夏休みが近くなると、読書感想文を書く為の小中学生向けの文庫が書店に並ぶ。
私は本の虫だったけど、読書感想文は大嫌い
例えば、【忠犬ハチ公】を読んだとしてさ。
『今日も教授は帰って来ない…。どうしてか
会いたい…
』と、帰路に着くハチの心情を読み取ったとして、このモヤモヤとした感情を私の乏しい語彙力でどうして表現出来よう…。
『感想を述べろ』って苦手…
あ…アカン。。
ハチの心情を、色々と勝手に想像してたら涙が出て来た
今度、ハチ像の近くに寄ったら喉元をワシャワシャしてやろう
さて…。
既に私は小中学生ではない筈なのだけど、未だに夏文庫を一冊買ってしまう
今年の一冊
【沈黙】
江戸初期のキリスト教弾圧を、宣教師目線で描いた作品
『どれだけ民が苦しもうとも…
何度、祈ろうとも…
なぜ神は応えないのか…?』
中学時代の私は、迫害の様子を読んで
『江戸初期の日本ではキリスト教が被害者という立場になったけど、魔女狩り・地動説論者でキリスト教に迫害された人達も「何故、神は…」と思ったろう…。
異なる考えの人達と交わって理解を深めるのでは無く、排除に動いてしまう人の心理とは何なのか?』とかそんな感じの読書感想文を書いた気がする可愛さの欠片もない子供ですね。。
さて…
大人になると、子供の時と違って
「ソレは、どのくらい痛い」
「ソレは、どのくらいシンドイ」
「ソレは、どんなに悲しい事か…」
…などの理解度が増すのよね。経験として知らずとも、ナントナクの理解は出来るよね。
故に、悲しい場面がより悲しい。
故に、シンドい場面がよりシンドい
【歳を取ると涙脆くなる】というのは、そういう事なのかもしれないね
勢い余ってDVDも借りて来ちゃったんだけど、とてもとても…。
迫害の場面は、ツラ過ぎてゲロ出そうになったわ
是非
【今日のみかんさん】
休日は遠くへ散歩に出る
テキトーな駐車場に車を停めて、森とかに入ってみる
…ところでだ。
山道を歩いていた筈が、工事中断した様な道路に迷い出たのだが、ここは侵入okな道なのかしら?
『作業員に怒られたら、戻ればええやん
』とばかりに、みかんさんは強気でグングン進む。
前を行くジイサンを追い抜く事しか頭にないみたい
普通の道路に戻って来ました
それにしても歩きますね。。
読書とDVDの夜更かしの所為で、私はソロソロ限界なのですが…