毎日が遺言

春の魚

 スーパーで、鰆のいいのを見つけたので買ってきて、塩焼きにした。


 スーパーの鮮魚売り場には、韓国産と国産があったのだが、韓国産のはひとまわり大きくて100円安い。でも魚屋のおっちゃんのお薦めは「国内産」。
 「けどさぁ、韓国の海も日本の海も、獲れる海は同じと違うん?」と尋ねたら、おっちゃんは「国産の方が身がきれいや」。身のきれいな方が美味しいかどうかは分からなかったが、おっちゃんが薦めるのなら、と国産のを買った。
 鰆は身がタンパクなので、照り焼きなどの方がいいかと思ったが、ホントに新しそうだったので塩焼きにしてもらった。お薦めだけあって、臭みもほとんどなかったが、冷えて臭みが出るのがいやだったので、冷凍しておいた柚子の皮を散らしてもらった。
 美味しかった~ ぱさぱさした感じは全くなく、ジューシーでほんのりとした甘みが上品で、皮は香ばしく味わい深く、身の縁の脂がさっぱりとして、こんな美味しい鰆を食べるのは初めてだった
 もちろん酒も進んだ(笑)。
 ちなみに、「サワラ」という名前は「狭腹」であるとウィキペディアに書いてあった。他の身近な魚に比べると体型がスマートなんだろう。また「鰆」と書くのは、春に瀬戸内海などに産卵のためにやってくるので、春によく目にする魚の意味だろうとのことだった。
 美味しい春を味わった今日の晩ご飯でした
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