こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
既に触れましたが、昨日7月1日は富士山の山開きの日です。
今年は例年よりも多くの観光客や登山者でにぎわったようです。
というのも今回は、富士山が世界遺産に登録されて初めての山開き。
今年の山開きから山じまい(8/26)までの間に
富士山を登ろうと考えている方もおられるのではないでしょうか?
およその目安として、2500m以上を登るときには
高山病に注意する必要があります。
3000m級の登山の場合、高山病の回避は必須だそうです。
富士山は、標高3776m。
高山病への対策は避けては通れません。
一般的には、2000m程度からが低気圧、低酸素とされています。
高度が上がれば気圧は下がり、
気圧が下がると酸素が少なくなります。
地上を100%とした場合、
標高3000mでの酸素量は約70%ということです。
(参考:山のお天気講座さんよりこちら)
高山病の予防、対策などはこちらのサイトさんが参考になりそうです。
症状についても、段階ごとに分かりやすく説明されています。
天気の予測にと、気圧計を用意する方もおられるようですが、
実際には気圧計で登山時の天気を予測することはできません。
気圧は元々、位置によって異なるため、移動すれば変化します。
つまり大まかな話ですと、山を登っている状態では、天候が一定でも
気圧は下がり続けるため、残念ながら天候の参考にはなりません。
しかし、酸素量と気圧には因果関係がありますので、
自己管理には役立つかもしれません。
登山自体が疲労を伴うため、
高山病の初期には自覚がないことが多いそうです。
当店では気圧計も扱っておりますが、残念ながら、
持ち運びに適したものは掲載できておりません。
ご興味のある方は、お気に入りのものを
探していただいた方が良いかと思います。
登山者向けの気圧計付き腕時計などもあるようです。
■当店の気圧計■
アネロイド気圧計(温度計付) 佐藤計量器