午後は1時間ほど畑に行って、邪魔な竹の始末をしました。
神社の森の向こうに、良い雲が出ていました!
作業を上がってビールを飲もうとしているところに来客が。
昼に喫茶米寿で会った、母の友達のお孫さんが、誕生日祝いの花を持ってきてくださったのでした。ありがたいな~!
ところがそのあと、母がトイレにパッドを流そうとして、それが詰まりかけているのを発見。パッドが水で膨らみきっていたので、便器の奥まで流れ切らずに済んで、引っ張り出して事なきを得ました。で、そのことを母に言い、「今は大丈夫やったからよかったけどな、もうせんといてや(もうしないでね)」と私が言ったのと、続いて妻が新しいパッドを母につけたことで、母がへそを曲げてしまいました。
理屈ではない。自分がしたことを否定されたという気持ちが出ると、しばらくの間、不機嫌になって攻撃的な態度を続けます。人としては実にくだらないことですが、それが認知症なんでしょう。させたいようにさせておきます。
晩ご飯は、赤飯、旨煮、ブリカマの塩焼き、ホタルイカ、炒り卵(ソーセージ入り)、メカブの酢の物。
母の誕生日のお祝いの赤飯です。もち米と小豆で、妻が作ってくれました。ゴマ塩をかけて、美味しくいただきました♪ 母が不機嫌そうに食べていたのが寂しいです。
母の好きな「かますご」を買おうと思ったんですが、ヤオヒコに出ていなかったので、これも好きなブリカマを買い、塩焼きにしました。美味しかったです♪
我が家の名品の一つ、野菜の旨煮です。白菜は、虫食いだらけの自家製白菜でしたが、甘くて美味しかったです♪
母がこういう味が好きなので、卵とチーズをバターを使った炒り卵にし、魚肉ソーセージも入れて作りました。とても美味しくできました♪
ホタルイカは私が好きなので買ってきたんですが、いつもなら母もこれを喜びます。
これも母が好きなメカブの酢の物です。おろしショウガを少しだけ入れます。
と、私も好きですが、母の好きなものをそろえたんですが、結局不機嫌な顔で、よく味わうこともなく、そそくさと母は食べてしまいました。残念です。
でも、認知症は、そういうお互いの気持ちのやり取りというものとは縁遠くなってしまうもののようです。こちらの気持ちを受け取ってほしいという気持ちは、認知症相手には、ただの甘い感傷のようですね。
認知症とは、家族が家族でなくなるものです。
自分は自分を生きよう!