ベガスロバイナ フェイモソス

不思議と、見た瞬間に（旨いな）とわかる葉巻ありますね。
葉巻から言ってくるというか（熟成完了。いつでもどうぞ）と。
ラッパー表面の微細な毛羽立ちと、全体に点々と散る小さな金色の光。
指でつかむとほのかに弾力があり、熟成したハバナの薫香が漂っている。


着火すると豊かな煙と、舌先にしみ込む甘味が来ました。
ふ菓子の黒糖のような、後味のいい甘味です。


ドローは適度な抵抗感で味わいを引き立てます。
森林を連想する深いウッド感。
少しして、やんわり辛味が入って来ました。


酸味と渋味も加わりながら、深い甘みは続きます。
じわり舌を刺激する甘辛と甘ニガ。
徐々に濃い煙が蓄積してボディーの加速が始まったか。たまらず甘い紅茶を少し・・


中後半から濃厚さが一気に増した。
濃いな～　重い。ニコチン酔い黄信号点滅。
辛味と甘味の溶け合いにレザーが入る。


スパイスが追加され続ける。
濃厚＋辛味＋ウッド＋甘味少々。
舌先にジュワ～ ピリピリ・・フェイモソスは濃い！


濃厚な重さの中、立ち上がる煙とラッパーの薫りは甘い。
吸い口の黒いヤニ溜りをリカット。終盤なのにびくともしない作り。
煙の多いままニガ辛ゾーンへ。どこまで吸えるかな・・


甘ニガにスパイスが煮詰まり続ける濃厚さ。
のどと脳に強烈な印象を残した一本。
ロバイナ農園に脱帽・・

127mm×19ｍｍ
癒しタイム 75分間

初秋

近所の道端で開花し、秋の訪れを知らせてくれた曼殊沙華。


雑草の中の赤は、鮮烈な印象を受ける。


雨の後、しおれてしまい、わずか数日で枯れはじめた。


花の命は短くて・・