こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
はかりとは全く関係ない話なのですが、
みなさんは「お遍路(へんろ)さん」をご存知ですか?
四国八十八ヶ所の礼所をひとつひとつ巡礼する人たちのことです。
私は高知出身、高知在住ですので馴染みがあるのですが、
遠方の方はどうなのでしょうか?
お遍路さんは、白い服に数珠、頭には菅笠、
そして手に金剛杖といった格好の方が多いです。
金剛杖は、四国八十八ヶ所を開いたという
弘法大使さまとみなされるそうです。
遍路(四国八十八ヶ所を回ること)は、一人で行っていても、
「同行二人」とされます。
これは、たとえ一人でも、弘法大使さまと一緒という意味です。
今週、お店の入り口で声があり、出てみるとお遍路さんでした。
「昔からの習わしでのためお祈りさせてください」
と言われ、お経を唱えて行かれました。
よく見かける白い服ではなく、少し暗い色の服を着て、
菅笠には筆で書かれた文字があり、よく使い込まれたような
金剛杖を持ってらっしゃいました。
特に、お経とそれに合わせた杖の鈴が、とても滑らかで力があり、
もしかしたら本職で修業されている方かな…?と感じました。
お遍路さんのお経を直接聞かせていただいたのは初めてで、
お接待も何もできませんでしたが、少し心地よい出来事でした。
遍路やお遍路さんについては、以下のサイトさんが参考になります。
◇お遍路のススメ
◇我が道を行く!四国痛快遍路!!