kugachanが子供の頃は、平成生まれの人は見た事が無いと思いますが、黒のダイヤル式の電話でした。
それが、何時の間にか、プッシュ式になり、録音機能が付き、公衆電話でも10円玉か100円玉しか使えなかったのか、テレフォンカードなるモノが出没。
ポケットベルや、アタッシュケースが移動電話になり、ドンドン小型になり、写真が撮れるようになり、今やケータイ(スマホ)1つあれば仕事が出来るくらいにまで進化しました。
そう、たった30年くらいの間に・・・です。
3種の神機等と言われた家電も、もはや歴史の教科書に載る程の事なのでしょう。
この1世紀は、物凄い発展と便利さが加速した1世紀でもあったんですねぇ・・・。
けれど、それに完全に慣れてしまうと、あっと言う間にニッチもサッチも行かない程困る事になります。
ケータイ(スマホ)を落としたり、忘れたりした日には、連絡を取りたいけど、取れない、今何時?、ココは何処?という風に、全てがその薄い機械に詰め込まれているのです。
想い出の写真までも・・・。
kugachanが子供の頃は友達や自宅の電話番号や住所等、10人分程度は軽く覚えてしましたが、便利に慣れてしまった今、自分のケータイ(スマホ)の番号すら覚えてしない事もしばしば。
だって、パッと表示すれば、スグに判るんですもん。
覚えて居なくても、特別困らないんですよね。
友達の電話番号もそうですし、昔はどこの家にもあった、住所録を各カレンダーのような物も、もう、存在しません。
kugachanは、スマホが無いこの3日間を、スグに連絡出来ない事、仕事に繋がる申し送り等も出来ず、困った!困った!と言う焦りばかりです。
便利になる事は良い事ではありますが、いつでも何処でも連絡が取れると皆が思って居る為、運転中や、電車の中でも平気で電話が掛かって来たり、家電だと、他の家族への迷惑を考えて控えて居たものも、個人間の連絡の取り合いなので、減っちゃっらで連絡をしてきます。
そして、自分が何処に居るのかも、ナビで判るし、思った時にスグに写真も撮れる。
意味が判らない事はその場で調べられる・・・などなど・・・・。
それこそ、外国に行っても、全然ヘッチャラ。
ですが、今起きている異常気象。
水害や、昆虫の大発生、異常な気温の上昇に群発地震・・・。
これ等によって、便利品が使えなくなったらどうしましょう???
スマホの充電がしっかりあっても、基地局が遣られたらどうにもなりません。
交通機関は?ここは?今、何時?と、時間まで判らなくなります。
大地震が起こって、街がボロボロになってしまったら、方向すら判らなくなってしまうかも。
非常時持ち出し袋だけ用意してもダメ、家具を固定しただけでもダメ、その両方を備えてもダメ。
この国には季節がある事、暑い時には暑い時の、寒い時には寒い時のそれぞれの季節に繁殖するウィルスがある。
飲み水も、3日分用意するだけではダメ。
足りなくなる。
もちろん、衣食も、衛生も全てが超不便になる。
こんな時の為に出来る事は無いだろうか???と考えてしまいますね。
そう思うと、楽しく学習が出来るキャンプ等良いのではないでしょうか。
コンパクトに収納出来、さらに、その辺に落ちている木片等を使って火を起こす方法を学び、汚いであろう水から、綺麗な水を作る方法等も学んでおくと良いと思います。
1ヶ月分のビタミン剤や風邪やお腹の薬等と一緒に、出来るだけ早く実る、植物等の種もあると良いかも知れませんね。
昔の知恵、今はお店でやってくれるような事を自分で出来るようになれば・・・。
味噌や漬物、釣り等が出来るだけでも、少しはお腹が満たされるかも。
しいの実などのナッツ類や、山菜やキノコの見分け方もしっかり学習しておけば、お腹の足しにはなるかも知れません。
葉物野菜などは成長が早いかも知れませんし、ラディッシュは日本語で20日大根と言われ、3週間程で食べられるまでになります。
なので、自給自足の訓練と思い、家庭菜園をしたり、調理の仕方を覚える為にキャンプに行ったりする事はとても楽しく、大切な娯楽と言えるかも知れませんね。
もちろん、毒を持った昆虫やキノコ、植物等が多く自生しているでしょうから、しっかりと学習しておく事も大切です。
危険を察知しながら、楽しむ事は、これから先、生きて行く事に不可欠なのかもしれませんね。
な~んて格好付けてるkugachanですが、忘れ物、落とし物の無いように、工夫しなくちゃ・・・ですね(^^;)ゞ