ただの独り言です。

特別に重要な意味はありません。お気になさらず。

Gと額027

2015-01-22 19:10:48 | 日記
それからの、ビッグハンドはどうしたのか?当然の事として、警備は、厳重になり、外出も減った。しかしビッグハンドは、自身の面子から、どうしても、外出せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
当初、全てもみ消すつもりで、手配していたのであるが。
前回爆発があった時に、巻き添えに合った人達の中に、敵対する勢力のナンバー2がいたのである。その為、現場検証に、本人がもう一度同じ劇場に行かなくてはならなくなってしまった。その場所には、まだ無傷の原子炉があり、まだ作動していた。そして、現場検証であるが故、同じ事をしなくてはいけない。
観客もいない、今回は、犠牲になる人は少なくてすむ。役者も当然、呼ばれている、そして同じ事をする。今度こそ、失敗は許されない。
あの失敗から、学んだ事を忘れずに、以前にも増して強力な、破壊力を発揮し、一人のみを葬り去る事が出来る、またと無い機会が巡ってきたのである。あの時から、幾たびもタイミングを計りながら、試行錯誤を重ねて、辿り着いた、方法を今回こそは、失敗しないように、実行するのだと、役者は自分に言い聞かせようとしている。
しかし、心配なのは、警備の物達をどうするかである。
予定っは、何かに閉じ込める事が考えられていたが、その装置を設置する時間が無い。
あの楽屋を通り、再び額に声を掛けて貰い臨む現場、劇場に役者は、行くのである。
あとは、正弦波に全てを任せるのみである。その時が来ようとしている。