はかりの三和屋 はかりブログ 

計量士 はかりの三和屋の店長や担当者がおすすめするはかりや計量器を紹介するはかりブログ。

富士山の山開き―気圧と高山病

2013-07-02 14:34:32 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

既に触れましたが、昨日7月1日は富士山の山開きの日です。
今年は例年よりも多くの観光客や登山者でにぎわったようです。
というのも今回は、富士山が世界遺産に登録されて初めての山開き。
今年の山開きから山じまい(8/26)までの間に
富士山を登ろうと考えている方もおられるのではないでしょうか?

およその目安として、2500m以上を登るときには
高山病に注意する必要があります。
3000m級の登山の場合、高山病の回避は必須だそうです。
富士山は、標高3776m。
高山病への対策は避けては通れません。
一般的には、2000m程度からが低気圧、低酸素とされています。

高度が上がれば気圧は下がり、
気圧が下がると酸素が少なくなります。
地上を100%とした場合、
標高3000mでの酸素量は約70%ということです。
(参考:山のお天気講座さんよりこちら)

高山病の予防、対策などはこちらのサイトさんが参考になりそうです。
症状についても、段階ごとに分かりやすく説明されています。

天気の予測にと、気圧計を用意する方もおられるようですが、
実際には気圧計で登山時の天気を予測することはできません。
気圧は元々、位置によって異なるため、移動すれば変化します。
つまり大まかな話ですと、山を登っている状態では、天候が一定でも
気圧は下がり続けるため、残念ながら天候の参考にはなりません。

しかし、酸素量と気圧には因果関係がありますので、
自己管理には役立つかもしれません。
登山自体が疲労を伴うため、
高山病の初期には自覚がないことが多いそうです。

当店では気圧計も扱っておりますが、残念ながら、
持ち運びに適したものは掲載できておりません。
ご興味のある方は、お気に入りのものを
探していただいた方が良いかと思います。
登山者向けの気圧計付き腕時計などもあるようです。

■当店の気圧計■

アネロイド気圧計(温度計付) 佐藤計量器


バロメックス気圧計(温度計付) 佐藤計量器


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