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毎日が遺言

信号で迷う自転車小市民

 今日もまた気温は低め、風もありますが、寒さ冷たさは昨日の半分ぐらいの感覚です。
 雲は多めですが、気持ちの良い晴れの日になりました♪ 陽射しは出たりかげったりですが、陽に当たると温かく、やっぱり春が近いのかな、と感じます。(^-^)

 母は、昨夜1時半ごろに部屋を出てきて家の中をウロウロとして、妻を困らせました。妻の声を聞いて私も起きていったんですが、話しかけるとちゃんと返事をするものの、こちらの言う内容はスルーしているような状態。あちこちに行こうとするのを妻が誘導し、母の自室でパッドの交換などして寝させました。
 私は「夜中やから、出歩かんとしっかり寝やんと。オレらも寝させてくれ」と言って部屋を出ましたが、母は「わかった」と言ってました。ところが、それからも1~2時間おきにトイレに起きたりしていたようで、朝もいったん着換えてからパジャマに着替えようとしていたりしていたそうです。私は奥の部屋でウトウトしては目が覚めるのを繰り返していたんですが、母のことには気が付かず、妻がそのたびに起きて対応してくれていました。妻によると、母が素直に言うことを聞いてくれないので困ったようです。
 出かける前も、私が言うこととはちぐはぐな行動を繰り返そうとしたり、それを咎めると見え見えの出まかせ(屁理屈)を言ったり、ストレスが溜まりました。
 たとえば、デイサービスの送迎車が来る時間があと10分ほどなので、私が「もうちょっとここで待っててな」と言うと、母は「うん」と答えるんですが、すぐに立ち上がろうとするので、「どこ行くの?」と訊くと、少し切れ気味に「自分の部屋やんか!」と答えます。「もうじき、車が来るから、ここでええやろ」と返すと、ひと息「あれ?」と言う表情をしてから「自分の部屋で待つんや!」(見え見え(笑い))。いつも玄関に近い台所の食卓で、ファンヒーターの前で待っていて、自室で待つことは、まずありません。「あと10分しかないし、ばあちゃんの部屋のエアコンは切ったし、温いこの部屋で待ったらええやろ!」と私も強く言うと、フン!という態度でそっぽを向いて椅子に座っていました。
 デイサービスには無事に出かけて行きましたが、どうも日曜日になるとこういう不穏なモード、徘徊したい気分が復活するようです。困ったものです。

 月曜日は食材の買い出し日ですが、妻は学研教室のリモート研修があったので、私はロトの購入に行きました。
 その帰り道、信号待ちをしていると、2台の自転車が歩道を走っているのを見ました。
 歩行者もなく、スイスイと走ってきた自転車ですが、幅3mほどの道を渡る横断歩道(歩行者信号あり)のところまで来て、前を走っていたマウンテンバイクの若い男性が、キョロキョロと左右を見まわして、スピードを上げて赤信号の横断歩道を渡りました。
 このあたりの住民は、3mほどの長さの横断歩道であっても、歩行者も自転車の人も、あたりに人も車も見えなくても信号が変わるのを待つ人が圧倒的に多いのです。まぁ全く危険性はなさそうだし、「あ~、行きよったな~」と見ていたところ、その後ろを走っていたママチャリの若い女性が、スピードを緩めました。
 「おっ、あの人は止まるのかな?」と思った刹那、その女性は、横断歩道を1mほど横に避けて、うつむき加減になって道を渡りました。

 あの女性、いくら狭い道とはいえ、また全く危なくないとはいえ、赤信号で道を渡ることに罪悪感を感じていたんでしょう。でも、前を走る自転車がスピードを上げてさっと渡ったのを見て、自分も渡りたいと思ったんでしょうね。
 でも、信号でコントロールされている横断歩道を渡ることははばかられる。そこで、せめて横断歩道は避けて、信号の制御範囲の外に出るような気持ちで渡ったんでしょう。
 赤で渡ることは同じなんだけどね(笑)。
 でも、なんか、その恥ずかしさとか、それでも渡ってしまうところとか、わかるなぁ、そういう気持ち!
 しみじみと「小市民なんやな~」と微笑んでしまいました。(^▽^;)

 とまぁ、そんなことがあったとさ♪

 お昼は、いつもの焼きサンドイッチと、今日はカップ麺ではなく、カレーうどん。美味しくいただきました~♪ カレーは、何にアレンジしても旨いですね! カレーは無敵だ!
 ロト購入の帰りに、菓子安で「雪平(せっぺい)」と「ウグイス餅」を買って帰りました。店に入って「おっ、ウグイス餅、出た!」と言うと、店のおかみさんが「もうじき桜餅も出ますよ」 ん~、やっぱり春は近づいているなぁ♪
 ひと仕事したあとのおやつに食べることにしようっと!

コメント一覧

mirapapa
midoさん、ありがとうございます♪
ウグイス餅、好きなんです♪
春が近づいているなあぁ!と感じます。(^-^)b
母は、認知症が出始めてからどんどん意地っ張りになっている気がしています。
もともとそういうところが強い人なので、“本性”があらわになっていくんでしょうね。
自分もそうなるかと思うと、なんか怖いです。
断じて言いますが、可愛くはありません(笑)。
これ、他の家族だったら、私も可愛く感じるかもしれませんが、母には、何か情けない感情しか湧きません。トホホホ。
2188mido
春ですね~ウグイス餅が出始めたんですね。大好きなんですウグイス餅。

歳取って少々ボケけても意地っ張りはまだまだ健在なんですね(笑)可愛いですねお母様。周りにいる人はイライラかも。
mirapapa
みーちゃんさん、ありがとうございます♪
母とは長年の付き合いなので、そのあたりの心理はわかっているつもりですが、まぁ、よくわかりません。
うまく事が運ぶように、説明もして、チョー穏やかに話していても、不穏モードに入っているときは、何を言っても突っかかってきます。
寝ているときに部屋を覗いて、目を覚ました母に「寒くないか?」と訊くと、ふだんは「大丈夫や」「すまんな」などと言いますが、不穏モードの時は、笑顔で話しかけても「もう、放っといて!」と横を向きます。
こちらは「はいはい、そうですか」と引き下がります。
そこにいるのは、もう母ではなく、一人の認知症のばあさんです。
自分ができなくなっていくのが残念で不安で、たまにわけもなく腹を立てるんです。(たぶん)
正直、付き合ってられません。
でも認知症はそういうものなんでしょうし、もともとそういうところのある人ですしね。
よそのばあさんだったら、家から出ていってほしいです。
いくら嫌いな人でも、母だからしかたなく世話しているんです。(立場的に世話するのは私しかいないしね)
ふだんはその気持ちを抑えてニコニコしていますが、たまに怒りでもしないと、こちらが持ちません。
介護のプロになるつもりはありませんのでね。
まぁ、死ぬまで面倒見るつもりです。
またお気づきのことがありましたら、アドバイスをお願いします。
みーちゃん
こんばんは(o^^o)

お母様は息子に負けたくないのかな。
あれこれ言われたら腹が立つのね。
「今やろうと思ったのに!」状態?

小さく産んで大きく育ててやったのに生意気になりおって‼️
こう思っていらっしゃるのかも。

今度からよそのお婆さんだと思って接してみたら?
優しくなれるんじゃない?
と思いました。(*^o^*)
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