インド料理店で食事をしたAさん夫妻。
初入店、初対面のネパール人店員達からなぜかAさんだけが酷い接客対応をされました。
今回はそれについて色々と調べましたので検証していきたいと思います。
検証1
Aさんがネパール人店員に注文を伝えた際あからさまに嫌な顔をされた原因
ネパールの国もインドと同じようにカースト制度が1960年代頃まで存在していたので男尊女卑の考え方が定着していたこと。
その為、男性(夫や彼氏)を差し置いて女性が発言をすることに不快感を表す在日ネパール人がいるということ。
ネパール人店員は男尊女卑(カースト制度)の考え方が特に強かった為、Aさんに対して嫌な顔をしたのではないかと考えられます。
検証2
チャイを注文した際、ネパール人店員が厨房へ行きネパール語で罵詈雑言の会話をした後わざと売り切れたと嫌がらせ的な対応をされた原因
前述の通り、ネパール人店員の男尊女卑(カースト制度)の考え方が強い部分もありますが、彼らの自国ネパールについて少し説明しますのでご了承下さい。
ネパールの国では約3割の人達がヒンドゥー教を信仰しています。
ヒンドゥー教の神様で有名なのはガネーシャ神ですが、他にシヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神等が崇められています。
ヒンドゥー教の教えでは、左手は不浄(左手でトイレの排便時、それを綺麗に拭く手としている)である為、左手での飲食はタブーとされています。
食事は菜食主義で特に牛は神聖な存在とされており食べてはいけないそうです。
カースト制度の中での女性の地位についてですが、どんなに身分の高い階級の女性(老若問わず)であってもシュードラ(奴隷階級)と同等視されてるところがある。
基本、女性の独立は認められないし、女性は男性に従わなければならない。
女性は常に男性を神のように尊敬すべきである。(マヌの法典より抜粋)
上記の内容を踏まえて
Aさんは実は左利きでした。注文前に出された水をいつものように飲んでいたのです。
当然、ヒンドゥー教教徒であるネパール人の店員達からすればAさんの所作はとんでもない、ということになったのではないかと考えられます。
検証は以上になります。
検証後の個人的感想
ここは日本です。Aさんはヒンドゥー教徒でもありません。初入店、初対面の女性客に対してネパール人店員達がしても良いことではないと思います。
(ちなみにO市は別名烏城が有名で人口はさほど多くないのですが在日外国人が結構います。Aさんより)
初めて入るお店が当たりなのかハズレなのか、行ってみるまでは分からないですものですね💧