フリーダムの迎え方

さて、そろそろ帰るか♪
嫁達は今頃、実家で御馳走中の筈。

カチャリ…
玄関を開ける。
昨日の賑やかさが嘘の様に静か。
誰もいないのかしら？

パパフリーダムの予感が現実に…

玄関に膝を付き、
上体をやや後ろに傾けつつ、
静かに諸手を上げ、
無言で拳を静かに握り締める。
重みの有るガッツポーズである。

別に家族が嫌いだとかではないよ。
たまの自由が嬉しいのですよ。
…分かります？
まぁ、きっと翌々日は
寂しくて寂しくて、
堪らなくなるんですがね

さて、今夜はパパも腕を振るって
御馳走ですので、今宵はこの辺で。
今から鰤刺をつつきながら、
鍋を仕込みます。


折角なら友人と飲みに行ったらって？
折角、一人なのに一人を楽しまなくて
如何するんですか？
つるむのはいつでも出来ますよ。。
…まぁいいや。今日はこの辺で。。

銀幕デビュー？

とある映画のワンシーン。
『う～ん、此処に男の子の絵が
　欲しいなぁ…』と、監督さん。
ってな訳で息子に白羽の矢が！！


まぁ、パパの血を引く息子です。
映像栄えする事は間違いない。
主役を喰わん様に気を付けたまえ
…すみません。調子に乗りました。

…ってね♪
そんな大袈裟な話じゃなくて、
高校時代の友人達が趣味で撮ってる
ショートフィルムなんだケドさ。
急遽、息子に出演要請。

『良いよ～♪』と息子超快諾。
いやいやいや、分ってますの？
映画ですよ？
幼稚園のお遊戯とは違うのよ？
…いや？…違うのか？
まぁ、君らしく気楽に望んだら良いよ。

更に急遽、パパも右手だけ出演です。
何処ぞの映画祭で公開されるらしい。
楽しみですね