この記事はブラインシュリンプ(アルテミア)の飼育方法の続編です 検索で来られた方は前編「プラケースで飼ってみた」からどうぞ。
ブラインシュリンプ(アルテミア)の飼育は プラケースを2つ並べて同じ育て方をしても同じ結果にならないことも多く 検証に時間がかかりなかなか先に進めません。特に与える餌の量が微妙で成体まで育てられるようにはなったのですが 大量飼育ができないので原因を考えていました。
うじゃうじゃ状態で飼育してみたいので まずエアレーションをしてみましたが1週間後に残っているブラインシュリンプの数はエアレーション無しと差はありませんでした。
酸欠が原因ではない? とすると「水質の悪化」「餌が足らないか合わないか食べられない等の原因による餌切れ」などが考えられます。
深いことは考えずに餌をたくさん与え続けてみました。プラケ(1L)には2%の人工海水(水温25度)にいつものように数百匹を入れてあります。ブラインシュリンプは孵化直後は体内の栄養分を使って育つということなので 少しでも水質が悪化するのを防ぐために孵化後2~3日目から餌を与えていたのですが とりあえず使い慣れたプレコの餌(加工方法についてはは後で詳しく書きます)を孵化したその日からプラケの奥が濁って見えないぐらい投入して 以後毎日1回同じように与えました。
数日できっと腐った水になると予想していたのですが なぜかいきなり大量飼育成功で訳が分かりません。
一週間後でも500匹以上が残っているうえに成長が早く小さいながらも仰向けに泳ぎ始めている個体もいます。数も多くせわしなく動き回るので元気なのはうれしいのですが見ていても癒されません。
今まで餌を与えた後にブラインシュリンプが落ちていたのは 餌を与えるのがきっかけかとどめになっていたということでしょうか。
後日分かったことですが この検証時に たまたまブラインシュリンプが落ちないで育つ条件を満たしている餌を与えていたので飼育できたようです この時点で数回続けて全滅していたら何も分からないまま検証を終了していたと思います。ブラインシュリンプを育てられる餌については説明が長くなるので後で書きます。
話を戻して…
何度も検証をしましたが2週間後でもかなりの数が残っているのでこの給餌方法はそこそこ再現性があると思われます。ただし孵化後数日で全滅したこともあり 育てられる確率がかなり高い方法といったところです。
2週間後にこれだけ残っているということは「プレコ餌をサンドペーパーで削って作る泥状の餌」で育っているのは確実なのでこれからはこの餌を自信を持って与えられます。
この方法でたくさん育つということはこれにエアレーションをすればどうなるのかが気になるので再度エアレーションをして検証をしてみたところ さらに大量のブラインシュリンプを飼育することができました 飼育数が多いとやはり少量のエアレーションでも「効果あり」です。 が… 大きい個体もいれば極小サイズのもいて全体的な成長も遅く 数が多すぎていつ全滅するか気が気ではないので 飼育が目的ならエアレーションなしで十分だと思います。ただし エアレーションなしでは 水温が高い夏場は育つブラインシュリンプの数が少なくなります おそらく酸欠が原因でしょう。
ブラインシュリンプの飼育数に合わせた餌の量を給餌することがことができないので一定量の餌を入れて濁り具合で給餌量を判断していて 翌日に透明な水に戻るのを目安としています。 毎日餌を与え続けると残餌が底に堆積しますが そのままにしておいても意外と大丈夫です。また飼育数が少ない場合でも餌はある程度の量を与えたほうがうまく育つようです。
ブラインシュリンプは大きくなるにつれ動きもゆっくりになるものだと思っていたのですが 今回の飼育方法では2週間目でもかなり早いリズムでピッピッピッとキレがある動きで 仰向けになって泳ぐようになっても結構高速です。今までは早く泳ぐ個体やゆっくり泳ぐ個体がいたのですが 動きが鈍い個体は餌が足らなかったのでエネルギー切れだったのかも知れません。
前記事での飼育方法では 餌になる藻類の発生状況に影響されましたが 今回の飼育方法ではいつも餌が足りている状態になるので ブラインシュリンプがある程度の大きさになればプラケースの掃除をしても問題なく育てることができます。 でも プラケース内の藻類はそのままにして飼育したほうが調子がいいような気がします。
プレコ餌(ひかりクレストプレコ)を使って作る泥状餌で 重要なことに気が付きました。
使用するサンドペーパーの番手(粒度)によってブラインシュリンプの生存率が変わります それも微妙な差程度ではありません。 ブラインシュリンプの孵化直後は前記事に書いたように#1000のサンドペーパーを使うようにしていたのですが #600のサンドペーパーに変更した途端 ブラインシュリンプがたくさん残るようになったうえ 多めに餌を与えてもブラインシュリンプが落ちなくなりました。クロレラの大きさを意識しすぎていて餌を細かくすることばかりを考えていたのですが この件以降は 孵化直後から成体まで#600のサンドペーパーで餌を作り 念のためサンドペーパーは定期的に交換するようにしました。
少し粗い#400のサンドペーパーでも試してみましたがいい結果が得られなかったのでサンドペーパーは「#600」限定としておきます。
私はソルトレイク産のブラインシュリンプを使っているのですが ブラインシュリンプは産地によって大きさが違うようなので この給餌方法でブラインシュリンプが翌日に全滅するようなら りサンドペーパーの番手を変えると状況は変わるかもしれません。
同じ餌なのに使うサンドペーパーの目の粗さによってブラインシュリンプが育ったり全滅したりするなんて全く考えもしませんでした 細かすぎても粗すぎてもうまく育ちません。うちでは#600のサンドペーパーで餌を作るのがいちばん安定しています。
このことが分かってからは確実にある程度の数で育てられるようになりました。
だらだらと書いてきたので どうすれば飼育できるのかややこしくなってしまいました。
現時点でおすすめと思われる飼育方法を2パターン紹介しておきます。
どちらの飼育方法も準備するものは同じです
1L程度のプラケースなどの透明な容器
カルキを抜いた水 1000cc
人工海水(の素) 20g
ブラインシュリンプエッグ
耐水サンドペーパー(#600)
タブレット状のプレコ用の餌(商品名:キョーリン ひかりクレストプレコ)
スポイト
☆まず一番重要な餌の作り方です (作り置きはできないので給餌時にその都度作ります)
適当な大きさに切った#600のサンドペーパーを平らな場所に置き 水を数滴たらし プレコ用の餌を墨をする要領でサンドペーパーで削って泥水状にします この泥水状の餌で孵化したての幼生から成体まで飼育することができます。
飼い方その1 (手間をかけずにブラインシュリンプの泳ぐ姿に癒されたい方向け)
飼育水(水1000cc+人工海水20g)が入ったプラケースに孵化したブラインシュリンプを数百匹程度を入れるのと同時に上記の方法で作った泥状餌をプラケースの向こうが見えなくなる程度投入して軽くかき混ぜておきます。容器は20度~30度程度の水温が保てる明るい場所に置き 蓋はしません。
餌を与えるのはこの1回のみです。その後の餌はプラケース内で発生する藻類任せなので藻類の状態によって数匹しか残らない場合もあれば数十匹が残る場合もあります。セット後は飼育水が蒸発して減ったら水を足すだけで プラケの掃除や水替えはしません。
1週間後にはかなり数が減りますがブラインシュリンプが数十匹以上残っていればそのまま観察を続けます。
2週間後にはさらに数は減りますが背泳ぎをするようになりここまできたら飼育はほぼ成功です。飼育中に餌を与えないので成長も遅く 飼育数も最終的には多くても十匹程度になりますが1週間を過ぎれば突然全滅することもなく比較的安定した飼育ができます。
飼い方その2(うじゃうじゃで飼いたい方向け)
準備はその1と同じですが餌は毎日1回上記の方法で泥状の餌を作ってプラケースの向こうが見える程度の量を与えます。翌日になっても飼育水が濁っていたら与える餌の量を減らします。
うまくいけば1週間後に数百匹が残っているはずです 数十匹以下なら原因が何かを考えてリセットしてやり直します。2週間後に大量のブラインシュリンプが育っていたらもう1個プラケースを準備して分けて育てると突然壊滅状態になるのを防ぐことができます。
この方法はたくさんのブラインシュリンプを育てることができますが 成長にばらつきがあり突然全滅することもあります。あきらめずに原因を考えながら何度かトライしているうちにエサの与え方の要領などが分かるようになり きっとうじゃうじゃ状態で飼育することができるようになります。
加工せずに与えられる餌は無いのか? 飼育できるようになったら今度は横着をしたくなってきました。
サンドペーパーを使って作る泥状の餌でブラインシュリンプを育てられるのが分かったのは大きな進歩でした。でも 餌を削るという一手間が必要なのでちょっと面倒くさいですね。人工餌をパラパラと与えるだけのお手軽な方法で飼育したくなります。 同じ餌でも粉の粒子の大きさによっては一日で全滅することがあるということは 粒子の大きさが合えば市販の熱帯魚用の餌でもそのままで使えるものがあるかもしれません。粉状といえば稚魚用の餌ですが顆粒状の餌は簡単に押しつぶせるので使えそうですね。
市販の熱帯魚用の餌などをいつもの検証パターン(2%の人工海水1Lに数百匹のブラインシュリンプを入れ水温25℃で管理)で観察してみました。餌は毎日1回耳かき山盛り1杯程度与えます。
・テトラ テトラミンベビー
稚魚用として実績のある餌ですが うちではブラインシュリンプは2~3日で全滅しました。飼育水が濁ったままになるところをみると餌の粒子が細かいのでしょうか ブラインシュリンプ用にはは向いていないようです。
・キョーリン ひかりパピィ
これも熱帯魚ショップで普通に売られている稚魚用の餌ですね こちらは同じように与えても飼育水はあまり濁らず 濁り加減を給餌量の目安にすることはできませんが2週間後でもかなりの数で飼育することができました。やっぱり探してみると市販の餌でもブラインシュリンプ用として使えるものがありましたね。成分表を見ると植物性のものはあまり含まれていませんが この餌のみで成体まで育てることができます。
・テトラ ビーシュリンプ
最近はビーシュリンプ専用の餌がいろいろと発売されていますね この餌は顆粒状なので固いもので押しつぶして粉にしてから与えました。魚用よりもエビ用のほうがブラインシュリンプに合いそうな気がするので期待していたのですが テトラミンベビーと同じように2~3日で全滅しました。これも飼育水は濁ったままになります。
・きな粉
食品ですがブラインシュリンプの餌として使えるようです 商品によって粉の挽き方がいろいろなので判断がしにくいのですが 私が買ったものは粗挽き?のようで入れた途端にじわーっと粒が沈んでいきます。多めに入れても飼育水は濁らないので給餌量を濁り加減で判断できませんが2週間後でもそこそこの数で残っています。原料が大豆のみなので これで飼育できるの?と期待はしていなかったのですが 成長はプレコ餌より遅いような気はしますが成体まで育てることができます。うっかりたくさん与えてしまってもブラインシュリンプは翌日でも平気で泳ぎ回っていたのでこれはこれで使える餌かもしれません。
熱帯魚用の餌は魚を育てるために作ってあるものだけにブラインシュリンプを育てても成長が早いようです
ただし与えすぎると突然の全滅もあります。
上記の餌を育ち具合で並べると ひかりクレストプレコ>ひかりパピィ>きな粉 といったところでしょうか。 きな粉は育ち具合が人工餌と比べるとちょっと頼りない感がありますが多めに入れてもブラインシュリンプが落ちにくいという特徴があります。
毎日こまめに餌を作って与えることができて たくさんのブラインシュリンプを飼育したければプレコ餌です。
お子さんの夏休みの宿題用の観察で育てるのなら餌を与えすぎても安全に育てられるきな粉ですね。
この3種類の餌を日替わりで与えて観察をしてみましたがブラインシュリンプは落ちることなくそれなりに育ったので 時間があるときにプレコ餌を与え 忙しいときには稚魚用の餌やきな粉を与えるという給餌方法でも
育てることはできますが 全滅してしまったときに原因が特定しにくくなります。
バクテリアを入れすぎて全滅とか、貝類を入れて全滅とか、酵母を入れすぎて全滅とか、たぶん、炭酸カリを入れすぎて全滅の上、ヘドロの海にしたとか、いろいろありました。
ホソジュズモ君(シー藻の正体はこれだと思う)も被害にあって、だいぶ小さくなってしまいました。
現在は、まだ1週間も経っていませんが、3㎜より大きいかなという背泳ぎアルテミアもいます。昨日は茶苔だらけになっていたので、少しだけ清掃しましたが、これも多分餌になっています。前回5㎜まで育た時は、そんどん底についた茶苔がきれいになっていたので。
サンゴ砂を使っているのと、適切な量のBICOMスタータキット(硝化菌と脱窒菌なので、一般のバクテリアとPSBで良いはず)、海藻、酸素石(エアレーションカルシウム補給を兼ねる)、あとはメダカ用のベビー餌が良いようです。
メダカ用のベビー餌には、プレコの餌に含まれるスピルナに加えて、栄養強化されて、水が汚れにくいものを使っています。
長々と書きましたが、変なものを加えすぎるとダメで、たぶん、メダカ用のベビー餌が手軽で、あとは適切なバクテリア君を育てられるかどうかかと思います。
ちなみに汽水レベルにしていて、マリモも入れていて、こいつは淡水藻なのに、海水藻のホソジュズモより大丈夫なようです。将来は天敵のメダカも入れてみたいとは思っています。実は汽水も平気らしいので、徐々に塩分を濃くすれば大丈夫のはず。アルテミア君が全部食べられちゃうかも知れませんが、どこかでバランスが取れるかも。
煮干ですか!
動物性なので考えもしませんでした
1匹を入れるということは砕かずに丸ごと入れるのでしょうか
一週間ぐらいは餌無しでも飼えるのでこれからですね。
煮干が有効なら鰹節も…?
海でくんできた海水2リットルをプラケースに入れて,ブラインシュリンプの卵をヒトツマミ投入。
成長が悪いので、煮干を1匹入れてみた。
すると,死ぬのが減って成長速度が良くなった。
途中経過だが、煮干は有効。
文字化けしたから再投稿。
気が向いたら投稿します。
海でくんできた海水2U+3351をプラケースに入れて,ブラインシュリンプの卵をヒトツマミ投入。
成長が悪いので餌に煮干を1匹入れてみた。
すると,死ぬのが減って,成長速度が良くなった。
途中経過だが、煮干は有効。
3回再現性が確認とれたら、特許申請しませんか?
ブラインファンにとっては、世界一楽しい話題になるかもしれませんよ!
生まれましたか!
失敗を重ねることによって餌の適量がなんとなく分かってくるのでこれからは成功率が上がってきますよきっと 次は水換えのタイミングですね。
発生する藻類によって育ち方が影響されるようなので…
再検証は水槽をスポンジなどで洗っただけだと前回発生していた藻類が復活して前回と似た結果になることが考えられます 違う水槽かハイターでリセットした水槽で検証してみて数回連続で再現できたら一方法として考えてもいいと思います。
なかなか落ちずに200匹くらいの成体が残っています。そしてついにベビーが誕生しました(画像を載せられないのが残念!)。
もう一回、この方法で再現できたら、1つの手法として確立できると思います。まぁ、生き物の世界ですから、再現性なんてあり得ないですが・・・
なかなか順調そうですね
私は正月休み中にプラケースをリセットして新しい餌を試しています。
硬水で孵化、飼育していますが、今までは水が多少濁っていたのですが、今回は透明度が高く、驚いています。
落ちる数はあまり変わりませんが、硬水で株分けしたら、大きくなったりして・・・
たまたまフランスの硬水、コントレックスが手に入りましたので、早速始めました。孵化までは硬度は関係ないと思います。その後、Ca、Mgがどう影響するか楽しみです。甲殻類だから、いいかもしれませんね。
先日のブラインは落ちてきました。3/4は原水なので安心していたのですが…
いろいろ工夫されているようですね あたらしい発見があれば教えてください。
孵化器は自作品を使っているので日動のハッチャーは使ったことがありません
調べてみたら私が知っているハッチャーとは形状が違うのでモデルチェンジしていますね。
大きくモデルチェンジしているということは旧型よりも使い勝手がよくなっているということでしょう。
孵化器を水槽内に入れて水温を確保できるので冬場の孵化に重宝する商品だと思いますが比較的少量での孵化に適しているので 使い勝手は人によって意見が分かれると思います。
私の場合 昆布茶のスプーンに山盛り一杯程度の量をを毎日孵化させているので容器を毎回洗う必要があ
るのと冬でも水温を確保できる場所があるので自分の必要な容量の容器を加工して使っています。水槽内設置で毎日取り出しているとそのうち水槽にぽっちゃんと落してしまいそうな気がします。
孵化した後に、底に沈んでいる卵の殻、孵化しなかった卵などが水質に影響しているのは確かだと思います。一昨日孵化したブラインをエアレーションを止めてしばらくしてから3%溶液に上清を移しました。これで腐敗の速度はある程度抑えられると思います。これでしばらく様子を見ますが、エサは統一しなければならないので、プレコサンド600にしています。
ニチドウの「ハッチャー」は使ったことがありますか?写真を見る限り、魅力的に見えるのですが…
ちょこっと調べてみましたが中国産 ベトナム産とも探せば売っているショップはありそうですよ 少量で販売
されている店は少ないようですが…
中国産のは餌として買ったことがありますが育てたことはありません 私が買ったのは孵化率が悪かったので未孵化の卵を分離するのが難しくその後は買っていません。
ベトナム産のは買ったことはありませんが興味があります(餌としてですが…)
サイズが小さいので普通のブラインでは大きすぎて食べられない口が小さい稚魚用の餌として使われるそう
で ソルトレイク産よりも高価です。成体も小さいのかな?
今まで買った中で孵化後すぐでも元気のないブラインシュリンプエッグが何度かありました 動きにキレが無くプラケースに移してもすぐに底に沈んでしまいました 理由は分かりませんが孵化率もよくありませんでした。 卵が古かったのか条件の悪い場所で保管されていた卵のような気がします。
アメリカの「シーモンキーセット」は、もうどこにいっても売っていないのでしょうか?5、6年前にセットを輸入販売で買って育てた時は、1か月で15mmくらいになり、卵をたくさん産んでくれました。やっぱり卵が違うのでしょうね。それとも、中和剤の「ピュリファイ」?でしょうか。ソルトレイク産でも孵化率以外にグレードがあるような気がします。
そういえば、中国産、ベトナム産のブラインは、孵化方法がちょっと難しいらしいですね。そして、結構丈夫とのこと。早速調べましたが、どこも今はシーズンではなく、売り切れでした。
育ち具合はプレコ泥が良いように思いますが その日の擦り加減で濃度がまちまちになるのでどれだけ与えているのかよくわかりませんね モチベーションが高いときはこまめに作り続けられるのですが そのうち面倒になってきます
粉餌は水面での広がり具合でなんとなく給餌量がわかりますね
きな粉は大豆100%で餌として頼りない気がしますが意外と使えますよ。
プレコ600はきついので止めて、ひかりパピイに替えました。他にもたくさん生き物飼ってるもので・・・4日目ですが、落ちているようには見えません。また、2日前に新たに孵化したブラインもひかりパピイで問題なさそうです。
でも、サンドペーパーの泥については研究してみたいですね。
ブラインシュリンプの成長に合わせてサンドペーパーの番手を変えてみてはどうかと思ったことがあり何回か試したことはありますが結果がまちまちで考えれば考えるほど訳が分からなくなり 結局一番安定している#600に落ち着きました。
硬いものを削るわけではないのでサンドペーパーもそんなに擦り減らないだろうと軽く考えていて 多少削る場所は変えますが小さく切ったサンドペーパーで1週間ぐらいは使っていました。
今は餌を作るのが面倒なのできな粉やひかりパピィの粉餌を適当に水面にパラパラです。
6Lの水槽で30匹程度で水温が25度程度のキープだと繁殖の条件が整っていると思われるのでぼちぼち子どもが生まれそうですね。
6Lの3%塩水、耳かき一杯のの卵、水温は26℃、少しだけエアレーション、エサはプレコ泥600.これでかなりの数が成体になりました。30匹くらい?
今度、ひかりパピーを与えてみようと思います。
前から気になっていたのですが、サンドメッシュ600は使っていくうちにメッシュがどんどん小さくなってきますよね。ですから初日に与えたプレコと10日目のプレコは粒子径が小さくなっていると思います。ブラインにとっては、逆に孵化直後は小さい粒子、大きくなるにつれて大きい粒子がいいと思うのが人間の浅はかさかもしれませんが。でも、mizuwarabiさんはメッシュの違いによりブラインの成長が異なることを確認されています。今度、毎日新しいサンドで作ったプレコを与え続けてみようと思います。この点はいかがお考えでしょうか?
#600のサンドペーパーを使って作った餌で育つのは確かですがこれがベストかというと?ですし これで育つ理由も餌の粒子の大きさが合っているのかな と思う程度でよく分かりません。
他にお手軽で確実に育てられる餌があるかもしれません。
きな粉とひかりパピィを適当にブレンドした餌で問題なく育つのですが 適量が見極められず相変わらず適当に与えています。
手に入りやすいもので確実に育てられる餌を探しているのですが 失敗の連続です。
リキゼルもクロレラ、スピルリナが主成分でした。
それより、プレコ+サンド600のエサを剤型、成分を工夫して特許取って、商品化してみてはいかがですか?ニッチな業界ですが、需要は確実にあると思います。
この餌 ご存知でしたか
この餌の粉のほうが気になります(マイクロゼル)
植物プランクトンパウダーとなっているので クロレラやスピルニナを想像しているのですが。
サプリが餌として使えそうな気が…
ちなみに 昆布茶 はダメでした。
デュプラの「リキゼル」は以前どこかのネットショップで買ったことがあります。でも大した効果は認められませんでした。とても臭い液体でした。あと、デュプラの広告を読むと、やはりブラインは「エサ用」として扱われているような気がします。
シーモンキーについては 買った(育てた)ことがないのでコメントできませんが 専用の餌にノウハウがあるような気がします。
ドイツのアクアリウム製品のメーカーのデュプラからブラインシュリンプ専用の餌が2種類(幼生用と成体用?)発売されていて 以前から気になっています
デュプラジャパンのサイトには商品説明や価格が書かれているのですが熱帯魚ショップでこの商品を見たことがありません。検索をしてみても販売しているショップは見つかりません。
日本では ブラインシュリンプを育てる人が少ないので売られていない…ということでしょうか。
最適な『餌』が見つかればもっと気軽に飼育を楽しめると思うのでいろいろと試してはいるのですが…失敗の連続です。
卵の量は… 適当です 1Lのプラケースにほんのちょっとパラパラから耳かき山盛り程度
多く入れても少なくても最終的には10~20匹程度が残ります。
堆積物などは取り除かずそのままにしています。
塩分濃度は2~3%で(これも適当) 活性炭フィルターを通した水道水を使っているのでカルキ抜きは使っていません。
卵は 当ブログのサイドバーのリンク先にある あやしい堂さん で買っています。
発生する藻類が歩留まりに影響しているように思えるのでプラケースは蛍光灯の近くに置いています。
塩は熱帯魚ショップで販売されている ライブシーソルト という人工海水です サンゴや甲殻類に使えると書
いてあったのと小袋(25L用)が販売されているのが買った理由です。
餌を一度換えてみてはいかがでしょうか きな粉なら多めに入れてしまっても影響は少ないと思います。
うちではスーパーで買った一番安いのを使っています 必ず原材料が大豆100%であることを確認してください 餌を与える時にいい匂いがするので食べたくなりますが…
今6Lのキューブ水槽で育てていますが、今回は落ちるのが速かったです。今日観察したら、3匹の成体でした(孵化して2週間目です)。
前回より卵は少な目にしたのですが、やはり多かったのでしょうか、水槽が大き過ぎたのも原因かもしれません。以前、60cm水槽(60L)で試したことがりますが、何回やっても孵化した翌日に全滅しましたので。
ところで、mizuwarabiさんは卵と塩は何をお使いですか?卵は最近は「クロスアート」という、アクアショップのソルトレイク産を使っています。塩は「オーシャンソルト」です。カルキ抜き不要で便利ですが、私は必ず抜いた水を使っています。
今回の成体がゼロになるまで飼育しますが、本当に難しいですね。
うちでは幼生で数が多い間は毎日しっかり餌を与えています
大きくなって数が減り水槽面に藻類が発生してるときは油断をして時々給餌しない日もありますが基本は毎日与えています。
エサは毎日与える必要はないですよね?
ブラインシュリンプは植物プランクトンで培養ということなので細菌や動物性プランクトンでは試したことがありません ワムシを継続維持する自信もなく PSBは臭いが苦手です…
ワムシの培養に使うクロレラがブラインシュリンプの餌に使えそうな気がします。
PSBとかワムシとか、試したことはおありですか?
全滅ですか… ブラインシュリンプを飼育していて 落ちる時はなぜか突然全滅なので落ち込んでしまいます
ね(何割かでも残っていれば気分的に楽なのですが)
失敗の原因らしきことを頭において飼育を続けていれば良い結果が出ると思います。
私の場合 早く大きくしたいとかうじゃうじゃ状態のまま飼いたいなどの欲があると失敗することが多いので(飼育数が多いと適当な給餌量が分かりにくく餌を与えすぎてしまって失敗のパターンです) 私の場合プラケース数個で少な目の飼育数で自分のペースで育てていて 今は1Lの飼育水に孵化率の良いエッグを耳かき1杯程度を入れています。
引き続き 飼育頑張ってください。
気を取り直して、その日の夜にソルトレーク産を再開。今回は卵の量をグッと減らして1/4にしてみました。孵化して2日目は、いい状態です。前回は卵を入れすぎたかなと思います。
数が減りましたか 原因はいろいろ考えられるので的確なアドバイスが思い浮かびません 複数の原因が絡んでいるかもしれませんね 考えてみて次の飼育時に工夫をしてみましょう。
餌は翌日に飼育水が透明に戻っていればそれほど問題は無いと思います サンドペーパーはうちでは10cm四方ぐらいに切って 擦る場所をずらしながら2~3週間ほど使っています。
1L程度の容器だと うちでは最終的に成体は10~20匹程度で落ち着きます。
新しい水槽をセットして 思い浮かんだ原因らしきことを頭において飼育を繰り返していると 失敗が経験値となり試行錯誤をしているうちに安定して飼育できるようになると思います。 私の場合 10匹ほどを飼育できるようになるまでに一年かかり 育てられる餌にたどり着くまでは全滅の繰り返しでした。 一時はプラケースをぎっしりと並べていましたが 今は数個のプラケースで自分のペースで育てています。
10匹ぐらいでも残っているのなら落ち込まなくても大丈夫ですよ 水温が25度程度で状態が良ければそのうち幼生がみられるようになると思います。
成体が一気に減りました。10匹くらいになりました。
エサを与え過ぎたのかもしれません。プレコの泥液を15×8×10cmの水槽に泥液を毎日3滴です。それとも、サンドペーパーをケチって1枚を3回くらい使っているので、粒子が粗くなっているためでしょうか?
うちでは生まれた幼体と親をそのままいっしょに飼育していますが問題は無いので大丈夫だとと思いますが 大量の幼体を飼育しているところへ成体を入れるのは許容量の問題ですね。
幼体の数が減ってきてから数匹成体を投入して様子を見てみてはいかがでしょうか。
2つの水槽の成体を、20cmキューブ水槽へ移しても問題ないでしょうか?
そうですか 成体になりましたか 数が多いと見栄えがしますね。
飼育数が多い場合は2~3か月間隔で水換えをしたほうがよさそうです。
水槽を大きくすると餌の量を見極めるのが難しくなり 欲を出すと思わぬ失敗もあります(←私のことです)
注意深く観察をして微妙な変化を見逃さないよう飼育を続けてくださいね。
今は孵化率98%以上のソルトレーク産ブラインを20cmキューブ水槽で繁殖を始めました。今日で2日目ですが、もの凄い数、孵化率です。これをエサにする人の気持ちが分かりません。
そろそろ 2匹がつながって泳いでいたり卵を抱いている個体がいたりする頃ですね
このぐらいの大きさになれば見ていて癒されるでしょ 引き続き 気を抜かずに飼育頑張ってください。
もう20日経ちましたか
数が多すぎて全体的に成長が遅いようですね 普通ならあと10日ほどで成体になり つながって泳いだりするハズなのですが…
ケースを増やして密度を下げるなどの必要があるのかもしれませんね。
個体差がやっと出てきて、大きいのは優雅に背泳ぎしてます。でもまだピコピコしている個体がほとんどです。
うちでは1週間をすぎるとプラケ側面にも藻類が発生するので底だけではなく側面でもごそごそ行動をしま
す こういう行動を見ると 沈殿物は掃除しないほうがいいのかな と思います。
1か月ほどで成体になり 成体になると多少雑に扱っても大丈夫なので 飼育数が多い場合には2~3か月
に1回程度水替えをしたほうがよさそうです。 6か月間無換水(足し水のみ)で飼育したことがありますが新
しく生まれたブラインシュリンプを見かけなくなり成体のみになりました。
数が多いとうれしいのはうれしいのですが 餌が足りているだろうか? 飼育水が汚れていないだろうか?な
ど心配事もふえます うじゃうじゃすぎると見ていて癒されないという贅沢な悩みもあります。
「シーモンキーセット」は販売されていないようですね(箱のあの怪獣?のようなイラストはインパクトがありました) アルテミア飼育キットは現在でも何種類か販売されているようで ホウネンエビの飼育キットもありこっちの方がちょっと気になります(ホウネンエビもプレコ餌で育てられないのかなぁ)。
油断しないで飼育を続けてください。
10日以上経っても数百匹残っているケースは初めてです。数年前、アメリカの「シーモンキーセット(今は販売してませんよね。残念です)」で7世代累代繁殖させたことはありますが、今回はその10倍以上のパワーを感じます。ソルトレークとか、産地によって孵化率が異なるのは知っていましたが、孵化率のみならず、耐久性が凄いのは、やはり、ひかりプレコ+600サンドの効果だと思います。この卵はヤフオクで知り合った人から分けてもらったものですが、産地は知らないそうです。
しばらくしたら、ヤフオク、テトラ、日動で比較実験しようと思います。今後も楽しみです。
うちでは1週間後は 泳ぎ回ってどこかにぶつかると方向を変える泳ぎで 光に集まるような行動はしていませんね。
数が減ってきましたか そのうちある程度の数で安定すると思います。
1週間でしたか
でも1週間維持できていれば半分成功したようなものです。
そろそろ コマ落しのようなピッ ピッ ピッ とした動きからなめらかな動きに変わっているはずです。
プレコ餌は飼育水の濁り具合で餌が足りているか想像ができるので給餌量をいろいろと工夫してみてくださ
い。
「沈殿物を取り除くケースと沈殿物を取り除かないケースで比較検証」については興味ありますね。今度やってみます。
そう言われて見れば、背泳ぎをしているように見えます。
何しろ、うじゃうじゃいるので、個体差が分かりません。しばらくは落ちるのを待とうと思います。
また、ご報告いたします。
2週間ですか! 第一段階突破ですね
小さくてもそろそろ背泳ぎをしているのでは?
これからの飼育のポイントは 20度以上の水温を保つこととと水温の急変を避けることですね。
私は底にたまった沈殿物を取り除いたことはありません(餌を与えるのと水を足すのみでほったらかし)
飼育ケースを2つに分けるのなら 沈殿物を取り除くケースと沈殿物を取り除かないケースで比較検証をすると面白いかもしれませんね。
よろしければ 時々様子をお知らせください。
そろそろ寒くなってきたので、プラケースを「ピタリ適温」の上に乗せています。
ほとんど落ちていませんが、成長が遅いですね。まだ3mm程度です。
でもプラケの中はうじゃうじゃ状態です。
私はひかりプレコを毎日ゴシゴシやってます。
水は藻類は発生していませんが、底に緑色の沈殿ができるので、時々スポイトで吸ってます。
数は大雑把に、400匹/Lでしょうか。
そろそろ飼育ケースを2つに分けようと思います。
2日目ですか
もう2~3日経てばほぼ結果が出ますね
1週間育てられればあとは数は減りますが安定して育てられますよ
報告楽しみにしています。
うちでは餌を準備するのが面倒になってきたので「ひかりパピイ」で育てています。
また報告します。
フードプロセッサですか 便利そうですね プレコタブ数個でもうまく粉にできるのでしょうか。
この餌については細かすぎても粗すぎても問題があり#600のサンドペーパーにたどりつきました。
試してみたい気もするのですがうちにはフードプロセッサが無いので…
まだあらすぎるかなー?
ミキサー色々砕くとべんりですよー
問題ありません。迷惑なおせっかいでしたね。
又、ちょくちょくHPを拝見させて頂きます。
おっしゃるとおり 粒子や接着剤の混入は餌を作り始めた頃 影響がないか気になっていました。
でも
この方法で育てて 1年経ちますが今のところ問題は無さそうです。
なのですが、一点だけ気になった点がありますので、失礼ながらお伝えしますと樹脂製でない紙やすりや耐水ペーパーは粒状の固体と紙は接着剤で固定していますので、餌の研磨中に混入した接着剤が水中で成分が溶け出す可能性があると思います。