たまにはゴキゲン中飛車と関係ない事を綴ろうと思います。
先週の事になりますが、どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?
と言う本を購入し、昨日読み終えました。
どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?
将棋の定跡書以外ほとんど本を読まない私としては、はじめはあまり興味は無かったのですが、
アマゾンのレビューを読んでいて面白そうだと思い購入しました。
将棋界には羽生善治名人以外にも沢山の魅力的な棋士がいます。
しかし、一時は七冠を独占した事もあり、将棋をあまり知らない一般の方には、
羽生善治名人の強さばかりが目立ち、その他のトッププロの魅力が伝わっていない
様に思います。
この本は、羽生善治名人の強さの秘密に迫りつつ、現代将棋の魅力や、
木村一基、山崎隆之、三浦弘行、深浦康市といった個性的な棋士の素顔に迫っており、
大変面白くスラスラと読むことが出来ました。
特に、第57期王座戦第2局で山崎隆之七段投了の場面で見せた羽生善治名人の「怒り」が
とても印象的で、これに対し山崎隆之七段本人にインタビューで
「あれ、むかつきますよ、勝ってるのに。」と言うこの時の心情(本音)が面白い。^-^
「勝負の世界に身を置く者達の強さ、生き様」を感じる事ができ、
将棋を通して楽しみながら自己啓発ができて大変得をした気分です。^-^
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そして今日は、先程届いたシリコンバレーから将棋を観るを読んでいます。
シリコンバレーから将棋を観る
まだ第一章の羽生善治と「変わりゆく現代将棋」を読んだだけですが、
将棋世界97年7月号で述べた言葉がとても印象に残りました。
『将棋は難しい。序盤に限定しても恐ろしく奥が深い。どんなに体系化されたとしても
底が見えるとは思えないが、それでも少しでも進歩しようとすることが棋士の務めでも
あると思う。
これから書いていく事はそんな共通した想いを持っている棋士たちの
(もちろんアマチュアの人も含んでいる)結晶なのだ。』
また、どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?でも
『この局面で先手玉は詰まないから勝ちと。だから(図から)▲4五桂ではなく、
▲2二とから▲7四桂が正解だった、っていうことなんですけどぉ。
ここはぁ(甲高い声)、ここまで読めないです、読めないです。
対局中は絶対に読めないです。この手順だけじゃなく、他の変化もありますし。
あとで調べてみて、詰まないとわかっただけです。
<中略>
でもここで、いちばんの問題は何かと言うとですね…。「△同桂がダメだった」と結論が
出ちゃうと、今並べた長い手順、もう絶対に公式戦で現われなくなってしまうんですよ。
せっかく考えたこの面白い手順が、どこにも記録されずに、消えていってしまう。
貴重な局面と貴重な手順が、ぜんぶ消えてしまうんですよ。こういうのを全部、
きちんと残しておかないと。もう二度と出ないものだからこそ、きちんと残さないと…。』
最近、このゴキ研でゴキゲン中飛車の定跡について惰性的に綴っている事に対して、
意義を見出せずにいましたが、ようやく答えが出た気がしました。
超急戦は研究だけで結論が出てしまい、指されなくなる変化が多いですし、
▲3七銀急戦超速攻に対する問題提起(超力戦の勧め)も無駄では無かった。
そんな想いです。
これからも地道にではありますが、コツコツと研究を載せていこうと思いましたとさ。^-^
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先週の事になりますが、どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?
と言う本を購入し、昨日読み終えました。
どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?
将棋の定跡書以外ほとんど本を読まない私としては、はじめはあまり興味は無かったのですが、
アマゾンのレビューを読んでいて面白そうだと思い購入しました。
将棋界には羽生善治名人以外にも沢山の魅力的な棋士がいます。
しかし、一時は七冠を独占した事もあり、将棋をあまり知らない一般の方には、
羽生善治名人の強さばかりが目立ち、その他のトッププロの魅力が伝わっていない
様に思います。
この本は、羽生善治名人の強さの秘密に迫りつつ、現代将棋の魅力や、
木村一基、山崎隆之、三浦弘行、深浦康市といった個性的な棋士の素顔に迫っており、
大変面白くスラスラと読むことが出来ました。
特に、第57期王座戦第2局で山崎隆之七段投了の場面で見せた羽生善治名人の「怒り」が
とても印象的で、これに対し山崎隆之七段本人にインタビューで
「あれ、むかつきますよ、勝ってるのに。」と言うこの時の心情(本音)が面白い。^-^
「勝負の世界に身を置く者達の強さ、生き様」を感じる事ができ、
将棋を通して楽しみながら自己啓発ができて大変得をした気分です。^-^
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そして今日は、先程届いたシリコンバレーから将棋を観るを読んでいます。
シリコンバレーから将棋を観る
まだ第一章の羽生善治と「変わりゆく現代将棋」を読んだだけですが、
将棋世界97年7月号で述べた言葉がとても印象に残りました。
『将棋は難しい。序盤に限定しても恐ろしく奥が深い。どんなに体系化されたとしても
底が見えるとは思えないが、それでも少しでも進歩しようとすることが棋士の務めでも
あると思う。
これから書いていく事はそんな共通した想いを持っている棋士たちの
(もちろんアマチュアの人も含んでいる)結晶なのだ。』
また、どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?でも
『この局面で先手玉は詰まないから勝ちと。だから(図から)▲4五桂ではなく、
▲2二とから▲7四桂が正解だった、っていうことなんですけどぉ。
ここはぁ(甲高い声)、ここまで読めないです、読めないです。
対局中は絶対に読めないです。この手順だけじゃなく、他の変化もありますし。
あとで調べてみて、詰まないとわかっただけです。
<中略>
でもここで、いちばんの問題は何かと言うとですね…。「△同桂がダメだった」と結論が
出ちゃうと、今並べた長い手順、もう絶対に公式戦で現われなくなってしまうんですよ。
せっかく考えたこの面白い手順が、どこにも記録されずに、消えていってしまう。
貴重な局面と貴重な手順が、ぜんぶ消えてしまうんですよ。こういうのを全部、
きちんと残しておかないと。もう二度と出ないものだからこそ、きちんと残さないと…。』
最近、このゴキ研でゴキゲン中飛車の定跡について惰性的に綴っている事に対して、
意義を見出せずにいましたが、ようやく答えが出た気がしました。
超急戦は研究だけで結論が出てしまい、指されなくなる変化が多いですし、
▲3七銀急戦超速攻に対する問題提起(超力戦の勧め)も無駄では無かった。
そんな想いです。
これからも地道にではありますが、コツコツと研究を載せていこうと思いましたとさ。^-^
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SwallowDragonと申します。
そちらのブログは以前から拝見していましたが、居飛車党側からいろいろと参考になります。
勝手ですみませんが、片道リンクでもということで、リンクしておきます。
(リンク大歓迎とのことなので)
それでは、失礼します。
ゴキ研をリンク頂きありがとうございます。
私の方からもリンクを貼らせて頂きました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。^-^
特に超力戦シリーズは、大変勉強になります。
ありがとうございます。
僕からの希望としては、丸山ワクチンの真部流と、二枚銀へのあなた様自身の対策を拝見させていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
超力戦に興味を持って頂けてうれしく思います。
丸山ワクチンの真部流はいつか書こうとは
思っていましたが、将棋世界などで
取り上げられていますので、
後回しさせて下さい。
いずれ時間のある時に記事にしたいと思います。
二枚銀急戦ですが、丁度記事を書いているところです。
お楽しみに。^-^