「私にはわからないのでお前らで管理してくれ」と言います。これも何度も交わしてきた会話。数日すればまた同じことを繰り返すでしょう。もう、母の目に触れないところに隠すしかないでしょうね。ひざの手術をして歩けるようになったら、手術前と同じように、いやそれ以上にちゃんと自己管理できるかな、という考えは甘い上にも甘いものでしたね。入院中から誰かが薬を管理し、書類を管理していたのが、こんな風に出るとは。その間に、薬も書類も全く理解できない頭になってしまいました。
 そのあと、手術した左膝ではなく、右膝にヒアルロン酸注射をしてもらいに病院に連れて行きましたが(右膝も曲がっているのでね)、病室に一緒に行って状態を説明し、私が先に待合に出て、たまたまいた知り合いと話していると、母が診察室から歩いて出てきました。知り合いの方は、歩けるようになった母の姿を見て喜んでくださっていましたが、ふと母が私を見て、「今日は左膝とちごうて右膝に注射されたんやけど、なんでやろ?」と苦笑いのような顔で私に尋ねます。知り合いとはごく普通に会話していたのに(手術の話も含めて)、次の瞬間には自分が左膝を手術していたことや右膝にヒアルロン酸注射を受け続けていることを忘れているようでした。
 6月に入るころから、ほぼすべてがこの調子になってきました。もちろん、膝のことと書類のこと以外は少しずつマシになってきています(例えば下の方の世話のこととか。病院では知り合いに、「ヨメが世話してくれていてありがたい」と言ってました)し、指の機能回復や歩行練習などをちゃんと話すこともできます。しかし、私たち夫婦が、家事や農作業(妻は学研教室の仕事)、あるいは自分たち自身の休養も後回しにしないといけないような状態になってきています。気が休まりません。
 それ以外にも、釣り禁止の池の、しかも車が通る道で釣りをする馬鹿者など、腹立たしいというより、空しくなるようなことが重なった今日の午前中でした。
 重苦しいつゆの時期に、こんな愚痴っぽい話を読んでると、余計に気が滅入りますよね。すみませんでした。
 お昼は、姉にもらったキャベツで、得意の洋食焼きをしました。粉が余ったので“えびせん”も焼きました。あとはいつもの「山ちゃん」のタコ焼きです。
 半熟トロトロ卵が美味しいです♪
 アミエビもこうして食べるとけっこう美味しいです♪
 おなかは、粉物=小麦粉でパンパンです(笑)

 今日は雨が降り続きそうなので、体のためにも、今日はこれから酒飲んで寝ていることにします。ちょっと眠りたいな。

コメント一覧

mirapapa
> duke1955さん
ありがとうございます。
よく似た状況の方はたくさんいらっしゃるでしょうね。
ウチの母もしっかりした人だったんですが、衰えてくるにしたがっての接し方をもうちょっとできていれば、とも思います。
でも、そんなことを考えて家族で生活しませんものね。
進行を遅らせる治療を受けさせたいんですが、その前に診断を受けさせないといけないのが、なかなか本人の承諾をもらえないのです。

> みーちゃんさん
ありがとうございます。
そう言っていただけると救われます。
体の栄養は十分だと思うのですが、心はなかなかうまくいきません。

> kraumさん
ありがとうございます。
夫婦のことだったら話し合いながらできるんですが、母の意思もあるのが難しいところです。
小麦粉なしのキャベツ焼きですか?
どういうのか、興味があります♪

> sakanoueさん
ホントに不思議というか、こちらの都合を邪魔するように何かが起きますね(笑)。
それも、日々解決に向かえば希望があるんですが、良くない方向に進むばかりなのがつらいところです。
sakanoue
お母さまのお話し、人ごとではなく、身につまされます。そうそう、そうなのです。
何時もより忙しく仕事に追われている時になると母が、決まって体調を崩して、大変な日々を送るようになります。😱
kraum
mirapapaさん、お疲れさま。
mirapapaさんご夫妻が後悔しないように、お母さまとお付き合いするのがいいのではと思います。私、経験がないので、
何ともですが、両親とも91歳まで認知症出なかったので。
今晩、小麦粉なしで、キャベツ焼き作りました。材料はmirapapaさんの洋食焼きと同じようにしました。
みーちゃん
mirapapaさん、こんばんは。(^▽^)/

えびせん、とってもおいしそう。(´∀`*)
おいしいものをたくさん食べて栄養をつけてくださいね。

そしてブログでグチをいっぱい吐いてください。
喜んで読ませていただきます。(*^▽^*)
duke1955
お母さんのお世話、大変ですね。
私たちの年代は今、多かれ少なかれ同じような状況にあるのではないでしょうか。
あ、詳しいことも知らず、こんな言い方をして申し訳ありません。
妻の母親も、認識できないことが徐々に増えているようです。
誰にでも優しくて、本当にしっかりしていた人なのですが、時間や曜日の認知ができなくなっています。
良くなることはないでしょうから、少しでも進行が遅くなってくれればと思います。
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