散歩中、みかんが動かなくなった
どうやら、裏森の方に寄り道をしたいらしい
『あのぅ…、私は帰りたいんですケド、駄目でしょうか?』
『駄目デス。こっち行きますよ』
おお柚子の木
道端に落ちている実から、美味そうな臭いがプンプンします。
『さぁ‼️その落ちている実を投げるのです。早く』
は
君はどうして、私に物を投げさせたがるのか…
何十分も、川で石を投げさせたり…
延々と、海で砂を掘らせたり…
今日は、森で柚子をですか…
しかし、流石はみかんさん。
興奮してユズボールに噛み付くと、口中が酸っぱくなる事を知っているので、一歩離れてソワソワして待ちます
Social distance…
今時の遊び方ですね
投げろ…
投げろ…
投げろ…
投げた〜
さ!次のユズを投げましょう
やれやれ、全部投げ終わるまで帰れないなコレ