レッスンの時の個性さまざま
紫微斗数のレッスンはすべて個人レッスンですので、皆様の個性に合わせて進めることができます。
私が小学生、そして中学生、高校生と、社会人になるまで勉強、勉強の連続でしたが、その頃のことを振り返ってみますと、それはそれは大変でした。
何が大変かといえば、同級生の皆さんに付いていくのが大変でした。
今、思えば私はアスペルガーでしたから、普通の人のように行かなかったのです。
どんな風に大変だったのかといえば、普通の人は、例えば1から10の事を学べば、1から10まで全部は一度に覚えきれないでしょうが、とりあえず余計なことは考えずに、1から6ぐらいのことはスッと記憶するようです。
そして、その次に残りの7から10を余計なことは考えずに覚える、といった具合です。
でも、そうでない私たちは、普通の人が1から6ぐらい覚える間に、1の所で戸惑っているのです。
こんなことを言っても普通の人には理解出来ないかも知れませんが、私たちは、1が「何故そうなるの?」ってなことで疑問が湧いてしまったりします。
あるいは、1のことに納得しないと次の2に進めない面倒くさい性格を秘めています。
これが教える側からすると本当に面倒臭いらしいのです。
先生によってはイライラする場合もあるようです。
私が小学生や中学生の頃は、そういうことで先生からガミガミ言われた記憶があります。
そもそも先生からすると、「何故それが理解出来ないのか、先生には理解出来ない」と言うのです。
つまり先生からすると、生徒が理解出来ない原因が分からないので、どう教えたら良いのか分からなくて困る、と言う訳です。
ですから、先生は壊れたレコードのように同じ個所を何回もリピートを繰り返しますが、先生は生徒が分からないと思っていることを、何度繰り返されても、生徒からすれば分からないのは「それじゃないです」ということです。
つまり、先生の思っている「分からない所」と生徒の「分からない所」が違うということです。
これは困りますよね。
その内に先生はイライラして来ますし、生徒の方も何度聞いても「聞きたいことは、それじゃないです」ということで、もう分かった振りして聴くのを止めると言う訳です。
結局、生徒は分からないことをウヤムヤにして先に進むしかありません。
ところが、こういう面倒臭い性格の人たちは、ウヤムヤに成った個所があると、それがいつまでも心に引っ掛かって、その先も上手く理解が進まないのです。
そう言う訳で私のレッスンでも、レッスン中に疑問が次々に湧いて来る生徒さんが時々はいらっしゃいます。
そのような生徒さんの命盤は、生年【化忌】が、命宮、官禄宮、福徳宮、その他では財帛宮、疾厄宮、遷移宮のなどに有る場合によく見かけられます。
私もそういうタイプですから、親切丁寧に分かり易いよう、時には例え話をして説明しております。
実はですね。こういう面倒臭い性格の人の方が、効率は悪いですけど、何かを極めるタイプなのです。
紫微斗数のレッスン中は時間的な制限は有りますが、このような生徒さんにも対応させて戴いています。
これまでの学校教育の現場では、こういう面倒臭い生徒さんは規格外の存在でしたから、ずいぶんと損をさせられて来たと思います。
でも、規格外だから普通の人が出来ないことが出来たり、普通の人が思いも及ばないことを思い付いたりするのです。
このような人々は特殊な仕事向きですから、占いに対してもそれなりの感性が強いと感じます。
これからの時代はそういう人たちにチャンスが訪れる時代と思います。
西洋占星術でいう「風の時代」ですし、何かが起きて来るのではと思います。
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