ウルトラセブンモニュメント
1967年から1968年にかけて放送された『ウルトラセブン』。
放送終了後も、世代を超えて支持されて続けているウルトラセブンの放送開始55年を記念して、砧八丁目児童遊園に建立されたモニュメント。
11月3日(金・祝)に除幕式が行われ、ウルトラの聖地に新たな名所が誕生しました――。
除幕式
除幕式は午前11時から行われ、ウルトラマン商店街理事長や世田谷区長、須賀川市長、モロボシ・ダン役の森次晃嗣氏などが来賓として招かれました。
除幕の際は、セブンの変身時の掛け声「デュワッ!」を全員で唱和し、セブン像が現れた瞬間、会場は拍手と歓声に包まれました。
セブンのポーズはワイドショット。毎時30分に数分間、目が光るようです。
なお、後日、除幕式の時には無かったプレートがセブン立像の台座の部分に取り付けられていました。
編集後記
ウルトラセブンのモニュメントが建立された砧八丁目児童遊園から南に600mほどの所に、かつて「円谷プロダクション初代本社」がありました。
円谷プロ初代本社は、面接で訪れ、ウルトラ警備隊の隊員服を初めて着たアンヌと撮影終わりでポインターで帰社したダンが初めて会った思い出の場所でもあるのです。
円谷プロ初代本社の功績を顕彰するモニュメントは未だ存在していないので、近い将来建立されることを願ってやみません。
今回の祖師谷みなみ商店街へのウルトラセブンモニュメントの建立によって、ウルトラマン商店街を構成する3つの商店街のうち2つにモニュメントが誕生しました。
(祖師谷みなみ商店街にウルトラセブン、祖師谷昇進会商店街にウルトラマンとカネゴン)
祖師谷商店街には、今のところ怪獣やウルトラヒーローのモニュメントは無いので、今後に期待したいです。
なお、当日は祖師ヶ谷大蔵駅前の広場でウルトラセブンのグータッチ会が行われていたんですが、老若男女の行列が凄まじいことになっていました。
思わず、「ウルトラヒーローは日本のディズニーだな…」と呟いてしまうと同時に、ウルトラ人気が普遍的なものとなり、国民の心にしっかりと根付いていることを感じました。
関東に「円谷ウルトラワールド」のようなディズニーランド的なモノができれば人気になるのではないでしょうか――。