相変わらずブラックな仕事、中国人の彼氏、日本語の添削…
私の日常はとにかく目まぐるしかったです。
4時間睡眠常習だった私は、入社2年目ながら身体にガタが出始めました。
まず脚に違和感が出始め、ムズムズとした感覚に襲われてじっとできなくなります。さらに坐骨神経も痛めてしまい、ひどいときは10秒も椅子に座れなくなってしまいました。
デスクワークをする上では致命傷ですが、クッションやリハビリで何とか持ちこたえている状態です。
そんな身体ですが、2度目の出張の話が出ます。
取引先課長直々の出向の提案を断っている手前、前回より過酷になることは明らかです。
1度目の出張の悪夢を繰り返したくない私は条件を出しました。
・出張期間は1週間程度
・バスがある時間には帰る(21時)
こんな当たり前みたいなことを条件に出さなくてはならないのが悲しいです。
しかし、この条件を飲んでくれた部長も、腹では違うことを考えていたようです。
ちょうど同僚(この前一緒に鬼滅を観た人)が、偶然部長たちの立ち話を聞いたそうです。
「(私が)出張さえ行けばこっちのもの。後は騙し騙しやっていけばいい。」と言っていたそうです。
つまり、はじめから条件なんて無視する気満々だったのです。
同僚から仕入れた情報で会社の意図を知った私は、対策を考えることにします。
上司や同僚の協力を得て、なるべく会社側の情報を集めて先手を打つことにしました。
出張に行くことは避けられません。それなら、途中で脱出することが一番だと考え、上司、同僚と密に打ち合わせながら計画を進めていきました。
私が出張から離脱することはいろいろリスクが伴います。
私の代わりに出張に行けるような人手はないし(行くとしても入ったばかりの新人)、何より取引先の課長の激怒を買うのは目に見えています。
そうなった後は、私に戻る席はないでしょう。
しかし、私は便利な使い捨ての道具ではありません。正社員だから、若手だからって理由で会社に騙されたり言いなりになるってのはおかしいです。
自分のことは自分で守る。立場が弱いなら弱いなりに、味方をつけたり知識をつけたりといろいろな方法があります。
この脱出大作戦、バックにはサポーターがついていますが、実行するのは私自身です。それ相応の勇気が必要でした。しかし、度重なる波乱を乗り越えてきた私には度胸があります。必ずこの作戦を成功させると決め、2度目の出張へ向かいました。
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