日本に向けて祈りたいと、祈りが広範囲になるカトリックを出た私は、以前の様には主に祈ってはいなかった。
それにも関わらずこの数年口ずさむ事も無くなった懐かしい讃美歌の記憶が蘇り、繰り返し歌いだしていた。
その讃美歌は全て主(イエスキリスト)に関する歌で、暫くすると主の顔が大きく目に浮かんだ。
もうその頃には私はうずくまり、嗚咽をこらえながら大粒の涙を流していた。
主からの慰めの訪れだった。
正直、私はサタン系の魔からの攻撃と妨害を受けていた。除霊しても繰り返し絶える事が無く、左肩や腕、左半身脇腹に巣くっていた。除霊が面倒になり放置すると、生活面での妨害に発展していた。
こればかりは警戒で済む現象ではなかった。
何れ住む世界は変わるから、それ迄の辛抱と諦めてもいた。
以前にも書いたが、仏教系、神道系ではチャンネルが合わず、繰り返す除霊も完全には至らなかった。
大体、人間が相手では無い。
発信元が媒体を操作して送りつけて来るのだから、発信元が払えない限り根絶出来ない。
おそらく、この有り様を見て
「私に返り頼れ」
と招いてくれたのだと思う。
老母のケア同居に苦悩した時と同じだった。その際の祈りで、御血を頂いた布(霊的なビジョン)はその後無効となっていた様子。
日々の祈りを欠いていたのだから、当然と言えば当然。
駆って「復讐してやる」と魔から投げ掛けられた言葉通り、身近な人間や生活に事象として現れる事は、若い頃に長く救霊に生きた期間がある以上仕方の無い事だと思っていた。
内観後に癒しやブロック外しでは及ばない何かがあって、過去世今世の魔の報復と呪い系分野らしい。今も現実生活や肉体が追い詰められ、メンタルを保てても物事が停滞し続けていた。
讃美歌に憩うここち良さの中、
「霊的な育ての親が助けに来てくれた・・・。」
私はそんな思いだった。
私にとって、カトリック時代最強の祈り。
十字架上のキリストの御血により浄めて頂く祈り。
魔の妨害から守られる祈り。
結果が出るまで祈り続ける事にした。
加えて、出合ったのが気功だった。
コロナ禍に乗じて内観の時間を得られた事は神々様や宇宙に感謝しか無いが、閉じ籠る生活が運動不足を生み、内観によるメンタルのUp Downで消耗した気力がケアしきれないでいた。
レイキの知識が欲しいと前々から思ってはいたが、レイキの歴史的な一面に警戒心があった。日本発祥でありながら、伝授商売レイキになった経緯と海外で発展し日本に逆輸入されたレイキがニューエイジに持て囃された事・・・ニューエイジと呼ばれる呼称が今も存在するかは知らないが、私はこれに若い頃から嫌悪感を持っていた。ここで詳しい話をするには、余計な陰謀論を語る事になるので不要かと思う。
何だかんだで、エネルギー世界の知識の無い私は気功から・・・そう思って動画を見付けて暫く学ぶ事にした。
動画主さんの計らいでマイルドにしているエネルギーは、安全を確保でき触れて暴走したら大変のクンダリ―二も安心して学べるらしい。
クンダリ―二は性的なエネルギーと思われがちだが、生命力の活性化は初歩でも感じられた。気力が上がり、日常の肉体的怠さも軽減出来る様子。家事がはかどる。
自分の望むエネルギーとは違うが、流れ方の知識と、自身の体調ケアには助かる。
左半身の霊障からの解放と妨害から守られる事を神に祈り、内に籠ったエネルギーを循環活性化させ、外に向かう気力を取り戻す為に気功を知る事が今の目標。
おまけ
カトリックにもお守りがある。メダイというもので、購入した後に司祭のお願いし祝別(聖変化)してもらいネックレスにして身に付ける。祈りの際に使用するロザリオもまた同様にしてから使用する。
私はこの10年はアメジスト(これは魔除けになる)を身に付けていた為、メダイを仕舞い込んでいたが、今回は思いだし身につけた。
魔系の霊障には効果がある。やはり、サタンは聖母に弱いのだなとつくづく感じた。
↓メダイとロザリオを張って置く。
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(スマホ編集は挿入画像がうまく並ばない)
おまけのおまけ話
もう古い本で今は存在しない物かも知れないが、司祭が神の保護下でサタンと対話した記録の本があった。
「サタンへのインタビュー」という題名だったか・・製本されていると言えない、小冊子を1Cmの厚さにした粗末なものだった。
サタンが聖性に対する攻撃やどのように人を貶めるかを、答えたと言うより吐かされ記録された物だった。
「何か一番屈辱か?」との司祭の問いに
「ロザリオの細い鎖に縛られてしまう事」
と答えていた様に記憶している。
要するに、メダイを身に付け、ロザリオを祈られるとサタンは縛られて自由に動けないと。
私がこのメダイとロザリオの件を記す事も妨害を受け、下書きを何度か誤作動で消され、書き直しに時間がかかった。
乱文のおまけ話ながら、魔系への防備の記録として晒そうと思った。
それにしても「サタンへのインタビュー」という本を度重なる引っ越しで紛失したのは大失敗だった。
もう一度読んでみたい。
追記
上に書いた事は修道生活を身近に見た者や長年カトリックにいた者に通用する話であって、
「聖母やキリストがなんとなく好き」と思われる方には、メダイやロザリオがありますよ・・・お守りになりますよ・・の情報だと思って頂ければ十分。