こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
本日は、長さをはかる測定機器「ノギス」をご紹介します。
ノギスでは外径、内径、深さを精密にはかることができます。
基本の形状は写真の通りで、
目盛が主尺と副尺の2つあることが特徴です。
簡単に言えば、主尺と副尺の目盛を足したものが計測値です。
しかし目盛の読み方が意外に難しく、
実際に体験してみるとあっさり分かりそうなのですが、
文面の解説を理解するのは、なかなか難解でした。
私では分かりやすくお伝えすることができませんので、
ご存知ない方は、ぜひ説明サイトをご一見いただきたいです。
難解ながらも、「仕組みを考えた人は本当にすごい!」
と思える優秀な計量器であることがうかがえます。
「ばじめての材料力学」森北出版サポートページさんが
図も多く、とても分かりやすいように感じました。
現在では、ノギスには大きく分けて3つの種類があります。
一つはもっとも初期から使われているアナログ式の「標準型ノギス」、
次に、目盛の読み取りを容易にした「ダイヤルノギス」、
最後に、価格の安定により近年普及している「デジタルノギス」です。
上で述べたものは、「標準型ノギス」となります。
ダイヤルノギスでは計測値の読み取りが比較的簡単になり、
デジタルノギスに至っては、画面に直接数値が表示されます。
よって、目盛に関する特別な知識も必要なく、非常に簡単!
――と、思ったのですが、どうやらそうは問屋が卸しません。
実はノギスを使いこなすためには、
目盛の読み方以外にも「修行」が必要なのだそうです。
ノギスは、角度や力加減でも、簡単に数値が変わってしまいます。
角度は「とにかく垂直に」…ということで何とかなるかもしれませんが、
力加減に関しては、何度も何度も経験を積むしかないそうです。
初めのうちは、正確に口径の分かっている
部品などを用いて練習したりするそうです。
アナログの標準型はもちろんのこと、
すべてのノギスを利用される職人さんはすごいなと尊敬します。
当店では、主にミツトヨ製のノギスを扱っています。
ミツトヨは、ノギス、マイクロメーターの国内シェア90%以上、
海外においても高いシェアを誇る信頼のメーカーです。
(参考:wikipedia)
■当店取扱のノギス(一例)
ソーラ式デジタルノギス 150mm CD-S15CT ミツトヨ
■スイスのTESA製デジタルノギスが
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◇150mm≫希望小売価格13,440円⇒8,200円
◇200mm≫希望小売価格20,055円⇒10,500円
(※写真は150mmのものです)