毎日が遺言

去る命あれば

 また訃報。このところ、ホントに多い。
 今回は、私は直接関わりのない人なのだが、姉がずいぶんお世話になった人で、妻も少し交流のあった人。私たちの親の世代だから、訃報が珍しいわけではないのだが、もともと元気な人であり、またここ数年は病と闘い続けていた人で、惜しまれてこの世を去った。肺ガンだったという。
 この夏以降、6人の訃報に接したが、いずれも女性。40代から90代まで、年代は様々だった。そのうち、ガンは二人、循環器系の持病を持っていた人が二人。
 季節の変わり目に、私の周辺では、女性の命をこの世から連れ去ろうとする力が働いているのだろうか?と思えてしまうほど。

 そんな中、今日の午後に、仕事場の同僚が新しい命を授かった。
 40代にして二人目の子ども。生まれたのは女の子だという。「こりゃあ定年なんて言ってられないなぁ、ずっと働かないと!」などと笑いながらも、新しい命を授かることは、少しうらやましくもある。

 去る命あれば、来る命あり。
 私たちは、こうして次の世代へと、この世で連綿と蓄積してきたものを預けて、やがて去ってゆくんだろう。
 命は愛しい

コメント一覧

みらパパ
http://yaplog.jp/mirapapa/
> <色:#339933>team Green titiさん</色>
命のつながりは、偶然に支配されていると思いますが、人間はそれを必然に変える力を持っていますね。
人であるからこそ、この神秘に気づくことができると思うと、いっそう命が愛しいです{キラリ}{YES}

> <色:#990066>tani大兄</色>
おひさしぶりです{びっくり} 私こそご無沙汰をいたしまして失礼しました。{YES}
茨城の風は、今年も豊かでしょうか?

> <色:#ff0000>shunma0128さん</色>
それは不思議ですねぇ…
ウチの親戚には、亡くなった人の2ヶ月後に子どもが産まれた、ということが2例ありますが、同じ日というのは、なんだか不思議な縁を感じますよね。{YES}
俊くんは、きっとお祖母さまに守られていらっしゃるのでしょう。

> <色:#ff0066>よっぴぃ★さん</色>
多いですよねぇ、季節の変わり目って。
季節の変化が人間の何かのメカニズムをずらしてしまうんでしょうか。
仏教では、この世の死はあの世での生まれ変わりだと聞かされます。
私は、浄土真宗の考え方(深い理解ではありませんが)が好きです。
でも、極楽への生まれ変わりは信じていません。{笑}{汗}
ただ、そう思えることに、心の安楽をもたらす意味があるんだろうと思います。
一つの死が、新しい一つの何かを生み出すとしたら、素敵なことですね{キラリ}
よっぴぃ★
http://yaplog.jp/mylife-shinsen/
みらぱぱさん、おはようございます(^^)

確かに季節の変わり目は多いと思います、、
気温の差が体についていけないのだと
思いますし、、
命の誕生は嬉しいですよね♪
でも、仏教だったか、死もあの世では誕生とか、、
聞いたことあるような、、(@@)
shunma0128
http://www.yaplog.jp/shunma0128/
まさにその通りですよね{キラリ}
去る命あれば来る命あり・・・
俊くんが生まれた日・・・母方の祖母が亡くなりました・・・
命日でもあるし、誕生日でもあります{キラリ}
けど、忘れられない日です
tani
http://blog.livedoor.jp/live05594/
{ダッシュ}
はいけいご無沙汰しましたがイバラッケンも秋の風
team Green
titiです。{晴}

命のつながりというのは、実に神秘的ですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「命」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事