初めてのローマ。
バスを利用して、数回目に、検札にあいました。
乗車中、
まだバスに乗り慣れてなくて、
目的の停留所を間違えないようにと、
外の景色を見たり、
準備してきた停留所リストを見たりしていました。
混雑したバスの車内、
一番後ろの二人掛けの席の通路側に夫が座り、
窓側は別の人。
私は夫の隣で立っていました。後ろは壁。
私の右側は、バスの扉前の空間でしたが、そこも人がいっぱい。
隣に男性が立っていて、
突然、「Ticket?」と話しかけられました。
チケット? ん? 切符?
切符ならあるけど、何だろう、と思っていたら、
制服姿の検札員の女性が近づいてきていました。
全く気づきませんでした。
夫にも伝え、一週間券を取りだしました。
私の隣の男性の切符、
私の切符、
夫の切符、
夫の隣の席の人の切符、
制服の女性は、次々に手に取ってチェックしていきました。
ほんの数秒のことでした。
いきなり話しかけられたこと、
あっけなく過ぎたこと、
すんなり終了してほっとしたこと、
あまりにも突然のことで、
複雑な感情でした。
二回行ったウィーン旅行でもでくわしたことないのに、
まだローマ観光に慣れてないのに、
検札にであうとは!
ともかく、隣の人には、
教えてくれてありがとうと、
感謝を伝えましたが、ちゃんと伝わったかどうか。。。
検札員は、制服姿で、2人?3人?で行動していました。
乗客すべてをチェックし終えると、次の停留所で下車していきました。
その後、ほかの停留所で数回、
検札員の制服のグループをみましたが、
今回の旅で、検札にあったのは、この時だけでした。
混雑していた車内で、
バスの先頭から、乗客全員のチケットを確認しながら、
バスの後方まで、乗客をかき分けてきたのかと思ったら、
どうして、それまでに気づかなかったんだろう、
そんなに外の景色や手元の紙に気を取られていたのかな、
自分の行動を疑問に思ったりもしました。
一週間券は、
バスの場合、乗降のたびに出し入れしなくてよくて、
持っているだけなので、
とても便利でした。
ホテルのカードキーとともに、
ケースに入れて持ち歩いていました。
はじめてのイタリア・ローマ旅行 2019年(6) 検札にあう