今日は実家にいるので久々にインターネットを利用できます。^^
と言う訳で、ご無沙汰のブログ更新です。^-^
突然ですが、皆様がゴキゲン中飛車と出会ったきっかけは何ですか?
私の場合は、中学生の時に親と行った京急将棋祭りです。
将棋グッズの売り場でうろちょろしていると、
異彩を放つネーミングの一冊の本に目が止まりました。
ゴキゲン中飛車戦法…、将棋らしくない名前だな…。(笑)
当時は藤井システム全盛の時で、「皆と一緒ではつまらない。」の思いから、
升田式石田流やB級戦法を使っていました。
表紙の5五で威張っている飛車を見て、一目で気に入ってしまい、
親にねだって買ってもらったのがきっかけです。
この戦法で独自の路線を歩もう!と決意した瞬間です。
その後、中学を卒業して将棋から6年程遠ざかりましたが、
友達から紹介された無料ゲームサイトで将棋に再び出会い再開。
そして、ゴキゲン中飛車がメジャー戦法になっていて大変驚きました。^^
今では、後手番の主流となり研究する喜びを感じています。^-^
私のこのサイトを見て、一人でも多くの人がゴキゲン中飛車を指す
きっかけにしてくれる事を願っています^^
**********************************************************************
さて、今回は今やゴキゲン党の脅威となっている
▲3七銀急戦の超速攻を取り上げたいと思います。
以前にもゴキゲン中飛車▲3七銀急戦【超速攻の狙い】で述べましたが、
居飛車側の狙いは、超速攻から一気の決着と、△4四銀の相殺には持久戦に持ち込む事にあります。
今のところ居飛車の急戦が上手くいっているので持久戦は少ないですが、
急戦が行き詰れば持久戦も増える事でしょう。
ゴキゲン側の対策では、参考図の様に金で2・3筋に備えるのが主流です。
しかし、早めに金を上がると居飛車が持久戦に持ち込んできたら
固さ負け=作戦負けにつながる恐れがあります。
そこで今回からは、私が独自に考案した構想を披露したいと思います。^-^
石田流を指す人にはしっくり来ると思うので、ぜひ試してみて欲しいです。^^
テーマ図15からの指し手
△6二玉▲3七銀△7二玉▲4六銀△4二銀(途中図)
▲7八玉△5四飛(テーマ図21)
◇升田式石田流の応用
途中図の△4二銀は欲張った手で、相手が急戦で来るまで金を4一で保留する狙いです。
居飛車側としても咎めたくなるのが人情で、▲4五銀と突進してくる事も考えられます。
以下、△3二金▲3四銀△2二角▲2四歩△同歩▲同飛△5四飛▲3五歩
△3三歩▲2三銀成△2四飛▲同成銀△2八飛(A図)で優勢です。
すぐの仕掛けは決まらないので、先手は一旦▲7八玉として
▲6八銀~▲4五銀を狙います。
これは先日のC級1組▲長岡四段vs△及川四段の将棋に近くなるでしょう。
しかし、その仕掛けに合流する事はありません。
△5四飛(テーマ図21)が私の考案した新構想で、狙いは升田式石田流と同じ
△7四飛~△7六飛。
テーマ図21はプロの実践例も無いと思います。
先手も7六歩を取られると角筋を遮断されてしまうので守る必要があります。
テーマ図21からは2通りの受け方が考えられ、
①▲6八銀△7四飛▲7七銀(テーマ図22)と、
②▲6八金△7四飛▲7七金(テーマ図23)です。
テーマ図22は銀で受ける最も自然な一着ですが、一時的に角銀が釘付けになります。
対するテーマ図23は、金で受ける事で玉の守りは薄くなりますが、
力強く▲6六金と上がって飛車に圧力を掛ける事が出来ます。
今回は、誰でも指してきそうなテーマ図22に絞って解説します。
テーマ図22からの指し手
△5三銀(第1図)
◇△5三銀はボランチ
△5三銀と上がってゴキゲン側は迎撃態勢完了。
この銀は、サッカーに例えるとボランチで、中央の守りを厚くする役目と、
△5四銀~△6五銀のドリブルも狙っています。
銀が4二から去る事で角の引き場所が出来ているのも大きいのです。
ここで居飛車側にはすぐに角頭を狙って仕掛ける選択肢があります。
この構想の肝となる変化なので、掘り下げていきましょう。
第1図からの指し手①
▲3五歩△5一角▲3四歩△同飛(第2図)
◇飛角銀の連係プレー
▲3五歩に△同歩と取ってはいけません。
銀を5段目に進出させては攻めに勢いを与えてしまいます。
私の第1号局でも取ってしまい、収拾が付かなくなってしまいました。^^;
ここは△5一角と引いて当たりを避けるのが賢明で、
取り込んでもらい、飛車を転換するのが良いでしょう。
これも△5三銀と上がっていたからこその指し方です。
第2図は手が広く、
①▲3五歩
②▲5五銀
③▲6六銀
などが考えられます。
まずは、①▲3五歩から掘り下げていきます。
第2図からの指し手①
▲3五歩△3二飛▲6六銀△8二玉▲5五銀左△5四歩(第3図)
◇カウンターを狙って引き付ける
①▲3五歩には、角を引いた効果で飛車の引き場所が出来ています。
▲6六銀には一度△8二玉としてタイミングを計るのがミソで、
すぐに△4四銀では▲5五銀左△3五銀▲同銀△同飛▲4六銀(B図)で、
技を掛けられてしまいます。(飛香両取り)
▲5五銀左と取り込んでもらって△5四歩と追い返すのが正しい受け方です。
第3図でも分岐があり、
①▲6六銀と
②▲5四同銀が考えられます。
まずは、①▲6六銀から。
第3図からの指し手①
▲6六銀△4四銀▲3八飛△6二角▲5六歩△3五銀▲5七銀左△4六銀
▲3二飛成△同金▲4六歩△3三歩(第4図)=後手有利
▲6六銀は自然ですが、△4四銀~△6二角で数で後手が上回ります。
▲5六歩は油断ならぬ手で、すぐに仕掛けなければ▲7九角で受かってしまいます。
飛銀同士の総交換となった第4図は、飛車の打ち込みに強い後手に分があるでしょう。
次は、第3図から過激に②▲5四同銀です。
第3図からの指し手②
▲5四同銀△同銀▲1一角成△3三角▲同馬△同桂▲2四歩△同歩▲同飛
△4五銀▲2一飛成△3一歩▲4五銀△同桂▲4六銀△4四角▲7七角
△2二飛▲同龍△同角▲同角成△2八飛▲5八金右△2二飛成(第5図)
◇変化は多く優劣不明
過激な②▲5四同銀ですが、先後共に変化できる箇所が多く、
例えば△3三角に対して▲2一馬もありそうですし、
▲2四歩では▲3四歩もあるところで、△2五桂▲同飛△1四角(C図)
の進行が予想されます。
ここでも飛車の逃げ場は3箇所あり、どれも難しい戦いです。
今度時間があるときに、この変化を詳しく掘り下げてみたいと思います。
次に、第2図に戻って②▲5五銀を見て行きます。
第2図からの指し手②
▲5五銀△8二玉▲4六銀△4四銀▲6八銀△3三桂▲3五歩△同銀▲同銀
△同飛▲2四歩△3六飛(第6図)
◇飛車の単独潜入
①▲3五歩は、打った歩がそのまま負担になったなので、
単純に②▲5五銀と歩を取るのもあるでしょう。
▲4六銀は今度こそ▲3五歩と打ってくるので、△4四銀と応援を送ります。
▲6八銀と角筋を通されたので、△3三桂と遮断。
窮屈な飛車を狙って▲3五歩から総交換して▲2四歩が決まった様に見えます。
しかし、ここで△3六飛が好手で、▲2三歩成は△2七歩▲同飛△2六歩
▲2八飛△2五桂(D図)と飛車を抑え込み後手が指せます。
そこで、第6図では▲3七歩が最有力ですが、△7六飛と転換する事が出来、
▲7七銀△7五飛▲2三歩成△2五飛▲同飛△同桂▲2八飛△2七歩▲同飛
△2六歩▲同飛△3七桂不成▲同桂△1五角(E図)でどうでしょう。
以下、難しい戦いが続くと予想されます。
E図以下の変化もいづれ深く掘り下げる予定です。
最後に、第2図から③▲6六銀です。
第2図からの指し手③
▲6六銀△8二玉▲5五銀左△5四歩▲6六銀△4四銀▲5六歩△3七桂
▲5六歩△7二銀▲3五歩△同銀▲同銀△同飛▲2四歩△2五飛▲同飛
△同桂▲2八飛△2四歩▲1一角成△5二金左▲2六歩△3七桂成▲同桂
△3六歩▲4五桂△3七歩成▲1八飛△2九飛▲3九銀△3八歩(第7図)
◇最難関の▲6六銀
最後に③▲6六銀ですが、▲3五歩を保留したまま▲5六歩が突けるのが
今までとの違いです。
角を成りこまれてしまうのは気持ち悪いのですが、後手も桂のタダ捨てから
手を作れるますし、美濃囲いも壁陣なのでやれるでしょう。
しかし、まだまだ手は眠っていそうです。
例えば、△7二銀と美濃囲いを完成させたところで、△1二香なんかもありそうです。
さらに良くする変化を見つける事が今後の研究として、今回は終えたいと思います。
**********************************************************************
将棋世界 2010年 04月号で勝又清和六段の連載している「突き抜ける現代将棋」で
ゴキゲン中飛車が取り上げられていましたね。^-^
今回は急戦編で、二枚銀急戦、▲3七銀急戦、▲5八金右超急戦が載っていました。
▲3七銀急戦は当ブログでも取り上げていた変化も載っていました。^^
しかし、さすがは勝又教授。
プロの目線でなければ気付かなかった変化が載っていて参考になりました。
皆様も購入して手元に置いておく事をオススメします。^-^
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囲碁・将棋チャンネルはスカパー!
と言う訳で、ご無沙汰のブログ更新です。^-^
突然ですが、皆様がゴキゲン中飛車と出会ったきっかけは何ですか?
私の場合は、中学生の時に親と行った京急将棋祭りです。
将棋グッズの売り場でうろちょろしていると、
異彩を放つネーミングの一冊の本に目が止まりました。
ゴキゲン中飛車戦法…、将棋らしくない名前だな…。(笑)
当時は藤井システム全盛の時で、「皆と一緒ではつまらない。」の思いから、
升田式石田流やB級戦法を使っていました。
表紙の5五で威張っている飛車を見て、一目で気に入ってしまい、
親にねだって買ってもらったのがきっかけです。
この戦法で独自の路線を歩もう!と決意した瞬間です。
その後、中学を卒業して将棋から6年程遠ざかりましたが、
友達から紹介された無料ゲームサイトで将棋に再び出会い再開。
そして、ゴキゲン中飛車がメジャー戦法になっていて大変驚きました。^^
今では、後手番の主流となり研究する喜びを感じています。^-^
私のこのサイトを見て、一人でも多くの人がゴキゲン中飛車を指す
きっかけにしてくれる事を願っています^^
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さて、今回は今やゴキゲン党の脅威となっている
▲3七銀急戦の超速攻を取り上げたいと思います。
以前にもゴキゲン中飛車▲3七銀急戦【超速攻の狙い】で述べましたが、
居飛車側の狙いは、超速攻から一気の決着と、△4四銀の相殺には持久戦に持ち込む事にあります。
今のところ居飛車の急戦が上手くいっているので持久戦は少ないですが、
急戦が行き詰れば持久戦も増える事でしょう。
ゴキゲン側の対策では、参考図の様に金で2・3筋に備えるのが主流です。
しかし、早めに金を上がると居飛車が持久戦に持ち込んできたら
固さ負け=作戦負けにつながる恐れがあります。
そこで今回からは、私が独自に考案した構想を披露したいと思います。^-^
石田流を指す人にはしっくり来ると思うので、ぜひ試してみて欲しいです。^^
テーマ図15からの指し手
△6二玉▲3七銀△7二玉▲4六銀△4二銀(途中図)
▲7八玉△5四飛(テーマ図21)
◇升田式石田流の応用
途中図の△4二銀は欲張った手で、相手が急戦で来るまで金を4一で保留する狙いです。
居飛車側としても咎めたくなるのが人情で、▲4五銀と突進してくる事も考えられます。
以下、△3二金▲3四銀△2二角▲2四歩△同歩▲同飛△5四飛▲3五歩
△3三歩▲2三銀成△2四飛▲同成銀△2八飛(A図)で優勢です。
すぐの仕掛けは決まらないので、先手は一旦▲7八玉として
▲6八銀~▲4五銀を狙います。
これは先日のC級1組▲長岡四段vs△及川四段の将棋に近くなるでしょう。
しかし、その仕掛けに合流する事はありません。
△5四飛(テーマ図21)が私の考案した新構想で、狙いは升田式石田流と同じ
△7四飛~△7六飛。
テーマ図21はプロの実践例も無いと思います。
先手も7六歩を取られると角筋を遮断されてしまうので守る必要があります。
テーマ図21からは2通りの受け方が考えられ、
①▲6八銀△7四飛▲7七銀(テーマ図22)と、
②▲6八金△7四飛▲7七金(テーマ図23)です。
テーマ図22は銀で受ける最も自然な一着ですが、一時的に角銀が釘付けになります。
対するテーマ図23は、金で受ける事で玉の守りは薄くなりますが、
力強く▲6六金と上がって飛車に圧力を掛ける事が出来ます。
今回は、誰でも指してきそうなテーマ図22に絞って解説します。
テーマ図22からの指し手
△5三銀(第1図)
◇△5三銀はボランチ
△5三銀と上がってゴキゲン側は迎撃態勢完了。
この銀は、サッカーに例えるとボランチで、中央の守りを厚くする役目と、
△5四銀~△6五銀のドリブルも狙っています。
銀が4二から去る事で角の引き場所が出来ているのも大きいのです。
ここで居飛車側にはすぐに角頭を狙って仕掛ける選択肢があります。
この構想の肝となる変化なので、掘り下げていきましょう。
第1図からの指し手①
▲3五歩△5一角▲3四歩△同飛(第2図)
◇飛角銀の連係プレー
▲3五歩に△同歩と取ってはいけません。
銀を5段目に進出させては攻めに勢いを与えてしまいます。
私の第1号局でも取ってしまい、収拾が付かなくなってしまいました。^^;
ここは△5一角と引いて当たりを避けるのが賢明で、
取り込んでもらい、飛車を転換するのが良いでしょう。
これも△5三銀と上がっていたからこその指し方です。
第2図は手が広く、
①▲3五歩
②▲5五銀
③▲6六銀
などが考えられます。
まずは、①▲3五歩から掘り下げていきます。
第2図からの指し手①
▲3五歩△3二飛▲6六銀△8二玉▲5五銀左△5四歩(第3図)
◇カウンターを狙って引き付ける
①▲3五歩には、角を引いた効果で飛車の引き場所が出来ています。
▲6六銀には一度△8二玉としてタイミングを計るのがミソで、
すぐに△4四銀では▲5五銀左△3五銀▲同銀△同飛▲4六銀(B図)で、
技を掛けられてしまいます。(飛香両取り)
▲5五銀左と取り込んでもらって△5四歩と追い返すのが正しい受け方です。
第3図でも分岐があり、
①▲6六銀と
②▲5四同銀が考えられます。
まずは、①▲6六銀から。
第3図からの指し手①
▲6六銀△4四銀▲3八飛△6二角▲5六歩△3五銀▲5七銀左△4六銀
▲3二飛成△同金▲4六歩△3三歩(第4図)=後手有利
▲6六銀は自然ですが、△4四銀~△6二角で数で後手が上回ります。
▲5六歩は油断ならぬ手で、すぐに仕掛けなければ▲7九角で受かってしまいます。
飛銀同士の総交換となった第4図は、飛車の打ち込みに強い後手に分があるでしょう。
次は、第3図から過激に②▲5四同銀です。
第3図からの指し手②
▲5四同銀△同銀▲1一角成△3三角▲同馬△同桂▲2四歩△同歩▲同飛
△4五銀▲2一飛成△3一歩▲4五銀△同桂▲4六銀△4四角▲7七角
△2二飛▲同龍△同角▲同角成△2八飛▲5八金右△2二飛成(第5図)
◇変化は多く優劣不明
過激な②▲5四同銀ですが、先後共に変化できる箇所が多く、
例えば△3三角に対して▲2一馬もありそうですし、
▲2四歩では▲3四歩もあるところで、△2五桂▲同飛△1四角(C図)
の進行が予想されます。
ここでも飛車の逃げ場は3箇所あり、どれも難しい戦いです。
今度時間があるときに、この変化を詳しく掘り下げてみたいと思います。
次に、第2図に戻って②▲5五銀を見て行きます。
第2図からの指し手②
▲5五銀△8二玉▲4六銀△4四銀▲6八銀△3三桂▲3五歩△同銀▲同銀
△同飛▲2四歩△3六飛(第6図)
◇飛車の単独潜入
①▲3五歩は、打った歩がそのまま負担になったなので、
単純に②▲5五銀と歩を取るのもあるでしょう。
▲4六銀は今度こそ▲3五歩と打ってくるので、△4四銀と応援を送ります。
▲6八銀と角筋を通されたので、△3三桂と遮断。
窮屈な飛車を狙って▲3五歩から総交換して▲2四歩が決まった様に見えます。
しかし、ここで△3六飛が好手で、▲2三歩成は△2七歩▲同飛△2六歩
▲2八飛△2五桂(D図)と飛車を抑え込み後手が指せます。
そこで、第6図では▲3七歩が最有力ですが、△7六飛と転換する事が出来、
▲7七銀△7五飛▲2三歩成△2五飛▲同飛△同桂▲2八飛△2七歩▲同飛
△2六歩▲同飛△3七桂不成▲同桂△1五角(E図)でどうでしょう。
以下、難しい戦いが続くと予想されます。
E図以下の変化もいづれ深く掘り下げる予定です。
最後に、第2図から③▲6六銀です。
第2図からの指し手③
▲6六銀△8二玉▲5五銀左△5四歩▲6六銀△4四銀▲5六歩△3七桂
▲5六歩△7二銀▲3五歩△同銀▲同銀△同飛▲2四歩△2五飛▲同飛
△同桂▲2八飛△2四歩▲1一角成△5二金左▲2六歩△3七桂成▲同桂
△3六歩▲4五桂△3七歩成▲1八飛△2九飛▲3九銀△3八歩(第7図)
◇最難関の▲6六銀
最後に③▲6六銀ですが、▲3五歩を保留したまま▲5六歩が突けるのが
今までとの違いです。
角を成りこまれてしまうのは気持ち悪いのですが、後手も桂のタダ捨てから
手を作れるますし、美濃囲いも壁陣なのでやれるでしょう。
しかし、まだまだ手は眠っていそうです。
例えば、△7二銀と美濃囲いを完成させたところで、△1二香なんかもありそうです。
さらに良くする変化を見つける事が今後の研究として、今回は終えたいと思います。
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将棋世界 2010年 04月号で勝又清和六段の連載している「突き抜ける現代将棋」で
ゴキゲン中飛車が取り上げられていましたね。^-^
今回は急戦編で、二枚銀急戦、▲3七銀急戦、▲5八金右超急戦が載っていました。
▲3七銀急戦は当ブログでも取り上げていた変化も載っていました。^^
しかし、さすがは勝又教授。
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ためになりそうなサイトですね^^
さっそくですが疑問があります
テーマ22図からの
【第3図からの指し手①
▲6六銀△4四銀▲3八飛△6二角▲5六歩△3五銀▲5七銀左△4六銀
▲3二飛成△同金▲4六歩△3三歩(第4図)=後手有利】
と なっておりますが△6二角のとき
▲6五銀(▲3四歩)とされると
中飛車側が不利に見えます
どうか 御解答 願います☆
▲6五銀と▲3四歩ですか、参考になります。
すぐに良い手が浮かばないので、
これから詳しく検討してみます。
どうもありがとうございます。^-^
友達からいいサイトだといわれてみました^^
よろしくです。
コメントありがとうございます。
第1図から▲6六歩としてくれば持久戦になるので
△8二玉▲5八金右△7二金▲6七金として、
①△6二銀引と固めてカウンター狙いに徹し、
隙あらば穴熊への組換えを狙うのが良いかと思います。
例えば、ここで▲3五歩なら△同歩▲同銀△4二角
▲2四歩△同歩▲2二歩△3三桂▲2一歩成
△5三角で受けになると思います。
金銀がこれだけ自玉に寄せられれば、
仮に2・3筋を突破されても駒を渡さずに
寄せるのは容易でない為、
駒を貰って反撃する楽しみもあるでしょう。
同じ様でも、②△4四銀は▲3七桂~▲4五銀と
ぶつけられるのでおススメできません。