熱帯魚工作箱

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「プラナリアZERO」の1gって

2013-02-02 18:27:05 | 小技&小物

 

「プラナリアZERO」 この商品 以前から気になっていました 水草やエビ 魚などの生体を入れたままで水槽内のプラナリアを駆除できるとか…


調べてみると 効果については意見が分かれているようですが 駆除できたという情報もあり うちにいるのは南米産のプラナリアではなさそうなので効くかも?  消耗品の買い出しついでに売っているショップへ行ってきました。





商品の説明では 50Lの水に対し 1日目に1g(付属のスプーンに2杯) 2日目も1g 3日目に0.5g の計3回投入 となっています。

でも 付属のスプーンが使い捨てマドラーなんです 微妙! 柄が細長いのでプルプル震えてこぼれそうになります。 ふつう計量スプーンはすり切りで使うものだと思うのですが このスプーン?では0.5gがどれだけの量なの分かりません。


量ってみると 0.5gはこんなてんこ盛りです (プルプル…)




大きな水槽で使うのに このスプーンで何杯という量リかたをすると誤差が大きくなります。小さい30cm規格水槽だと0.2g程度になるのですが 0.5gがどれだけか分からないのに0.2gは量れません。規定量を入れたつもりでも 実際には投入量が少なかったので 結果 効かなかったと判断された方もおられるのではないでしょうか。 小分け包装か錠剤に加工するか 少なくとも0.5gを正確に量れる計量スプーンをつけてほしいところです。

調子を崩しやすいビーシュリンプに使用する場合は 正確な量で使いたいですね。
最近では 0.01g単位のデジタルはかりが数千円で販売されてます 正確な量の投入は精神的にも楽です。おおざっぱに入れてエビが落ちないか心配するより はかりを使ってきっちり規定量の投入ですね。
 


プラナリアが発生したビーシュリンプ水槽のリセット時に ビーシュリンプをプラケースに避難させておいたら(慎重に掬い出したにもかかわらず)しばらくするとプラケースにプラナリアが張り付いていたことがありました。 どうやらエビのどこか隙間に潜んでいたプラナリアもいっしょに避難させていたことになります。 これではリセットの意味がないので 完全に駆除するのにはエビも薬浴させる必要があり 「プラナリアZERO」のような商品が必要になります。
今はビーシュリンプを飼育していませんが ヤマトヌマエビのストック水槽で使ってみたところ 1サイクルで効果がありました 砂利を敷いていないベアタンクなのもよく効いた要因のひとつでしょう。 ヤマトヌマエビは普段通り餌を食べています。
水草水槽でも使ってみました たまにプラナリアを見かける程度でしたが処理後は見かけなくなりました。 水草はほぼ普段通りですが 処理後数日でコケが目立つようになったので濾過系には結構ダメージがあるようです。 処理後に水槽内のバランスが崩れてコケだらけになる可能性はありそうですね。
砂利を厚めに敷いているので2日めは水で溶いたプラナリアZEROをスポイトを砂利に差し込んで奥の方に注入しました(砂利の奥の方にプラナリアが潜んでいそうな気がしたので) これについては効果があったのかはよくわかりませんが 薬剤が届きにくい低床の底の方でプラナリアが生きのびるのは考えられると思います。

説明には「強めのエアレーション」と書いてありますね これは生体の酸欠を防ぐため…というよりは この粉末が沈殿しやすいので 水槽の隅々まで行き渡るよう水を攪拌するためのエアレーション という意味が含まれているような気がしたので 生体が少なくても説明どおりしっかりエアレーションをしました。

この商品はビーシュリンプ用品を専門的に販売されているショップの商品だけにビーシュリンプに影響がなくプラナリアに効くぎりぎりの量で設定されいると思われるので(勝手な想像です) 小さい水槽に目分量で投入するとリスクが大きくなりますね。10L水槽だと投入量は0.2gですが もし0.3gを入れてしまうと規定量の1.5倍の量になってしまいます びびって少ない目に入れると効かないかもしれません。

水槽のリセットをせずに生体を入れたままでプラナリアを駆除できるのがこの商品の最大の特徴ですね うちでは規定量をはかりで量って処理をしたのでそれほど問題は起こらずその後はプラナリアを見かけていません。

この商品は規定量をきっちり投入するのがポイントと思われます。


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