熱帯魚関連の工作ではパイプやチューブ類を使うことが多く ホームセンターなどで見つけたらついつい買ってしまうことを以前に書いたのですが 特に5mmのパイプ類はエアチューブ(外径6mm 内径4mm)をつなぐのにぴったりのサイズなので何かと便利なのですが このサイズのパイプ類はホームセンターでは見かけることが少なく 模型店で売られているタミヤ製のプラパイプ(スチロール樹脂)を使っていました。 ところがこのプラパイプは無理な力が加わると「パキッ」と割れるので直角に曲げると強度的に不安があります。
目的に合った素材を選びたいですよね。探せば5mmパイプにもいろんな素材のものがあります。
ポリプロピレン、シリコン、ステンレス,ABS樹脂 です。
(ポリプロピレンチューブはネット通販で 他はホームセンターで購入)
この中で最近よく使うのはABSパイプですね。接着剤が使える 割れにくい 熱で曲げ加工が出来る 安価 柔らかめなので加工が楽 など使い勝手の良いパイプです。 ただしちょっと透明感に欠けます。
アクリル ABS樹脂 塩ビ スチロール樹脂 はアクリル用接着剤(二塩化メチレン)が使えます。 溶剤なので隙間を埋めることは出来ませんが流し込み接着が出来ます。素材を溶かして接着するのでハイター浸けにも耐えます。速乾なので手早く作業しないと作業途中でくっついてとれなくなってしまうことがあります。
ホームセンターでパイプ類を探すには…
・プラパイプ類と金属パイプは別々の場所に置かれていることが多いのであきらめずにホームセンターの奥の方の壁際付近を中心に探すと見つかります。
・同じ系列の店でも店舗によって品ぞろえが違うので 出先でたまたま入ったホームセンターで欲しかったものが見つかるかも。
・アクリルパイプは当然ながらアクリル板が置いてあるコーナーにあります(アクリル用接着剤もこのコーナーです)
・3mm以下の細いステンパイプはパイプ売り場の周りを見渡すと ビニール袋か細い筒に何本か入ったものがぶらさがっていたりします。
・いつも行くホームセンターでも 行くたびにチェックしていると新しいものが入荷していることがあります。
・透明塩ビパイプはホームセンターではあまり見かけないので 使えそうな直径のパイプを見つけたら「買い」です。
この5mm(~6mm)のパイプは自作派にとってはエーハイムのパイプぐらい使うシーンが多いパイプで 特にABSパイプは割れにくいという安心感があるので必需品です。
水質には問題は無いですか?
アルミパイプは水質には問題ないと思われますが私は使っていません。腐食するのと柔らかすぎるのと折れやすいので水槽では使われていないのだと思います。
銅パイプは溶出成分が生体(特にエビ)に影響があるので水槽内では使いません。
ステンレスパイプはホームセンターによって品揃えが違うのと太さによって売り場が違っていたりするのであきらめずに探してみてください。