こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
四国は昨日、梅雨明けとなりました。
一昨日の雷雨以降、日差しも非常に強く、
気温も湿度も高くなっています。
熱中症のことは以前も書きましたが、無理や我慢をせず、
水・糖分・塩分を適度に摂取することが大切です。
もっとも重要なのはやはり水だと思いますが、
とにかく飲めばいい、というわけではありません。
「ペットボトル症候群」はご存知でしょうか?
ペットボトル症候群とは、糖分を短期間中に
多量摂取することによって起こる急性の糖尿病です。
ペットボトルの清涼飲料水やスポーツドリンクなどの過度な摂取で
発症し、正式には、「清涼飲料水ケトーシス」などと言います。
症状としては、吐き気や倦怠感などで、
重度の場合は意識がなくなることもあります。
近年、ペットボトル飲料の普及により、お茶や水の代わりに
清涼飲料水やスポーツドリンクを飲む方が増えました。
特にスポーツドリンクは、
いくら飲んでも体にいいようなイメージが強いと思います。
しかし、スポーツドリンクにも糖分は5%程度含まれています。
例えばアクエリアスは、500mlでは23.0gの糖分を含むそうです。
(参考)
1日の糖分の摂取目安は50g程度とされているため、
スポーツドリンク1Lを飲むと、それだけでほぼ1日の糖分となります。
確かに、糖分が10%程度とされる炭酸飲料よりは少ないですが、
甘味が弱いからといって、油断や飲みすぎには注意です。
糖尿病までいかずとも、血糖値が上がると喉が渇き、
その結果どんどん飲んでしまい、悪循環に陥ります。
甘い飲料ばかり飲むことは、いろいろな面でマイナスです。
よって、熱中症対策に水分補給する際も、
甘いものはなるだけ控えた方が良さそうです。
私も極端なほどの飲料は摂取しませんが、カロリーという面も考え、
水やお茶など、なるべく糖分のないものを増やそうと思います。
(今回参考にさせていただいたページ:wikipedia / ペットボトル症候群)
【当店の熱中症指数計】