水槽の維持管理に使っている器具類で必需品となっているものや使ってみて便利だったものなどをピックアップしてみました。
ステンレス製品
濡れた手で使ったりするので水槽周りで使う金属製品は錆びにくいステンレス製がいちばんですね。ピンセットはステンレス製が当たり前ですがホームセンターで探してみれば他にもいろんなステンレス製品が手に入ります。価格的にはちょっと割高になりますが錆びることに気を使わなくてもいいのでできるだけステンレス製のものを使うようにしています。
上の写真のハサミはホームセンターでよく見かけるものですが肉厚なうえ片方の刃に細かいのこぎり状のギザギザがつけられていて切る時に刃が滑らないようになっています。クリーン赤虫のパックなどはスパッと切れます。エンビ板やプラ板も薄めのものなら切ることができます。
カッターナイフもオールステンレス製のものがあります。もちろん「刃」もステンレスです。切れ味は普通の刃と比べるとやや劣るような気がしますが錆びて刃が出てこなくなるようなことはありません。ボディがプラスチック製の廉価版もあります。
ペンチ類もステンレス製があります
写真のものはホームセンターの「広告の品」として特価で売られていた釣り用のものです。濡れた手で握っても滑りにくいので便利です。ニッパーもステンレス製です 材質の性質上硬い金属は切らないようにしています。
シリコン製品
ゴムパーツで耐久性に優れていて信頼ができるのはシリコン製ですね。(私はシリコンという文字に敏感に反応してしまいます。あとチタンとかケブラーとかカーボンなどの言葉にも惹かれますが…) 私が熱帯魚関係で使っているシリコン製品の代表は何といってもエアホースですがまだまだシリコンタイプと混同しているホームセンターや熱帯魚ショップが少なくないのが残念です。
先日いつも行くホームセンターで6mmのシリコンホースを見つけました。今まで違う種類のホースがあった場所に入れ替えで置かれていました。これで遠いところまでまとめ買いに行かなくても済みます。すみません私的な話で…ちょっと嬉しかったのでついつい書いてしまいました。
熱帯魚用品でもシリコンパーツが使われている商品が結構あります。エアーポンプにつなぐ逆流防止弁も値段がちょっと高いな?と思ってよく見れば弁がシリコン製だったりします。長い間つなぎっぱなしになりほったらかしにしてしまう部品なのでいざという時にちゃんと役に立つ信頼性が高いものを選びましょう。
スポイトのゴムにもシリコン製のものがあります。 右の3つがシリコン製です
通常乳白色をしていますがカラフルな色を付けたものもあります。このスポイトのゴムは「乳首」という名称なんですが(この場合シリコン製なので「シリコン乳首」ですね)何度も書きにくい名前なので以下自粛。他に赤い色の「赤○○」やライトグレーの「ねずみ○○」があります。それぞれ素材が違うので使い心地が微妙に違ったりします。熱帯魚ショップではゴムが赤いスポイトが売られていますがいつの間にか首のところから劣化してちぎれたり硬くなったりベトベトになったりして使えなくなってしまうのですがゴム部分のみでは手に入りにくいのでまた新しいスポイトを買うことになります。
シリコン製のものは耐熱・耐寒性に優れ酸やアルカリにも強いので長く使用することができハイター浸けにも耐えられます。いつまでも使えてコストパフォーマンスに優れているのでオススメです。ホームセンターなどで売っているのを見たことはありませんが理科実験器具を扱っているネットショップで買うことができます。
赤外線温度計
非接触式の温度計ですね 対象物の温度をを離れた場所から瞬時に測ることができます。これもホームセンターの「広告の品」でチラシを見て慌てて買いに行ったのですがそれ以後いつ行っても特価品コーナーの隅っこにぶら下がっています。デジタル水温計2個分ぐらいの値段でした。プラケースがたくさんある場合や水合わせ時に便利です。使い方は測りたいものに向けてスイッチを押すだけ 0.5秒で温度がデジタルで表示されます。性能の良いものは遠いところからピンスポットで対象物の温度を測れるのですが(カメラにたとえると望遠レンズですね)この商品はさすがに安いだけあって?広範囲を測ってしまうので結構近づけて測らないと周りのものまで含めて測ってしまいますが水槽やプラケース、バケツの中の水などは問題なく測れます。とにかく瞬間で測れるのが最大のポイントです。
デジタルはかり
1g単位のものはホームセンターでも売られていますがこれは0.1g単位で350gまで測ることができます。少量の園芸用肥料などの重さを正確に測れます。
ティッシュ
ティッシュといっても普通のティッシュと違って触ってみれば分かりますが硬くてゴワゴワザラザラシワシワで拭き取ることだけを考えたティッシュなのでこんなので鼻をかんだら鼻が大変なことになってしまいます。もちろん水に溶けません。たたんで使えば水の中に入れても結構しっかりしています。このティッシュはホームセンターに売っていますが日用品売り場で探しても見つけることはできません。工具売り場に置いてあります。
水槽に藍藻やヒドラ、プラナリアなどのなかなか退治することが出来ない招かれざる客が発生したときにその水槽を洗うのに使ったスポンジなどを他の水槽を洗うのに使うと被害が拡大してしまいます。スポンジを使い分けたりするのですがうっかり他の水槽に使ってしまうと悲惨なことになります。そんな時スポンジの代わりにこのティッシュを使うと安全で便利です。表面がザラザラしているのでガラス面のコケも落とす事ができます。
おまけ
写真では何に使うものなのか分かりにくいのですが(ちょっとおいしそうに見えますが食べるものではありません)ペットボトルを洗う便利グッズです。 こんなパッケージに入っています。
重りの周りをスポンジ状の素材で覆ってあり他にバリエーションとして枝豆バージョンがあります。洗いたいペットボトルの中にこれを入れ 水を少し入れて蓋をしてシャカシャカ振るだけでペットボトルが洗えます。もちろんすすいで乾かせば繰り返し使用することができます。
おいおい書こう思っていたものをまとめてとりあげてみました。
気になったものがあればすぐに買い込む衝動買いぐせがあるので水槽の横に置いてある衣装ケースは買ったものの使えなかったものやスペアとして買ったものでジャンクBOXのようになっています。それでも懲りずに今日もホームセンターのはしごをしてきました。
またネタがたまったら紹介させていただきます。
特に興味を持ったのは「赤外線温度計」。絶対必要かは分からないけど、なんか便利そう。
ここでピンと来て、私が手にしたのは我が家にある耳式体温計「ミミッピ」。
期待を胸に、水槽温度を測ってみたらエラーで測れませんでした。
取り説で確認したら、表示範囲は32~42℃でした。残念~。
また次回も楽しみにしています。(案外早くグッズが集まるのではと予想)
体温計 もう少し測定範囲が広ければ転用できたのに残念でしたね。この温度計は160℃まで測れるのですがもうちょっと高温まで測ることができればてんぷら油の温度が測れるのですが…。てんぷらができそうな温度になるとエラーになります。
魚を買ってきた時の水合わせをする時は便利ですよ まずパッキングされたままの状態で水温が測れます(測れたからといって別にどうってことは無いのですが)。私は水合わせの時この温度計とPHメーターで買ってきた魚が入っていた水と飼育水を測ってみてあまり差がなければ大雑把に水合わせをしています(微妙な魚の場合はしっかり時間をかけて水合わせをしますが)。
またネタがたまれば書かせていただきます(いつになるやら…)
ご無沙汰しております。
赤外線温度計。いいですねー。
我が家にも欲しいですね。早速、HCに探しに・・・。
シリコンホースのことは、以前、mizuwarabiさんが書かれた記事を参考にさせて頂いて、シリコン製ホースを使うようにしています。
シリコン乳首。私も愛用していますよ。
この温度計は私がいつも行くHC(コーナン)では定番在庫品では無いので必ずある商品ではありません。大手家電店に置いてあるかも?
日本橋電気屋街のパーツショップ(関東だと秋葉原ですね)まで行くと性能や価格でいろいろ選べます。
シリコンホース 実際に使ってみれば良さがわかるでしょ!やわらかいのに抜けにくく汚れも一拭きでとれるので一度使うとやめられません。