今日も猛暑です。途中寄り道してフルーツポンチを食べちゃいました。たった1個の巨峰が舌と歯を黒っぽく染めました。治療直後の口の中で化学反応を起こしたとか?
1Lの北アルプスの天然水と紙コップを持って日陰から日陰へと歩き、途中で何度も休憩、水分補給しながら帰宅しました。
がんも、がん以外も話題にできる仮想の海辺のカフェMARZO
店主です。
本日は一旦の治療が終わったご報告です。
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ここから約1ヶ月、血液と尿検査で
回復が確認できたら復職!
おかげさまで無事に予定していた最終回、6回目の化学療法も「問題なく薬を点滴する」ところまで漕ぎ着けました。
始める前の病院の薬剤師さんの話では、完遂できるのは約7割とのこと(完遂する必要がない場合、お薬を変更する場合などもあるので10割でなくても良いもの)。できるところまでやってみよう、という気持ちでしたが、出来ました☺️。
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かつてのイメージとはかなり異なる
がん治療
近くのクリニックから紹介された、がん専門ではない総合病院で「診察・診断・検査・手術・抗がん剤治療」まで受けて来ました。
病棟の同じフロアには女性のみですが、さまざまな疾病の治療、正常分娩を含む出産のために多くの患者さんがいました。廊下を歩く時、看護師さん・病院スタッフ以外では多分、私が一番早く歩く患者だったのでは、と思うほど「元気」な部類のがん患者でした。
しかし1回目の抗がん剤は、さすが劇物。点滴前に先に吐き気止め3種類混合の点滴、ついでアレルギー止め2種類混合の点滴、そして抗がん剤1つ目3時間、2つ目1時間。最後に点滴の管の中の抗がん剤を全て注入するための生理食塩水50mL。吐き気は全く感じませんでしたが、その他の副作用が次々と起きて、点滴翌日からびっくりする1ヶ月でした。
(※TC療法。実施方法は医療機関やがんの部位やステージ、患者の体質・体重・病状により異なると思います。)
この点滴を3〜4週間おきに行います。
脱毛は最大の壁です。拒否したい気持ちもわかります。それでも6回を終えてみるとなんとなく慣れました。途中やむを得ず点滴の間隔が開いた時、うっすら全部生え始めたので、思ったより早く髪が生えてくるのだと思います。(女性だからそう言えるのかも・・・)
その他の副作用は、1週間から10日間ほど続く筋肉痛(人にっては倦怠感)、手足の痺れ・麻痺。自分では気づきにくい14日目くらいまでゆっくり減って回復していく血液中の白血球数など。点滴後は毎週通院して血液と尿の検査をし、貧血に対応するお薬の処方や血球数を回復させる皮下注射など、必要な処置や治療が加わります。
これまでのところ「定型の範囲内」の対応でなんとかなって来たので、ここから先も穏やかに進めたらいいなと思います。